ブログ仙岩

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今朝の地震と漱石生誕150年

2017-01-05 08:32:48 | エッセイ
未明0:44大きな地震の揺れで目が覚めた。震源地北緯36.9、東経141.0から、四倉から南22㎞、小名浜三崎公園から、わずか南東に7kmの沖、深さ60km、M5.3で、ラジオ聴きながら揺れのおさまるのを待った。

2:35四倉東37km沖、深さ20km、M4.2は薄々気づいた。しかし、2:53四倉東37km沖、深さ30km、M5.8は大きく完全に目が覚めた。携帯の緊急地震情報はならなかった。

4時から、孫娘エッセイスト半藤末利子氏の「生誕150年孫娘が語る漱石一家」を聞いた。

岩波の漱石全集全16巻が手元にあるが、1巻が「吾輩は猫である」、2巻は短編小説集、「倫敦塔、坊ちゃん、草枕など11篇」・・・。学生時代に求めた新書版と違って、A5の拡大版で大変読みやすい。

東大卒業後、松山中など教師を経て、イギリスへ留学、東大で講師、坊ちゃんなど発表している。

神経症の病気で、優しい人なのだが、怒ったりの病気とあきらめていたと語る。孫の母、漱石の娘は出入りする菊地さんは浮気型で生活に慣れていて嫌いであり、新潟の田舎から出て来た方が純朴で好きでも、好きと言えない母であった。それが父で、文学にのめり込んだと。

そして、祖父漱石は、相手の方を「あんた」というと、「あなた」というように強く教えられた。寝る前には、母は「お父様おやすみなさい」とあいさつするように躾けられたという。あとはウトウトしてしまった。