オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ゆりかもめ

2014-01-22 | Weblog

1/22(水) 昨夕は桐ケ谷斎場でのお通夜の後、一緒に参列した奈加野の店主の車で渋谷に戻った。当然「店に寄れよ」と強要をされるわけだ。これも浮世の義理と二日続けて奈加野のカウンターに腰を落ち着けた次第。

L字になっている角の席にはほぼ毎日顔を出しているSASAKI氏が陣取り“いいちこ”の水割りをすすっている。岩手・釜石市の港近くにあった氏の実家は津波で流された。何時ものように子供時代に口にした故郷の食い物のこと、独り者の氏の作る料理の話などを聞きながら、私は“伊佐美”の湯割りからソーダ割り飲っていた。

暫くして氏の知人が姿を見せ、お土産だと房州産の「クジラたれ」なる食い物を置いた。氏はこれが大好きだと、大喜び。このクジラの身を延ばして干したやつを、子供の頃によく食べていたそうだ。包装紙を見るとクジラは、沿岸で捕れるイルカを大型にした種類で、以前に刺身で喰ったことがあるが味は?だった。

処がこれを炙って口に入れると、ビーフジャーキーより旨味があり噛み応えも申し分なし。旨かった。味付けは醤油・塩などと記してあった。珍味と云えよう。

そんな夜を過ごして店を出ると、ポツリポツリと雨粒が落ちていた。傘も差さずに駅に向かった。

今日は午後一番に豊洲の某社を訪問、ラジオ番組の営業であった。とは云え、私はプレゼンをする放送局の営業担当の脇で聴いているだけのこと、何とも締まらない限りだ。偶々この会社の広報室長が懇意なので、時間を貰ったわけだ。

                          

                        ビルの左奥にスカイツリーが

帰り、久々に「ゆりかもめ」に乗って帰社することとした。メトロを乗り継いだ方が早いのだが、海の色とモノレールから望む景色を見たくなった。西に傾いた冬の柔らかな陽を受けながら、ひと時車窓の景色を楽しんだ。

             

 

今夜も渋谷、某ソフト開発会社の代表と新年の懇談をする約束がある。三夜つづけて「奈加野」に顔だしとなる。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする