ブログ仙岩

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試験操業魚97種が対象魚に

2017-01-29 09:02:19 | エッセイ
今朝の福島民報あぶくま抄、エイの一種であるカスペはカニのような食感で軟骨まで美味しい。今の季節翌日の煮凍りが旨い。ゼラチン質の塊を熱々のご飯に載せ、溶けないうちに頂く。これはまさに寒のうちに頂く醍醐味である。

震災前、請戸漁港に水揚げされた。請戸沖は地魚の宝庫で、アイナメ、クロガラ、ドンコなど多種の魚が水揚げされた。

地震と津波で壊滅的な被害を受けた請戸漁港は少しずつ復旧が進んでいる。94種の試験操業にイシガレイなど3種が加わって、来月から、97種が操業の対象魚になる。先日福島県沖での魚には基準値を超えるものはゼロとお知らせしている。

川魚でも研究者からの報告では、水質には放射能物質に問題はないが、事故後に生まれた魚には、セシウムが腸から検出されたと。川底の餌に放射能物質が付着していることも確認されている。安心して食べられる魚操業制限がゼロになって欲しいものである。