ブログ仙岩

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常磐線試験除染と四季

2015-10-21 09:43:14 | エッセイ
今日21日、旧9日の上弦の月、空も高く澄み渡り何をするにも快適な気候である。しかし温暖化の影響か、北海道では2度も台風の影響を受け、秋サケの8割を占める漁がイクラの不足につながっているとか。

陸地に恵まれた北半球に9割の人類が生活するから、生産と消費が大量の二酸化炭素を吐き出す。先進国だけが排出量の義務を負う京都議定書から、すべての国でも義務を果たすべきであるという温暖化防止会議が急がれる。

また、昨夜のはまなかあいづのテレビで、常磐線大野駅周辺の線路の試験除染の様子を見た。

どうして唐鍬であんなにも丁寧に表面の土を剥ぎ取り、袋詰めしているのかと疑問の目で眺めていた。6号国道、常磐道が開通しているのに、水で洗い試験走行して、被ばく線量値を測定してからでもいいのではと思う。

作業員は防護服を着て、さわやかな気候でも大分暑いのではと察する。18μSv/hから4μSv/hに下がったと報じていた。

ならば、常磐道では4.6μSv/hで利用しているから、望みに拍車がかかる。一日でも早く常磐線全線開通を望む一人である。