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ゴールデンウィークの後始末

2023-05-10 09:52:20 | 食・体
4月から5月にかけてゴールデンウィークというものがある。
今年、我が家にはそれはほぼ意味のないものだった。

10年近く続けている夫の仕事はサービス業、
遊びに行く人を支える仕事だ。休みはない。
むしろ日頃よりハードだ。
誰かが氷山の一角を模したイラストをツイートしていた。
海面から小さく浮かぶツノを遊ぶ人に見立て、
水面下に隠れた巨大な氷塊の大部分を「それを支える人」と表現していた。
よくできた解説で、その下の部分に夫は属する。
ゴールデンウィークが終わった今、彼は体調を崩している。

私はというと、
もう2か月以上仕事をしていない。
時折、私が持ち出したデータを確認してほしいという問合せに対応するだけだ。
ウィークではなくマンスなのだ。
この先仕事が始まって、元のペースにすんなり戻れるか不安だ。

そして、娘、彼女が最も面倒なことになっている。
事務系会社員だ。一般的なゴールデンウィークは与えられていた。
しかし後半、天気も悪かったが、もっと悪かったのは彼女の体調だ。
高熱が断続的に襲う。倦怠感が続く。
風邪だろうか?まさかここにきてコロナ?
いや、喉鼻の症状がない。
#7119で案内された病院は事前電話が全くつながらない。
休みの間は動くことができなかった。
私も度々通っていたが、買い物くらいしか手助けはできなかった。
そんな何度目か、
駅から彼女のマンションに向かう途中、ある看板が目に留まった。
すぐ近くに内科の病院があったのだ。気付かなかった!
発熱していたので病院に事前電話をすると、指定時間に来いと言う。
いくつかの検査をされて言い渡されたのは、

腎盂腎炎

総合病院を紹介され、詳細検査によっては入院の可能性があることを告げられた。
まさかの展開で、昼食も取らずタクシーに乗り込んだ。
長い待ち時間、診察・検査の繰り返し、会計をすましたのは夕方だった。
結局のところそのまま入院は免れた。
いや、2日後に判断を延ばされただけだが。
傷病名は変わらず、解熱剤と抗生物質が処方された。

再検査日の翌日、私たち3人は日帰り旅行を計画していた。
これは私が骨折をしたことで流れたリベンジなのだ。
入院を回避し、回復を自認できれば娘は行きたいと言う。

2度目のキャンセル料金を払うことになるのか。

「掛け」でしかない。


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