ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

津波で解散集落に神社再建

2016-09-14 08:55:24 | エッセイ
12日、NHKテレビはまなかあいづで、震災から5年半特集として、南相馬市鹿島区北海老に、津波で流失した「山田神社」が現地で11日竣工式を行った。写真は福島民報。

この集落は昭和10年に、干拓により田んぼができ、山田神社が建てられた。が、3.11の震災で、住民の1/3が犠牲となり、災害危険区域に指定、今年2月集落は解散、人が住めなくなった集落に、5年半ぶりで全国からの支援で、神社が再建された。

見渡す限りの荒れ地に、どうして神社だけが再建されたのだろうと、見ていた。

津波で妻を亡くした氏子総代田中憲一さんは5キロも離れたところで生活、相馬市蒲庭の仮屋殿から4年かけて再建された神社に戻り、巫女が舞い、集落はなくても住民をつなげる神社があれば、ばらばらの住民の故郷が一つになると。感動!

我が家の朝顔

2016-09-12 10:01:43 | エッセイ
昨日11日は震災5年半で請戸地区でも行方不明者の捜索に当たっている。

そんな中で、今朝も秋の花朝顔は元気に2個咲いている。6月4鉢に種蒔きして、発芽しても、一鉢は土が悪く途中ダメになってしまった。しかし、アメリカ朝顔に負けて、たった一本だけの朝顔の対面となっている。強いアメリカ朝顔は3鉢に咲いた。

右巻きのつる性で、葉は広三尖形で細毛があり、花は大きく開いた円錐形で、今年は赤紫だけである。1つの花は,外側からがく5、花弁5、おしべ5、めしべ1をつけ、5枚の漏斗状の花弁は融合している。奈良時代遣唐使が持ち帰ったもの。ヒルガオ科。

今年は台風で花弁はぶらぶらになり、なかなか撮影もできなかったので、玄関の軒下に取り込んでようやく、しっかりと楽しむことができた。毎朝、花の色が、赤が強く出たり、紫が強く、青ぽっくも見えるときがある。虫たちの声の中で元気に咲いている朝顔が明日も楽しみ。

プチ・ナンクロ解答

2016-09-10 09:22:55 | クイズ
9/8プチ・ナンクロクイズの解答「クツワムシ」でした。

バッタ目キリギリス科の昆虫で、オスはガジャガジャと鳴く。童謡「虫の声」

あれまつむしがないている チンチロチンチロチンチロリン あれすずむしもなきだした リンリンリンリンリイリン あきのよながをなきとおす ああおもしろい虫のこえ

きりきりきりきり こおろぎや(きりぎりす) ガジャガジャガジャガジャくつわ虫 あとからうまおいついてくる チョンチョンチョンチョンスイッチョン あきのよながをなきとおす ああおもしろい 虫のこえ

認知症サポーター

2016-09-09 08:39:32 | エッセイ
今朝福島民報「あぶくま抄」に、オレンジ色のリストバンド(オレンジリング)を身に着けている人を見かける。

認知症について正しく理解し、接し方を学んだ人が生活の様々な場面で、認知症の人及びその家族をサポートする制度で、厚生労働省で開催される「認知症サポーター養成講座」を受講することでサポーターになれる。

郡山市では18,600人超の人がいると。病院や介護施設などで「オレンジカフェ」と称する集いの場つくりも進んでいるという。

我が町にも、認知症の方がおり、一人で自宅ら外出、100メートル歩くと三叉路を右に曲がり、また100メートル歩いて丁字路に突き当たり帰宅困難に、幸い家族が気付き連れ戻したが、それ以来玄関の戸は鍵が掛かっていることが多くなった。

郡山のように、認知症の人や家族、地域住民が集いコーヒー飲みながら語らい、音楽を楽しむ場がいわきにも欲しい。

直木賞作家荻原浩さんの小説の「明日への記憶」に、若年性アルツハイマーと向き合う家族が描かれており、突然病に倒れ、記憶が薄れていく夫を献身的に支える妻の姿が映画化されて10年になると。

いざわが身に降りかかったらと思うと家族にも大きな負担がかかる。身内以外でも支えになってもらえれば心強い。オレンジの輪が広がることを切に願うものである。