オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

サプライズ

2016-11-04 | Weblog

11/4(金) 祝日前の水曜日の夕は、大手町の某社に勤務する後輩二人と地下街の安酒場で懇談。一人は二十年ぶりの再会だったので、それからの勤務先などを利き、かつてのことを懐かしく語り合った。今、二人が勤務する仕事の課題などを聞きながら焼酎を飲んだ。

ここがお開きの後、独り渋谷へと向かった。「奈加野」に、この朝築地市場で買ったマグロと鮭を預けてある。それを引きとることと、かの”松茸」を引き取ってもらう件である。松茸の方は、自分で処分をしてもよかったが、オヤジに話をしてあったので念のためと云うところだ。

この夜も珍しく閑散とし、静かな店内。十四・五人の椅子が在るカウンターに客の姿がなかった。行った以上は飲まなくては、何か注文をしなければオヤジがブツブツお爺さんになっちまう。ビールと焼酎の湯割りを出してもらった。序に板長に松茸を焼いて貰った、『味見してよ』の一言を添えて。

                           

香りはそれほど濃くないが、歯応えと切れ具合がいい。板長曰く「上々の品ですよ」と。奥の席で客の相手をしているオヤジにも、持って行かせた。戻ってきたオヤジに『六千円でいいよ』というと、「四千円だ」と言う。じゃあ止めるよ、と応えると「そうは言うなよ」と返してくる。持って帰って自分が喰おうと思ったが、五千円で手を打った。中ぐらいのやつが三本であった。

この日の昼、会社で松茸ご飯を炊きスタッフに振舞った。インスタントの松茸の吸い物を付けて。上々の評判であった。ベッタラ市の時にNOBORUが提供した、新米の近江米が残っていたので使うことにしたのだ。うちの連中は、松茸ご飯を食す機会は少なかろうとの親心・・・・。

 

そして祝日の昨日。息子からこの日を開けてくれと言われていた。昼、横浜のイタリアンレストラで、息子が付き合っている女性の両親との顔合わせだと云う。前々から『いい加減にけじめをつけろ』と言ってきたので、漸くかの思いであった。

彼女の方はしょっちゅう家に出入りしているの承知の助だが、その両親とはチラリと顔を合せたことがあるのみ。先方は、ネクタイに背広のきっちりとした姿。こっちは、何時ものラフな格好であるが、一応ジャケットは着用していた。

両親とも剣道をやっている一家、剣道といえば我が家も縁があった。そんなことで、和気あいあいの雰囲気で時間を過ごしたが、サプライズは息子が婚約指輪をこの場で渡したことだ。そんな話は寝耳に水、ちょっくら驚いたが・・・・。子供じゃねえ、勝手にドンドンやってくれだ。

                      

手造りの記念帳に、転居予定11月下旬、入籍は年明けの1月下旬、披露宴は平成30年となっていた。披露宴が遅すぎるんじゃねえか、と言うと「貯金しなきゃ・・・」だった。

一応一区切りついたし、愉しい食事会になってよかった。と、思うOYAJIであった。

 

一夜明け、今朝の弁当となるが、長女の分は昨夜炊いた「松茸ご飯」と、これも残りものの「エビフライ&一口カツ」、今朝作った「肉じゃが」と鮭焼き、卵焼き。家人用は、炊き立てのご飯に「肉じゃが」「油揚げと小松菜の煮物」、鮭焼きと卵焼き。

                          

もう一つ、深夜勤務だという長女用に、夜勤弁当も作った。こっちの方は、白ご飯に「小松菜&油揚げ煮」「肉じゃが」と、ブリの塩焼き、卵焼きとなった。今朝の弁当は都合三個となった。

                          

人生なにがなくとも、弁当作りがあれば生きていけそうだ・・・・・?。

 

 

 

 

 

 

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