まずは検索した中で一番字数が多い北陸放送のニュースを紹介する。
来年春の知事選挙をめぐって、自民党県連の馳浩会長は11日、岡田直樹参院議員が知事選に立候補する意思を示していることを明らかにしました。
自民党県連は11日、役員会や議員協議会など相次いで会合を開き、この中で、馳会長から岡田氏の名前が示されました。
馳会長によりますと岡田氏から立候補の意思を伝えられたのは数日前で、今月17日の県連の総務会で自らの考えを伝えたいと話しているということです。
馳会長はあくまで岡田氏の決意表明であり出馬表明ではないことを強調しました。
自民党県連では三役らが上京し、あすにも岡田氏に意向を確認することになりました。
石田忠夫県連幹事長は「自民党県連が割れることを一番心配している」と述べました。
一方、自民党県連に推薦願いを提出している現職の谷本知事は11日午前、記者団に対し「私は推薦をお願いしている身で見守るしかない」と語りました。
岡田氏に立候補を求める声は主戦論を唱える自民党金沢支部を中心にこの週末から高まりを見せていて、金沢支部や小松支部や能美支部の一部の議員が岡田氏に出馬するよう求めていました。
こうしたメンバーが11日朝、自民党県連の会合前に一堂に集まり、馳会長に独自候補の擁立を要請しました。
こうした自民党県連内の動きに対し岡田氏は11日午後、北陸放送の取材に対し「態度を決めたわけではない。色々な人とも相談しなければならず、それまでは熟慮したい」と述べ、今後、県連役員会などの場で態度を明らかにする考えを示しました。
しかし主戦論の自民党県議や市議の中には、自らのブログで火ぶたは切られたと支援者に訴える内容もみられます。
片や自民党内部には谷本氏の6選支持の声も根強く「岡田氏が出馬表明すれば分裂選挙になる」との見方をする県議もおり、知事選挙をめぐる政局は一気に緊迫の度合いを増しています。
2013年11月11日(月)19:40
いきなり飛び込んできた岡田直樹参議院議員の知事選立候補の意思。
谷本vs.岡田となれば1994年の谷本vs.石川の選挙以来の激戦になるのは必至。
しかも1991年の中西vs.杉山の選挙以来の自民党分裂選挙の可能性も出てきた。
分裂なら公明はどっちにつく?
民主勢力の中でも多選批判のグループは岡田支持?それとも第3の候補を模索?
谷本知事のスタンスも「両足揃えて自民党」から「片足は非自民+連合石川」の94年選挙の支持勢力に戻る?
などなど選挙戦に思いめぐらし、おまけに8月9日の私のブログ「「県政石川」の知事選は終わった・・・かな」について、お詫びと訂正をさっそく書かなきゃいけないかな、なんてことも頭をよぎる。
国会議員の名前が出たんだから、途中で下げるなんて大恥かかせることはないだろう。まして岡田氏の名が出るということは森元総理も了承済みで、国会議員団だけでなく少なくとも金沢・加賀地域の県議の内諾も得ているものとニュースを聞いた途端、思い込んでしまったが、どうもまだ視界不良。どうやら早とちりだったようだ。
自民党県連の司令塔・福村章県議の憤慨した様子を見れば、事前の了解がなかったことは間違いない。石田幹事長も県連の分裂を心配する。
さて、岡田氏出馬までこぎつけるのか。途中で沈没か。
この先の占いをするつもりはないが、なぜ自民党内でこんな「混乱」が噴出したのか、ということにはいささか興味がある。
森元首相の引退で県連の重しがなくなり、国会議員団の存在の軽さ、力量の無さが露呈した感じもする。
いや、そうではなく、県内での巨大政治勢力となった余裕(油断?)の表れかもしれない。
なにしろ県連が分裂したところで国会議員がすべて自民党であることに変わりはない。県議会をみても自民党は第二会派である県政石川議員会の6倍、第3会派の清風・連帯の3人が連携してもまだ7人だから、分裂しても自民党の天下に変わりはない。
稚拙なのか余裕なのかわからないが、久しぶりの「政局」も、相変わらずの県民不在政治の繰り返しだけは間違いなさそうだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
知事選に岡田参院議員が出馬意思
