神様からのラブレター
神様の御声を聞く
私たちの子育てについてはどうでしょうか。自分たちの欲や願望があると、子供たちを育てるとき、神様の御心ではなく、自分たちの思いのままにしてしまうのです
皆さん、今皆さんの人生の中で、自分がどこに住みたいとか、何が必要かという人間的な計画、欲があるなら、神様が皆さんにどのような人となり、何をして欲しいのか、神様の静かな御声を聞くことが出来ません。ですから、私たちの進むべき道を明らかにしたいなら、徹底的な屈服があるべきです。皆さん、私たちがそれをしないなら神様の働きを受けることは出来ません。神様は別れた心、二心の人に働くことは出来ないのです。私たちの心が少しでも二心に分かれているなら、私たちの心に神様が働かれることは出来ません。神様の働きを見ることは出来ないのです。そして主の御声を聞くことは出来ないのです。
皆さん、このような表現をしますね、「聖霊に満たされる」と。人々が聖霊に満たされるということは、それは神様の力を受けて、啓示を受けて、ある時には人々を救うための特別な何か賜物を受ける、そういったことと考えていますね。聖霊に満たされるとはどういうことでしょう。それは、私たちが真理のみ言葉に導かれ、神様の御心を知り、神様の働きを知り、神様の真理を知ることなのです。教会でよく起きているのは、御霊に満たされると、何か熱くなって、心に火が燃え感情が高まるというようなことですが、そういうことよりも、神様の御心、聖書の教えを知り行うということなのです。
私たちが、インターネットでIDアドレスを正確に打つならば、知りたいと思っているその場所に案内されて行きます。アドレスが正確であれば、誰でもそこへ行くことが出来ます。あるサイトに行くためには、スペルが一つでも間違えるとだめですね。 sostv.netこの文字を正確に打てば私たちのサイトに行くことが出来ます。アドレスが一つでも違うと、行くことが出来ませんね。同じなんです。私たちは神様の前に行く時、徹底的な屈服が必要なのです。
ちょっとたとえてみたいと思います。旧約聖書、列王記上20章で、ベネハダテと言うシリアの王が軍勢をことごとく集めたことが書いてあります。32人の王を集めてイスラエルを攻撃しようとしました。ここを読んでみますと、ベネハダテはもう驚くべき屈伏の、降伏の条件を出したのです。アハブはもう降伏しますと言いました。ところが降伏の条件を聞いたら、もう、王と親戚、家族、子供たちも、イスラエルにある全てのもの、領地、食糧、この地にあるすべてのすべてをさし出せと言ったのですね、すべてのすべてをさし出すようにと言いました。建物も金も銀も刀も、完全に自分のものはなくなってしまうことになったんですね、驚くべき降伏の条件をこのベネハダテは突きつけたのです。このようなことが、この世の降伏の条件ですね。
ところが、皆さん、アメリカで南北戦争がありました。その南北戦争が終結する時に、北のグラント将軍と南のリー将軍が終戦の締結をしたのですけれども、実はグラント将軍とリー将軍は、同じ軍隊で育った同期生だったんですね。一人は北軍に行きもう一人は南軍に行って戦いをしたのです。この戦争では63万人の軍人が死んでいったのです。そして、何万という家が壊れ、人々は避難し、本当に悲惨な戦争の結果、ついに北軍が勝ったんですね。これは神様の摂理によって北軍が勝ったのです。もし南軍が勝っていたら、本当に大変なことになっていました。奴隷制度が今なお残っていたことでしょう。ですが神様の摂理によって北軍が勝ったのです。
この終戦の調印式をするとき、グラント将軍は降伏の条件を出しました。ところがそれは本当に情け深い条件だったのですね。その時南軍を指揮していたリー将軍と、25万人の南軍兵士に対して、食べ物とスープを全員に与えるようにと言ったのですね。そして降参した南軍に対して、故郷に帰ってアメリカの市民として家を建て、今までの通りの生活が出来るようにしなさい、何か足りなければ国が助けると、そのような命令を出したのですね。今まで持っていた土地や建物はそのまま与えられました。ただ一つだけ条件がありました。軍人たちが持っていた武器、それだけはここに置いて、武器をすべて放棄して空手で帰りなさいと、そしてこの国の市民として生きなさいというものでした。これ本当に驚くべき寛大な条件ですね。