オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

鶏&竹の子飯

2012-05-28 | Weblog

5/28(月) 薫風の五月も今週で終わる。今月もまた足早に過ぎようとしているが、私の暮らしも、私の明日も変らぬように思えるが・・・。変化は或る日突然、訪れるか。

この何日か、明け方になると寝汗で目覚める。禄でもない夢でも見ているのか、或は自立神経がおかしいのか。なに?後者はないって!元々神経なんかないだろう!いや、六っもあるだろうって・・・。

そんな訳で、今朝の目覚めは四時頃であった。だが、昨夜は早めに床に着いたうえ、早やくに眠ったので良かった。早くから眠れたのは、ドナルド・キーン著「百代の過客」のお陰である。

「ビブリヤ古書堂の事件手帳」や「探偵はバーにいる」とかを読んでも一向に眠くならぬが、百代・・・のページを捲っていると、何時の間にやら寝ている。文字を追うだけの文章と、思考を巡らす文章では、睡眠に及ぼす違いがあるようだ・・・。さて、私はどちら向きかな・・・。

と云うことで、四時半から冷蔵庫を開けて食材を物色した。竹の子も少し残っていたので鶏肉との炊き込みご飯が浮んだ。が、炊き込みではなく、別煮にて最後にドッキングする混ぜご飯にすることとした。私には珍しい選択となった。

                          

菜は、イカのバター焼き、シメジ・絹サヤ・ネギの炒め物、インゲンの煮物、新ジャガと鶏肉の煮物、定番の卵焼きとなった。

              

鶏と竹の子を濃い味付けで炊き合せたのが中々の味に仕上がった。熱々のご飯に混ぜ合わせた出来栄えも上々。昼が楽しみ、と言いたいが私は弁当を持たない。弁当を取りに立ち寄った長女に「旨いぜ!今日も」と、言ってしまった。

                     

今日の食材は「鶏肉」「イカ」「竹の子」「インゲン」「絹サヤ」「ジャガイモ」に少々のネギ・人参でありました。以上で、三人分のお弁当が、出来上がり~。

 

 

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飯また飯・・・

2012-05-28 | Weblog

5/26・27(土・日) 土曜日、五反田のユーポートで開催された高知県人交流会に出席した。それ以外は、日曜日にかけて自宅で過した。交流会のゲストスピカーは、バイオリンニストの佐藤陽子さんであった。

高知とのかかわり、四万十川での舟遊びの思い出を話されたが、私としては池田満寿夫氏との出会い、想いを聴きたかった。高価(稀少)なバイオリンで、二曲聴かせてくれた。中々のサービスぶりであったのも、県人会の世話役に長い付き合の知人がいたためか?

                         

休日のおとなしい暮らしも好いものだと云いたいが、私の場合は飯作りに走るという悪い癖がある。この土・日もそれに近いこととなった。飯また飯の休日とは、是如何に!

土曜の朝、昼前には五反田に着かなくてはならなかったが、従姉から届いた「破竹」の竹の子寿しを作り、竹の子と椎茸の煮物、丈夫鶏の煮物と喰い物作りに走っていた。

先ずは「竹の子寿し」である。土佐の東部地方では竹の子の寿しは、田舎寿司の定番である。孟宗竹の子が終り、暫くすると破竹の竹の子となる。これを田舎の従姉が時期になると茹でて送ってくれる。

具は、炒り胡麻だけでもよいが生姜と茗荷を刻んで入れる。すし飯を詰めるように輪切りにしてある竹の子を味付けるために煮る。昆布・塩・酒で炊上げたご飯に、酢(てまいら酢・柚子酢)と具を混ぜ合わせて、味付けした竹の子に詰めて出来上がり。至って簡単である。

                   

胡瓜と茗荷・生姜の酢物も併せて作った。竹の子と椎茸の煮物といい、食材は総べて田舎で採れたものばかり。田舎者の私には、幼少からの忘れられない味である。

                         

朝飯にはこれら食す・・・だけではなかった。何と、昨夜買ってきた出来合いのトンカツを使い、カツ丼を作ったのだ。流石に飯喰いOyajiだけのことはあると、我ながら感心する。

朝から以上五種類を作り、味見を重ねるだけでも大した量だ。県人交流会の懇親会の料理などには全く手を付けなかった。というか、付ける気も起きない満腹状態だった。

             

そして、その夕方。出掛けたままで誰も帰宅しない。仕様がないので晩飯でも作ろうかとなった。竹の子寿しはあるし、煮物もある。其処で、久々にパスタでも作ることとした。

生命農法研究会のSeiさんが送ってくれた、あの旨いトマトスープと高知の野菜でパスタの具を作ることとした。

野菜は、破竹の竹の子と茄子、イタドリである。イタドリは、関東ではスカンポと言うらしい。我が田舎では、この時期に採って皮を剥き、茹でてから塩浸けにする。昔からの保存食である。

                            

茄子はひと茹でした。竹の子・イタドリともに茹でたものなので、調理のベースを統一した。したつもりである。これを、タップリのオリーブオイルで炒めトマトスープを加える。塩胡椒で味付けしただけだが、これが旨い。

パスタ&イタドリ・破竹の竹の子なんて云う摩訶不思議な組合せは、誰も思いつかんだろう?

以上で終わればいいものを、未だ誰も帰って来ない。ついでに「竹の子ご飯」と竹の子&イタドリの煮物を作り、お魚の粕漬けまで焼いた。

                    

そして、ひとりビールを飲み、焼酎をやりながら黙々と食したのであった・・・。

 

昨日の日曜日は前日のことを反省し、控え目に過そうと誓った。朝は、ウルメと目刺に目玉焼き&ベーコン炒め。と、ビール。昼前に出勤することを断念し、鉢植えの草花を買いに行った。偶にはゆっくりと休日を楽しむこととした。

夕方に帰宅すると、郷里の後輩が作った「新ジャガ」が届いていた。これを鶏肉と一緒に煮る。ホクホクと柔らかで、口当たりが何ともいえない。新ジャガ独特の香りがまた善しであった。嗚呼~ビールが美味い・旨い

貧乏オヤジの、なんとも優雅な休日であった・・・。

 

 

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