8/8(月) 暑いな~、というのが面倒なくらいに連日暑い。土曜日は午後遅くに会社に顔を出し、暑い中でお仕事をされているスタッフに「ご苦労さん」と声を掛け、序でに「労働者諸君! 大変だね~」と云いたかったが、この言葉は控えた。暑さで頭をやられた奴が激昂し、包丁でも降り廻しかねないからね・・・。
そんな心配もあり(?)、六時前に会社をでて飲みに行くことにした。酒の相手は悪徳不動産のマッチャンだ。土曜日と云うのに、自宅にも帰らず事務所で酒場の開くのを待っているはずだ。電話を入れると「頼まれていた三件の物件、調べていました」と、しおらしいことを言う。
物件とは、11月には事務所の移転をしなければならないので、近隣の空情報をピックアップし詳細情報の取集をするようにと、金曜日に頼んでおいたのだ。大した調査は出来ちゃいねえだろうが、そう云われれば今夜の酒代は俺持ちか・・・・。
「うまし」に行くつもりで歩いていると、後ろから車の警笛が。振り返ると「ちょっぷく」のYAMAちゃんとチーフ・助っ人ミムラッチが交差点を曲がろうとした車窓から手を振っていた。近寄って話を聞くと、食器類の買い出しに出た帰りだとか。そんな処に、マッチャンが通りかかったのだ。
YAMAちゃんに『後で寄るよ』と伝え、マッチャンと「うまし」へと向かう・・・つもりだったが、窓越しに仕込み中の「こま吉」の大将と目があったのだ。こうなりゃ素通りは出来ねぇと「こま吉」の客になった。今宵は、ホッピーならぬハイボールからスタートした。
一時間半jほど「こま吉」で飲み、「ちょっぷく」へと向かった。明日の馬券も頼まなくちゃならいのだ。YAMAちゃん所望の、COCO一番の豚カレールー10辛を提げた。土曜の夜は営業をしてない。が、マッチャンが一緒なのでチケットを買ってYAMAちゃんに渡した。これで気兼ねは半分でよかろう・・・・。
三人の片付けが終わるの待って飲み会となった。最近、ここでは白ワインを飲むことが多い。黙って競馬新聞を眺めていると、デカ・ワイングラスになみなみ注がれた白ワインがでてきた。『どうしたんだ、このデカグラスは ? 』と、「ARIさん用に買ってきたんだ」との応え。さては、俺を酔わせて財布を狙う心算か・・・。
散々に飲み喰いし、演歌を唄い(YAMAちゃんだよ)夜は更け行く。その昔、「モスコーの夜はj更けて」とか云う曲が流行ったが、ここは人形町。人形町の夜は更け行くだ。
「ちょっぷく」を後にし、最後の一杯に今宵飲み忘れの「ホッッピー」を飲るために「こま吉」に舞い戻った。暫くするとマッチャンが電話をして、なにやら意味不明なことを言って、俺の名前をだしている。
『HOYA兄いに電話したんか?』と訊くと、「高松のミッチャンです」との応え。こんな遅い時間に呼んじゃ、イカンザキだぜ! 。だが、暫くするとミッチャンが風呂上がりの風情で現れた。その頃には、何の話を、どんな話をしたのかさえ朧なのだが・・・・。いけねぇ、終電の時間だ。と先に帰ったことは確かだ。勘定も済ませたはず?
てな相変わらずの夜を過ごした翌、日曜日。残念なことに、この日は平和島でレースの開催はない。従って暇な一日なのだ。朝食にハムエッグや、マカロニサラダなどを作り、ビールを一本。本を読んで、競馬中継を見て過ごすと云う優雅な一日。夕方、駅前のスーパーまで散歩がてらに歩いたのみ。
で、今朝は三時に目が開いたのだが。覚める直前のシーンは酒場、小さなスナックらしきところだった。その夢の中で、ベテラン・スタッフのAOKIが、若いスタッフに説教でもしているのか、耳元でごちょごちょ喋っていた。暫くすると、その若いのがブチ切れて椅子を振り上げての立ち回りを始めた。(本物のAOKIは、グチグチと小言を言うタイプじゃないよ。念のため)
暫く見ていたが、治まらない。で、こっちがブチ切れて『バカヤロ ― いい加減にしろ 』と怒鳴ったら、目が覚めたと云う次第。分かり易いネ~俺って。
ラジオ半分、CDと本で半分の時間を過ごし、五時に台所に入った。どうせ眠れないんだ、しょうがないじゃないか。俺だってこんなに早くから弁当を作りたくはないんだよ。
今日のメニューは昨夜から決定してたんだ。「トンカツ」「海老フライ」がメインで、後はアスパラ・小松菜を使うと。フライには、茄子も追加した。小松菜は、卵炒めに、アスパラ・シメジは焼豚と炒め物。
今日も一人分の弁当であった・・・・。