ブログ仙岩

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ブドウ畑で寝そべって、ワイナリーオーナー玉村豊男

2016-07-30 05:49:41 | エッセイ
今朝4/7長野での急に小雪が舞い散る農園でのインタビュートーク、エッセイスト玉村豊男氏のトークを聞いた。自分の体のために、長野へもう25年になり、70過ぎて半年と。


東京都杉並区に、画家玉村方久斗の末子として1945年生まれ、東京大学仏文科を卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に2年間留学。通訳、翻訳業をへて、文筆業へというプロヒール。

パリ 旅の雑学ノート、料理の四面体の刊行エッセイストの地位を築く。が、体を悪くして軽井沢町で生活。その後、病を得たのを機に高校以来中断していた絵画制作を87年より再開し、長野県上田市の原画廊で初個展。カメラ嫌いだが、風景の絵のために撮影、花や植物は実物を見て描くと。

1991年長野東部町に移住し、健康のため空気のきれいなところで、桑畑であった農地を妻と開墾して野菜つくりから始めたが、ハーブや西洋野菜を栽培する農園に、500本ブドウ畑に果実酒製造免許を取得し、 ワイナリーをオープンし、観光地になったと。

毎日妻とワイン1本頂き、妻は1/3で私は2/3飲んでいると。ブドウは人生と同じ寿命、でも20年過ぎると生りが少なくなるが、老木は美味しいぶどうからワインができると。

また、犬を飼っているが、以前は5,6匹いたが、自分も年を取り面倒見る人がいなくては可哀想と、今は柴犬1匹という。

日本ワイン農業研究所を創立、ワイナリーで栽培醸造経営講座「千曲川ワインアカデミー」を開き、『田園の快楽』『田舎暮らしのできる人 できない人』『100本のボルドーワインのための100皿の料理』『今日よりよいあすはない』など著書がある。