9/3(土) 土曜日、六時ごろに目覚めるも今日は弁当は作らない日だ。そんなことで、起床は七時。今朝は築地・場内市場へと魚を買いに行く予定を立てていた。八時過ぎに家を出て、築地に向かう。下車駅は、日比谷線だが築地駅でなく、手前の東銀座駅にした。ここから徒歩で十分程で目的の魚市場に着く。
何時もの「原秀」でイカとタイ、店主の勧めで秋刀魚を。隣の生マグロの専門店「米岩」でマグロを贖う。目の前の「北田」は、冷凍の鮭・イクラ・タラコなどの店だ。ここではそれらを買った。蛸が無かったが、市場を出る寸前の店で茹蛸を見付け買うことができた。魚代は〆て2万円程度か。
土曜日の九時半ともなれば、商売人の姿は少ない。中卸の魚屋も暇になる時間帯だ。この時間帯を狙っての買い出しなのだ。タイは三枚に下ろして貰い、マグロも冊にしてもらった。時間帯と、馴染になっていればこその我儘、と云う次第だ。値切ったりしないしねぇ!
市場の中は・・、この時間帯は閑散としている。
魚市場から通りを挟んだヤッチャ場へと渡り、カイワレを探したが発見できず。代わりに芽ネギを買うことにした。ポケッとから財布を取りだそうとしている処に、YOSHIOからの電話が入った。「今、市場に着いたけど」とのこと。一人じゃ面白くないので、出掛けにYOSHIOに連絡し、来るように伝えてあったのだ。
YOHIOは土曜日も出勤すると聞いていたので、足を延ばして築地まで来いよと誘うと、二つ返事だった。前にも一緒に来ているので、何処にどう行けばいいかは承知の助だ。YOSHIO用に、鮭を半身買っておいたので、これが築地土産だ。コ―ヒーを飲もうと、「愛養」に向かう。相変わらづ観光客が寿司屋に列をなしている。その合間を縫うようにして歩くのだ。豊洲に移転すると、この列はどうなるのかな?一瞬浮かんだが・・・・。
辿り着いた「愛養」は、なんとなんとカウンターも二卓だけのテーブルも満席。みな、外国人らしき群れだが、店が繁盛するのは結構なことだ。後にするわと、先に軽く腹に入れることにした。どこもかしこも人の列だが、カウンターだけのフライやカレーの店に空を見付けて入ることが出来た。
与太話をしながら、オムレツを肴に缶ビールを飲む。「愛養」に舞い戻ると、一斉に客が掃けたようでガラ空きになっていた。「暇な店にようこそ!」と、カウンターの中からケンちゃんの声。築地に来ると、ここでコーヒーを飲む。旨いコーヒーなのだ。『移転が延期だそうだけど、どうなの?』と、水を向けるが芳しい応えがない。十月で店を閉める、権利を売ったと前に聞いている。それ以上は訊かないことにしょうよう・・・。
「原秀」のオヤジは、「小池に入れるんじゃななかったな」とボヤイていた。確かにこの時期になってのストップじゃ、予定が算段が大狂いになる。困っている人が多いだろうと推測する。
コーヒーの後は、最後に残った買い物「卵焼き」だ。これは、移転とは無縁な築地・場外市場で妍を競う卵焼き専門店で贖う。今日は「松露」で、なにも入っていない松露焼を買った。ここまでくると、今夜の食事メニューの検討が付こう・・・?。我が家で「t巻き寿司」の食事会なのだ。
実は、長女や孫、次女の亭主と九月生まれが、八月下旬生まれの次女もおり、合同の誕生祝会をやると云うのだ。外食して焼肉だ、イタリアンだと言い出すと財布が幾つあっても足りない。伝票が廻って来るのは間違いないから。そこで、オイラも知恵を絞った訳さ。「手巻き寿司」が良いと!。これなら出費は半分で済むだろうと。涙ぐましい限りだね !・・・・。
場外市場の混雑を抜けて築地駅へ、会社に向かうYOSHIOと別れて帰宅だが、俄然、蒸し暑くなった。こんなことで、土曜日の午前が終わった。帰宅後は魚を仕舞い、汗を流して一休みだ。
YOSHIを一人を会社に置いておくと鼠に引かれかねないと、様子を見に行くとにした。今夜は「ローカーボ」にバンドが入るとか、「ちょっぷく」ではランチの仕舞と掃除後の酒盛りもある。何かと忙しいが、誕生会とか称した家族ごっこは願い下げだ。人形町・安酒場巡りの方が、ボケOYAJIにはピッタリさ。
と、ここで今日のタイトル「ライフスタイルを変えよう」だが・・・・。昨晩から決意をしたのは、酒場巡りは22時までとすること。だった。それと、朝はこれまでより一時間以上早くの出勤、退社は17時とする。こんな決心をしたのだ。されど、五時からだと五時間は飲めるネ!。
今更ながらと言われようが、決め事は自分が決める。早速、昨夜の酒は21時55分、「ちょっぷく」でお開きにしたのだ。
昨夜は「こま吉」 そして 「ちょっぷく」が終点。
勿論、人形町パトロ~ル隊の面々には伝えた。けじめのある酒を、大人としての品位を保った酒を・・・・理想だね。来週からが、楽しみだ。