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母入院

2016-11-29 23:28:54 | 食・体
2日間の出張でハードな日程をどうにかクリアしたわけですが、
2日目の帰り道のこと、スマホが震えてラインの着信を知らせてくれました。
表示すると、たいへんです。
弟からで、母が入院することになったというもの。
緊急というわけではありません。予定は3日後です。
幸か不幸か、出張中です。1台の車の中に同じ課のほとんどのメンバーがそろっているわけです。
すぐさま、上司に状況を報告しました。

母は、夏の終わり頃から不調を訴えていました。
血尿が続いていたのです。
何度か検査を受けて、膀胱炎であることはわかっていました。
母は、足が不自由で自分で排泄はできないのでおむつを使用しています。
女性の場合はそうなると大腸菌が尿道に入りやすく膀胱炎罹患確率が上がります。

最初は血尿は出るけれど、抗生剤の服用で収まり、他に症状がないのでやり過ごしていました。
しかし、徐々に食欲がなくなり、食べても嘔吐してしまうことが多くなりました。
ほとんど食事がとれない状況で放っておけないとなったのです。

休んでいいよ。行ったげて。

私の説明に上司は考える間もなく判断をしてくれました。

弟は入院する病院に直行、私はホームに向かい、母と共に行動しました。
リクライニングできる車いすに乗せてもらった母は、いつもと表情が違います。
明らかに病人の顔です。
それでも意識ははっきりしていて、質問もできるし答えも理解できていました。

病院での検査でわかったのは、膀胱いっぱいに血液がたまってしまっているということ。
血液は動いていないと固まってしまいます。
それがつまって尿がうまく排出できないようになっていたようです。
血液は腎臓に逆流もしていました。
血の塊が尿に混じることがあったのはそのためです。
また、ふくらんだ膀胱が胃を圧迫し食事がとれなくなっていたのです。

バッグを入れてたまった血液を排出してもらったということです。
たったそれだけのことで母の顔色が変化しました。たいしたものです。
それで食事もできるようになるだろうということです。
取り敢えず、2週間入院することになりました。
原因解明をするには泌尿器科のある病院に転院する必要もあるそうです。

どうなることか。
年も年ですから。

病院は私たちの元の家に近いところです。病院までの道すがら、美しく色づいた銀杏を懐かしく眺めました。

  
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