来年春の知事選挙をめぐって、自民党県連の馳浩会長は11日、岡田直樹参院議員が知事選に立候補する意思を示していることを明らかにしました。
自民党県連は11日、役員会や議員協議会など相次いで会合を開き、この中で、馳会長から岡田氏の名前が示されました。
馳会長によりますと岡田氏から立候補の意思を伝えられたのは数日前で、今月17日の県連の総務会で自らの考えを伝えたいと話しているということです。
馳会長はあくまで岡田氏の決意表明であり出馬表明ではないことを強調しました。
自民党県連では三役らが上京し、あすにも岡田氏に意向を確認することになりました。
石田忠夫県連幹事長は「自民党県連が割れることを一番心配している」と述べました。
一方、自民党県連に推薦願いを提出している現職の谷本知事は11日午前、記者団に対し「私は推薦をお願いしている身で見守るしかない」と語りました。
岡田氏に立候補を求める声は主戦論を唱える自民党金沢支部を中心にこの週末から高まりを見せていて、金沢支部や小松支部や能美支部の一部の議員が岡田氏に出馬するよう求めていました。
こうしたメンバーが11日朝、自民党県連の会合前に一堂に集まり、馳会長に独自候補の擁立を要請しました。
こうした自民党県連内の動きに対し岡田氏は11日午後、北陸放送の取材に対し「態度を決めたわけではない。色々な人とも相談しなければならず、それまでは熟慮したい」と述べ、今後、県連役員会などの場で態度を明らかにする考えを示しました。
しかし主戦論の自民党県議や市議の中には、自らのブログで火ぶたは切られたと支援者に訴える内容もみられます。
片や自民党内部には谷本氏の6選支持の声も根強く「岡田氏が出馬表明すれば分裂選挙になる」との見方をする県議もおり、知事選挙をめぐる政局は一気に緊迫の度合いを増しています。
2013年11月11日(月)19:40
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いきなり飛び込んできた岡田直樹参議院議員の知事選立候補の意思。
谷本vs.岡田となれば1994年の谷本vs.石川の選挙以来の激戦になるのは必至。
しかも1991年の中西vs.杉山の選挙以来の自民党分裂選挙の可能性も出てきた。
分裂なら公明はどっちにつく?
民主勢力の中でも多選批判のグループは岡田支持?それとも第3の候補を模索?
谷本知事のスタンスも「両足揃えて自民党」から「片足は非自民+連合石川」の94年選挙の支持勢力に戻る?
などなど選挙戦に思いめぐらし、おまけに8月9日の私のブログ「「県政石川」の知事選は終わった・・・かな」について、お詫びと訂正をさっそく書かなきゃいけないかな、なんてことも頭をよぎる。
国会議員の名前が出たんだから、途中で下げるなんて大恥かかせることはないだろう。まして岡田氏の名が出るということは森元総理も了承済みで、国会議員団だけでなく少なくとも金沢・加賀地域の県議の内諾も得ているものとニュースを聞いた途端、思い込んでしまったが、どうもまだ視界不良。どうやら早とちりだったようだ。
自民党県連の司令塔・福村章県議の憤慨した様子を見れば、事前の了解がなかったことは間違いない。石田幹事長も県連の分裂を心配する。
さて、岡田氏出馬までこぎつけるのか。途中で沈没か。
この先の占いをするつもりはないが、なぜ自民党内でこんな「混乱」が噴出したのか、ということにはいささか興味がある。
森元首相の引退で県連の重しがなくなり、国会議員団の存在の軽さ、力量の無さが露呈した感じもする。
いや、そうではなく、県内での巨大政治勢力となった余裕(油断?)の表れかもしれない。
なにしろ県連が分裂したところで国会議員がすべて自民党であることに変わりはない。県議会をみても自民党は第二会派である県政石川議員会の6倍、第3会派の清風・連帯の3人が連携してもまだ7人だから、分裂しても自民党の天下に変わりはない。
稚拙なのか余裕なのかわからないが、久しぶりの「政局」も、相変わらずの県民不在政治の繰り返しだけは間違いなさそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます