3/4(水) 昨夜、22時過ぎに学芸大学駅に帰った。改札を抜けて家路を辿ると、ポツリポツリと雨粒が落ちてきた。天気予報よりは一時間以上遅れての、雨となった。
雛祭りの夜、見目麗しきお姫様ならぬ、むけついたオヤジの後輩TAKAHASHI君を誘って、浅草の木馬亭にいた。ここは講談が主に掛かっているいる席亭のようだ。この日、講談師の「宝井梅湯」さんが、二ッ目に昇進した祝い会が催されていた。夜この会に顔を出して、講談を聴いこうと云う次第だ。
NTTOBの方が講談を聴く会の幹事をされている。毎月一回のこの会で、何度か講談を聴いた。馴れ初めは、この幹事Sさんにマラソンの取材をさせて頂いたことにある。義理とは云わぬが、ご協力を頂いた方へのお返しの意もあった。が、それよりも聞いてみると面白い。人生の機微や、仕事にも通じる物語であった。
二ヵ月前の例会で、この会にも前座で出演の梅湯さんが今度二ッ目に昇進し、祝い会を開くとのお披露目があった。チケットを売っていたので、お祝いに二枚求めた。その一枚を、何にでも関心を持ち、時間が有るT君に渡したのである。私の方も、夜の予定が入らなかったので木馬亭に行ったと云う次第。
百数十名入る席は、ほぼ満席であった。先ずはお目出度い。前座の「田辺いちか」さんにつづいて、昇進の梅湯さんが「谷風の情相撲」を語り、琴梅師匠の絶妙の話があって仲入り。トリは梅湯さんの、寛永三馬術から「出世の春駒」ご存知、愛宕坂の下りを語ってお開きとなったのが20時45分であった。。
その後、浅草でT氏と一杯やって帰ろうとなった。浅草寺の界隈をうろついたが、これといった店が見当たらない。時刻は21時となり、大方の店がシャッターを下ろしていた。二・三十分もうろついたが、諦めて帰ることになった。珍しくも、外酒を飲まないで帰宅した。
浅草を歩くのは随分と久しい。木馬亭に向かう六時過ぎは、未だ人通りもあった。外国人が多い、人形町界隈や銀座、渋谷も外国人客で賑わっている。何時だか、スタッフに外国人相手の業界にアプローチする企画を考えたらとどうか、と提案したのだが・・・・。
で、今朝の弁当だが「掻揚げ、豚天」と「茄子・茗荷の豚小間炒め」、「小松菜・ブロッコリ・絹ザヤで春の野菜盛り」「ペンネと挽肉のソテー」、こんな具合であった。
家人曰く「今日は、力が入ったね!」だった。そんな時に限り、長女が弁当を取りに来ない。またしても寝坊か?バカヤロウ~・・・。
以上、今日の報告はお仕舞い。