最近チェックしていなかったが北陸電力の広報紙、というか自称「暮らしの『快適・素敵』を応援する、北陸電力からの生活情報誌えるふぷらざ」が新聞の折り込みに入っていたのでぱらぱらとめくってみる。
表紙は高岡市出身のリオ五輪金メダリスト登坂絵莉さん、ページをめくると登坂さんのインタビュー記事や原発をさらりとPRするマンガコーナー、料理のレシピがあり、最後のページがこれ。
「北陸電力見学会」とある。
志賀原発見学ではなく北陸電力見学ってことは、いつも申し入れに行ってもロビーで追い返される北電本店や石川支店のビルでも見学させてくれるのかと一瞬期待したが、やっぱり志賀原発の視察案内だ。
北電の志賀太陽光発電所と志賀原発のセットの視察だから、「北陸電力」見学会ということか。
もっとも北電にとって自社の太陽光発電所の位置づけは、わが社は自然エネルギーにも取り組んでいますというポーズのための施設ではない。
太陽光発電所もずばり原発PR施設として位置づけられているのだ。
「アッと驚くメガソーラーの役割 北電・永原会長の放言」(2012年2月2日ブログ)を参照いただきたい。
その後、見解が変わったとも聞いていない。
それはともかく、この見学会なかなかの人気らしい。
その理由はやっぱりプランと価格だろう。
昼食はコースによって違うが、志賀町内のビストロイグレック、ファーマーズレストラン香能の丘、海の丘俱楽部、能登すしの庄信寿し、そして渤海。
それぞれ魅力的だが、いずれも私は行ったことなし。
視察ではなく機会があったらぜひ行ってみたいと思う。
そして価格。
例えば「コース番号春55」は、能登すしの庄信寿しのランチ「すしの重 里海」は2600円だが、参加費1500円。
「コース番号春57」は、ファーマーズレストラン香能の丘のバイキング2000円と能登島水族館入館料は1850円込みで参加費大人2000円。
もちろんバス代込みである。
ふるさと納税ほどではないが、2000円の自己負担で5000円程度は返ってくるお得感がなにより魅力だろう。
一時は控えていた志賀原発の視察受け入れも今ではすっかり復活。
北電は再稼働を決して諦めてはいない。
ところで視察用の施設「アリス館志賀」はどのコースにも入っていない。
見学会参加者も常連さんが増えて、飽きられた?
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