ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

震災関連死で自殺に歯止めかからず

2014-06-22 08:44:32 | 日記
震災関連死、岩手441人、宮城889人、福島1704人と福島が突出している。最近のテレビ放映で、中通りの仮設住宅で孤独死が2度あった。

仮設住宅は2年がリミットであるが、もう4年目に入っている。長引く仮設生活で、広い住宅に住みたいがその建設がままならない。特に、いつ戻れるか分からない原発事故に伴う避難地域の関連死は1500人以上であるという。

また、内閣府が20日福島市で開いた被災地三県合同の初の自殺対策会議で明らかになった。平成23,24,25,26年別に、岩手17,8,4,1=30、宮城22,3,10,1=36、福島10,13,23,8=54と、やはり自殺者でも福島は突出している。(26年は5月末日まで内閣府が警察庁などの情報を基にしたもの)

福島54人の年代別は50代16人、60代11人で30代70代20代と続き、今年は60代が50代より1人多い。原因は健康問題27人、経済生活問題15人、家庭問題8人と続いている。長引く生活が原因で、その対策はコミュニティが問題とホールを活用しているが、高齢者への対策は隣組制度を活用すべきと思っている。

特に福島県の自殺者に歯止めがかかっていないのが現実で、これは震災関連死と認定されてのもので、実際の関連死の自殺者の人数と異なるからもっと増えてくる。そして、最期は金目でしょなどと言われては、暗雲の漂う被災避難者にとって増々先が見えなくなる。元気の出る明るいニュース欲しいなー!

アイリスあやめ属の花菖蒲が見ごろ

2014-06-21 11:12:15 | 日記
会津伊佐須美神社あやめ苑に色鮮やか150種、10万株のあやめが咲きほこり、あやめ祭りが開催と。しかし、今の時期は花菖蒲で、これを会津ではあやめと呼んでいるようだ。

毎年撮影しているいわき市草野沢帯(夏井川河口近く北側)に、民家で田んぼ約2反の広さの花菖蒲が見ごろである。案内板も無く宣伝もしていないから、知る人ぞ知るで、私の大好きな二箭山山並みを背景に色とりどりの花菖蒲が楽しめる。

外見からあやめ、カキツバタ、花菖蒲の見分けはつかない。花弁の外花被片では、5月上中旬山など乾いたところに咲くあやめは網目模様、5月中下旬に水辺に咲くカキツバタは網目模様なしの白い斑紋、6月上~下旬に湿地に咲く花菖蒲は網目模様なしの黄色斑紋がある。葉では、あやめは中央が不明瞭、カキツバタは細い、花菖蒲ははっきりとわかる太いもので、花色はあやめが紫、カキツバタは青紫、紫、白で、花菖蒲は紅紫、紫が主で、白や黄色もある。

あやめ属の植物アイリスは北半球の温帯地方に、200種以上あり、日本には7種が自生し根茎または球根の多年草で、花弁は大きな垂れ下がる外花被片、小さな直か斜の内花被片の各3枚からなっている。葉は細長で縦に伸び、中央脈が不明瞭があやめ、細いものがカキツバタ、目立つものが花菖蒲である。

南相馬市新田川の鮭を守る遠藤利勝さん

2014-06-20 07:58:23 | 日記
昨夜のはま・な・あいづで「忘れない」のテーマで、飯館村から流れる新田川に毎年15000の鮭が遡上する400年以上続くサケ漁に取り組む遠藤利勝(70)さんの姿である。

3年前遠藤さんは大熊から実家の原町へ戻る途中、浪江を過ぎたあたりで、車のラジオから流れる地震緊急情報で車をストップした。が夢中で大きなな揺れかどうかも分からず、相馬4メートルの津波情報から海岸はダメと山道に入り帰宅した。3分後津波が鶏小屋を呑む光景を目にして、鮭の人口飼育施設から20万を13日放流する予定が津波でダメになり、半年後鮭の遡上があり捕獲して放射線量不検出でも風評被害で売れずに終わった。

しかし、遠藤さんは震災津波被害に諦めず、3年後鮭のかまぼこ造りを始め復興へ前進。

以前から新田川の鮭は黄金色のキハダといって粘り気のあるもの、かまぼこには新田川の鮭だけで純粋に造れる自信から取り組んだ。かまぼこの中にはイクラの粒を入れ、金色の鮭かまぼことして販売、近くの仮設の住民には無料で差し上げている。遠藤さんのやる気に感動テレビに映るふくよかなお姿が脳裏から離れない。

ここはふるさと旅するラジオ「福島編」

2014-06-19 08:53:05 | 日記
NHK放送開始80周年記念として、2005年から開始、ミニステージ移動生中継車80ちゃん号は10年目を迎えて3代目の派手な車が、明星大を変更して、昨日いわき市小名浜高校にやって来た。画像は2013.7.15四倉海開きのサンシャインガイド、2013.10.6小名浜いわきサンシャイン・フェスタで海星高校ジャンガラ念仏踊り。

まず、ふるさとメッセージで、いわきサンシャインガイドが、いわきのトマトや梨の農産物、メヒカリなどの海産物、阿弥陀堂や雲雀の苑、二箭山や渓谷などの自然に恵まれた故郷を紹介していた。

そして、小名浜の海星高校ジャンガラ念仏踊りを披露、5年前に立ち上げた教師から、新入生が一人でも練習できる楽譜のようなものがあればとの要望で作り、震災で海星高校が津波に呑まれる光景を避難した小名浜高校から眺めたと。しかし、生徒たちから、海外遠征、国内での演奏で手に豆をつくりながら演奏したという。太鼓と鉦のリズム念仏踊りを披露した。

ジャンガラ念仏踊りは、もともと夏祭りに行われていたが、今はいわき市内100に近い団体で、新盆供養のための邪霊・悪鬼を鎮憮退治する太鼓中心にして、鉦の囃子で踊る田楽の舞踊である。

ふるさとメッセージでは温泉との戦いの石炭産業から、温泉利用の観光へ、いわきオリーブプロジェクトで30の畑に3000本、ハウスに6000本小豆島の応援や埼玉高校生の手伝いで植えつけていると。

16日、福島飯坂のさくらんぼ、17日猪苗代スキー場ゲレンデ逆走マラソン、そして今日19日は都路古道体育館、20日三春まほら交流館から、滝桜大使瀬口侑稀さんゲストで生中継の予定と。