オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

趣向を変えよう・・・

2012-05-09 | Weblog

5/9(水) またしても深夜に目覚める。眠れないままにNHKのラジオ深夜便を聴きながら弁当メニューを考えた。少しは趣向を変えないと面白くないな~等と。そこで浮んだのが鶏唐揚げと野菜の甘酢餡かけであった。(面白くもなんともないか・・・)

後のメニューをどうするか。そう云えば、従姉から貰った”流れ子”(関東風に云えばトコブシ)があった。これをバター焼きか何かにするか・・・。それと丈夫卵を煮卵にするか・・・。そんなことを考えながら、日記を付けて明け方になって一眠りした。(この一眠りが、失敗であった)

 夢を見ていた、魑魅魍魎と言うべきか訳の分からん夢・・・。


「昼前某社を訪問し、相手の手が空くまでの待ち時間に、何と其処の会社で昼飯を作り始めていた。
『ちょっと時間が掛かりそうなので飯を作りますよ』とか言って。其処の会社の事務所(台所があり鍋釜があった)で料理を始めた。

処が、流し場が汚れており後始末もされてない。『どうなってんだ』とか思いながら、什器を探したり、肉を焼いたり、煮たりと悪戦苦闘・・・。

そうこうする内に、其処の社員が顔を出し”私らの分もありますよネ”とか言う。『○○さんは(私の訪問相手)、胃 が弱いのであまり食べないから、皆の分も有りますよ』とか、応えていた。

そんな夢を明け方にみて、目覚めると夢のせいですっかり疲れていた。他所の台所には立つもんじゃない、とまじに思った。

昨日メールで、かつての上司(夢の中の○○さん)にアポイントを願った。今週末にその会社の決算発表がある、それが済めば忙しい方でも少しは時間が貰えるかと。その、昨日のメールのやり取りが記憶に残っていたのだろうか。

その方を訪問しての待ち時間、昼前の出来事の夢であった。(その方は、順調ならば副社長になると思われるが・・・こんな夢じゃ心配だ)

夢で疲れ果て、目覚めてからも弁当の用意に直ぐには取り掛かる気も起きない有り様であった。が、それでもオヤジは台所へと向かった。疲れていた・・・。

深夜に考えたとおり、先ずは飯を炊き、鶏唐揚げと胡瓜・人参・ピーマンの素揚げ、餡かけ用の甘酢を作った。

                     

”流れ子”は、バター焼きから煮物へと変った(白ワインが品切れの所為)。煮卵を作った残り汁で、金沢の義妹から届いたばかりの”根曲り筍”と一緒に煮る。

                           


 これで終われば面白くも無いが、これから更に一工夫ありて、仕上げの一品が登場。                           

挽肉と卵で二色丼の弁当へと進化させた。ニンニク・生姜・赤唐辛子を刻み、挽肉を味噌・醤油・味醂で炒める。溶き卵に牛乳と砂糖少々を加えたスクランブルエッグを作る。

                           

添え物用のレタスと絹ザヤを茹でて今日のメニューが完成となった。それにつけても、あの疲れ果てた状態からよくぞ頑張ったと我ながら感心する。

                           

今日の調理ポイントは、トコブシが硬くならないように煮ることと、甘酢餡かけの味となるが、後者の方は60点の出来栄えか?

                     

本日も家人・長女・K君と三人分の弁当である。

 

  「KOUHI―YA」

余談ながら、昨夜郷里の先輩・Yさんから電話が入った。丁度会社を出た頃合いであった。

「今、人形町に向かっているけど何処に居るのよ」とのこと。何でも日本橋・小網町に知り合いが高知の産物を使った店を出すとのこと。その試食会をやっているので付き合えとの仰せであった。

店は、小網神社の直ぐそばとのこと。小網神社は、日本橋七福神の一つでもあるが、商売の神様としてこの辺りではよく知られている。私も知っている神社である。

Yさんは東京から郷里にUターンと云うか、人生巻き直しというか、捲土重来を期してから早や十年が過ぎた。今では郷里の野菜を中心に扱い、首都圏のスーパーや専門店に卸している。地元では大した勢いのようである。

そのYさんが、野菜を卸す店が今度オープンするとのことである。日本橋に私の会社が在ることから、高知の品を出す専門店なので紹介したいと云うことであった。参りましたよ、当然。

店のオーナーは、仕事で高知に通って三十年とか。すっかり高知贔屓になり店を出すまでになったとのこと。

店の名は「KOUCHI-YA」といい、小網神社の脇の道を入ってすぐのところである。オープンは、5月11日(金)とのこと。近くに行く機会があれば、顔を出してみては如何でしょうか。

高知直送の新鮮な野菜や魚を、なるべく自然なままに提供したいとのことである。これやぁ、コジャンと旨いぜよ!(土佐弁)

 

 

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