8/23(火) 昨夜は台風の所為であろうが、人形町の酒場は静かであった。とは云いながら、廻った店は三軒のみだが。最初は、NAKAMURA大将と悪徳不動産が待ちうける「うまし」である。其処にはローカーボのメンバーで、直ぐそばの会社に勤めるMIYAKA君も同席していた。私が加わり、カウンターは満席となった。
暫くしてMIYAKE君の会社の若手が一人やってきたのでテーブル席へと移った。一ヶ月もするとシンガポール駐在となるMIYAKEに、オジサンたちは知恵ならぬ、悪知恵を授ける。彼等の年俸を訊き「えらい安いな」と、同情を禁じ得ないのだが『君らは働きが悪いんだね』と、塩をすり込むのであぅた。
二軒目の「ローカボ」へと、五人でゾロゾロと移動。その頃には雨も上がっていた。カウンターに陣取って、あれこれと埒もない会話がつづく・・・・。頃合いを見計らって先に失礼をしたが、駅に着く前に関門が難所が待ち受けているのだ。その関所を「ちょっぷく」の関と云う。彼の有名な箱根や勿来の関に負けぬ難所・難関なのだ。
この店の前を通るには、店内に入って挨拶の上、関所御免料としてのチケット購入の上で一杯や二杯やり、関所代官のYAMAちゃんにノンアルコール缶ビールを二・三本献上せねばならぬのだ。従って、昨夜もその儀式を終えて関所を出ると23:30となっていた。
片付けが始まる・・・
我が家に辿り着くと零時20分、空は暗く月は望めなかったが、今宵もまた月明かりならぬ酒場の灯りは堪能した。夜毎の提灯灯りである。
そして、テーブルの上に載っていた「焼きソバ」をガツガツと喰ってしまう。やっぱ酔ってた証拠だ!
六時半に目覚め、台所に入る。今日は二人分であろうと、そのつもりで食材を取りだして準備をする。野菜野(インゲン&万願寺・カマボコ)の煮物、豚バラとピーマン・シメジの炒め物、メカジキの漬け焼、トンカツであった。最後に気持ちばかりの、厚焼きならぬ薄焼き卵。以上を準備したのだが・・・・・。
家人に長女の予定を訊くと「今日はお休みのようね」だった。残念なことに、今日も一人分の弁当であったのだ。