SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

ハルマゲドンの戦いとは 第34回

2015年11月02日 | 日記

4)ヨハネの黙示録に登場する米国

 

ところで、獣の刻印を強要して、その前でしるしを行う勢力である偽預言者について、黙示録13章ではその正体が暴露されています。その勢力は、二本の角が付いている小羊のような獣と言われています。この小羊のような獣は、黙示録13章の最初の獣である、ローマ教皇が死ぬほどの傷を受ける時期(ローマ法王ピウス6世が1798年にナポレオンの勢力によってフランス刑務所に連れて行かれ、そこで死に、中世期の1260年間続いてきたローマ教皇の勢力が没落した事件をいう)に起こる国です。それは、この時期に起きて、小羊の二本の角のように、宗教自由と共和政体という特徴を持った国、アメリカを置いて他にありません。米国の建国は1776年なのです!しかし、この小羊のような獣が、やがて最初に出てきた獣であるにローマ教皇のためにしるしを行い、惑わすと説明しています。

 

このような理解を持ってヨハネの黙示録13章11-16節を読んでみてください。

「わたしはまた、ほかの獣が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ、つるぎの傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ・・・」。

 

黙示録19章には、獣と偽預言者が捕まって滅ぼされる姿が描写され、黙示録20章では、龍がこの地に千年の間縛られている姿が出てきます。悪人はすべて滅ぼされ、義人は天に昇った後、荒廃して誰もいなくなったこの地球上には、サタンと邪悪な霊だけが寂しく残って、誰一人惑わす者がいない状態で縛られている光景が、黙示録20章前半に出てきます。