ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

夏井川河口の現状

2016-06-25 08:56:33 | 問題
夏井川河口の現状は写真のように砂で堰き止められ横川と通じて四倉の仁井田川に合流しています。それで、今仁井田川河口は洞門を作っているような大規模工事をしています。

過去には、横川を堰き止め夏井川河口の砂を取り除き流そうと努力しましたが、結果は自然の力には勝てませんでした。6/17夏井川河口新舞子橋の写真です。

いわきの海岸線は殆ど海が見えなくなりました。どうして防波堤を建設して津波対策をするのであろうかと。自然の力を阻止しようとする対策に疑問を呈しています。夏井川河口から海へ流そうと努力しても無駄であった経験が生かされていません。

岩手の「てんでこににげろ」のことが生かされていません。

3.11では裏山に避難して、四倉高校へ避難しようとしても、避難道路がないから、津波が引くまで避難できませんでした。防波堤ができても、いまだにその避難道路ができていません。自然の力に勝とうと思うなかれ!

リオ五輪切符懸け今日陸上開幕

2016-06-24 08:09:58 | エッセイ
昨夜のスポーツ番組でも、男子100mで、桐生選手は11日10秒01をマーク、ライバルの山形選手は5日に10秒06で桐生選手との戦いで今季2勝している。25日の決勝楽しみである。

また、41才の室伏選手は、東京五輪の役員などしているから、もう今回は遠慮するのかと思っていたら、2年ぶりの実践に臨む男子ハンマー投げに挑戦するという。疲労回復も遅くなり、無理すればケガにつながるから、父からのアドバイスや理学療法士の診断も受け参加するという。

また、今朝のあぶくま抄、現在、福島県立橘高教諭山下訓史さんが出した男子三段跳びの日本記録17.15mは破られていないという。訓史さんの長男筑波大4年航平選手は父の記録越えを狙っていると。1ヵ月前関東学生選手権で一気に79㎝も伸ばし、リオ五輪参加標準記録に届いたと。これも楽しみである。

イギリスのEU離脱か残留か大変気になるが・・・・・?

たった一人になったゾウさん

2016-06-23 08:56:13 | エッセイ
男性コーラスグループの草分けダークダックスのマンガさんこと佐々木行(道正)さんが、20日に亡くなったことを昨日の新聞で知った。笑いをとる役回りからマンガさんと呼ばれたという。レコードを聞いてご冥福をお祈りした。

福島県出身(1932)リードテナー佐々木さんは慶大在学中1951年にゾウさんこと東京出身遠山一(1930)さんら3人で男性合唱団を結成、パーテイーで歌を披露したのがきっかけで翌年の1952年に4人組のグループができた。

団体で福島の土湯温泉の宿に泊まった時、土湯讃歌を聞きドーナッツ版のレコードを女将さんから頂いたと思う。

帰宅して、すぐにいわき市平のレコード店から買ったLPレコードのジャケットの写真です。A面、青葉城恋歌、あんな娘がいいな、山の人気者、アンジュリータ、花のメルヘン、つる。B面、山の讃歌、すずらん、銀色の道、山男の歌、土湯讃歌、モスクワ郊外の夕べ。

左のトップテナーのパクさんこと静岡出身高根沢宏(1933)さんは2011年に亡くなり、セカンドテナー佐々木さんが今度亡くなり、バリトンのゲタさん東京出身喜早哲(1930)さんは今年の3月に亡くなり、バスのゾウさんだけになってしまった。

ジャズ、ロシア民謡、童謡、叙情歌など幅広いジャンルで歌い、抜群のハーモニーと品の良さで人気が出た。長い活動グループとしてギネスに登録、81年には芸術選奨文部大臣賞、93年には紫綬褒章を4人で受賞している。

広野川内の仮設住宅

2016-06-22 08:59:44 | エッセイ
昨日は夏至、7/7が小暑、7/22大暑で8/6まで、約1か月ずれて暑さがやってきます。

沖縄が梅雨明けすると、前線が北上九州にかかり今大雨を降らせています。大雨で亡くなった方もいます。熊本ではこの大雨で、泣き面に蜂で、身の安全を心がけてください。

一番早くに避難解除の広野、続いて昨年解除の楢葉、今年は葛尾、そして6/14に残っていた一部の解除で全村が解除川内村では、老人ホームへの入居、学習発表、野菜つくり、小野町との交流道路のトンネル開通など、帰還に向けて復興が進んでいます。

しかし、四倉の仮設住宅には、今も広野町・川内村の入居者が5割と生活しています。写真は今年6/7午後1時50分撮影。

なぜ帰還しないで残っているのか、インフラが整っていないから、隣近所との慣れた生活を続けたい。そして、山林の除染が進んでいないから、放射線量の不安があり若者たちが戻らないなど・・・。

ゴールデンシニアトリオの演奏を聞いて

2016-06-21 08:04:29 | エッセイ
18日かんさい土曜ほっとタイムで、ギネス登録世界最高齢のゴールデンシニアトリオのジャズ演奏を聞いた。感動!

いつも佐藤誠、海原さおりコンビの司会で楽しんでいるが、トリオの年齢合計が251才という。この年齢にふさわしくないさわやかな演奏に驚いた。

ビブラフォンの東京生まれ慶大卒鍋島直昶(90)さん、ピアノの大阪生まれ関西大卒大塚善章(82)さん、ベースの兵庫生まれ関西学院大卒宮本直介(79)さんの3人のメンバーで、7,8,9月と演奏活動が詰まっているという。

45分をしっかり演奏、立っての演奏で捕まりたくなるが・・・、老人会の演奏では若返ると大変好評とか。

お三方には「クスリと孫」は禁句で、音楽、女、ファッションの話で盛り上がっていると。青い靴お履きの方がいたとか。

トリオの演奏は、何んとも言えない親しみがあり、例えば渡辺貞夫のマシュ・ケ・ナダより柔らかな1969由紀さおり&ピンク・マルティーニのマシュ・ケ・ナダ(Mas que nada)を度々聴いているが、これよりもよりしんみりと軟らかく心に伝わってくる。音楽は身も心も若返らせてくれますね。