9/2(金) またしても週末が、一週間の早いこと早いこと・・・、こうしてお迎えが駆け足でやって来ると云うことか。郷里の老母は、お迎えが来ない来ないと、言っているうちに九十三歳になったが・・・。あまりボケないうちにお迎えが来たほうが幸せじゃねえかと思うのだが。これは母のことじゃなくて自分のことだから、勘ぐらないように願います。
出だしから話がそれてしまった。弁当のことに戻ろう。今朝も一人分の弁当であろうと、家内に訊いた。『MIZUKIは今日も弁当は無しか?』と「沖縄から帰ってきたのかな? 今日まで休みのはずだから弁当は要らないよ」と返ってきた。『何をボケたことを言ってんだ、あいつら(長女の家族)は昨夕に羽田に着いてるよ』と、教えてやった。
そんな会話をし、弁当作りに入ったのは六時半であった。今日のメニューも、昨夜のうちに決めてあったので淀むことなく作業は進む。食材も一部、昨日の帰りに自分で買ってきたのだ。乏しいお小遣いをはたいてネ!
メインメニューは「チンジャオロース」だが、これは冷凍の細切牛肉とタレがセットになっている代物。ピーマンと筍を細切にして、炒めるだけの仕事だ。煮物は「小松菜&油揚げとウインナー煮に+破竹筍」、破竹のタケノコで「筍すし」を作ろうと冷凍にして取ってあった。これが邪魔になり、煮物に加えたのだ。
揚げ物は「野菜の掻揚げ」だが、小エビも少しだけ加えた。少しだけと云うのは、家人は海老・カニが駄目になってしまったから。海老もカニも大好きだったのに、何時の間にやら駄目になった。その分、私が頂戴すると云う次第だが。
最後に、破竹の細切とモヤシ・シメジの中華風炒めだった。が、これが半端な味になってしまった。中華風だからと、テンメンジャン・コチジャン・ウエイユ―などをごちゃごちゃ使ったのが災いしたか。
問題はご飯だ・・・、昨日の残りご飯があったので炒飯か焼き飯にでも、と思ったが。家人はこう云う類を好まないと承知している。で、訊きましたよ。どうすんの?って。案の定、返ってきたのは「白いご飯でいいよ」だった。
家人の分だけ弁当箱に入れ、残ったご飯で炒飯を作ることにした。昨日の朝に炊いたご飯だから、色もよくない。弁当で残った菜で、軽く一膳が私の朝食なのだ。それと小僧も朝飯を喰っていく。弁当の準備が整ったので、最後に炒飯に取り掛かった。タマネギ・ピーマン・人参にウインナーだけの簡単炒飯である。
全てが出来上がった処に、「お弁当ある~?」と姿を現したのは長女のMIZUKI。なんだよ、今日は休みじゃねぇのか?「日勤なのよ、なきゃいいよ」『あるよ、あるから弁当箱出せよ』と、炒飯弁当を渡した。菜の方は、弁当用に換算なら三・四個分は何時も作るので問題ないのだ。
そんなことで、思いがけずに二人分の弁当となった、今朝であります。何があろうと、万端オサオサ問題なしの弁当OYAJIであった。〇 ・・・。