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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

改革者たち  最終回

2015年11月09日 | 日記

宗教改革の時代、神様に召されていろいろな国に御国の福音が伝えられた時に、ウイッテンブルグにいた学生たちは、故郷へ帰るとき、改革者の信仰をスカンジナビア半島に伝えました。北欧の人々は、純朴で単純なバイキングの血を引く人たちでした。その人々は、ローマカトリックの迷信や腐敗、誤謬、華美を捨てて、純潔で単純で命を与える聖書の真理を歓迎しました。そして学生たちによって、多くの人が真理を信じました。

デンマークの改革者タウセンという人は、農夫の息子でしたが優秀な人で、修道院からケルン大学へ行き教育を受けました。そのとき彼はルターの著書を手に入れ、それによって真理を受け入れ、ウイッテンベルグ大学へ入学して聖書の教えを学びました。デンマークへ帰ってからは修道院の中で、純粋な信仰と聖い生活に導こうと努め、聖書の意味を説明し、信仰による義、救いの唯一の希望であるキリストを宣べ伝えました。修道院から追放されたタウセンは、デンマーク中で説教し、やがてデンマークでは、改革主義信仰が承認されることになりました。

スウェーデンにも大きな働きをした指導者がいました。オラフ・ペトリとローレンティウス・ペトリという兄弟でした。彼らは鍛冶屋の息子たちでしたが、ルターとメランヒトンの下で学び、学んだことを熱心に人々に伝えました。彼らは暴徒たちに襲われることもしばしばありましたが、王様の保護を受けて、教会の教えではなく、聖書だけが信仰と行為の基準であることを主張しました。そしてスウェーデンでは国会が改革主義を受け入れる決議をしました。 

皆さん、私がこのような話をしているのは、世の中が暗くなればなるほど、恐れることなく信仰の火を掲げる人がどれほど多く出るか、それを知ってほしいからなのですね。 

オランダで宗教改革が始まった頃、こんな話があるんですね。改革信仰を信じたということでつかまり、火刑を受けることになった夫たちに対して、妻たちは火刑柱のそばに立って夫が火に耐えている間、慰めの言葉をかけ、詩篇を歌って夫を励ましたのです。

また男子は剣で殺されましたが、女性は生き埋めにされることがありました。その時、少女たちは、夜寝床に入るように、生きながら墓に横たわりました。また。婚礼の衣装のような最上の服を着て絞首台や火刑台に進んでいったのです。

皆さん、そのように出来るでしょうか。これが改革者たちなのです。サタンに支配されたこの世の人々から迫害され、苦難を受けるようになるのです。その時私たちは、神様のために生きる、真理のために生きることを選ばなければなりません。

終わりの時代、イエス様が来られる前にも、同じようなことが繰り返されるのです。そうやって御国の福音が、証として全世界に伝えられていくんです。全ての民に証されて、それから終わりの時が来るのです。

お祈りいたしましょう。

慰め深い天の父なる神様、私たちはただ神様の栄光のため、真理を高く掲げるために生きることを望みます。自分のために生きることを忘れました。主よ、私たちを助けて下さい。私たちが生きている間、私たちが語り、表現することができる間、主が私たちの口に知恵を与えて下さい。命が与えられている間、私たちを神様の改革者とさせて下さい。この世が暗くなる時、真の改革者たちが現れ、再び迫害の火が燃え上がるようになります。その時が間近になっていることを感じます、いまこの静かな時に、主に従うことが許されている時に、多くの改革者を準備させて下さい。イエス様のお名前によって心からお祈りいたします。アーメン