将来のことを心配する必要はないんです。私たちはとにかく、何があっても改革者として生きるべきなのです。改革者は偽りの教えや偽りの習慣を捨て、教会の中で、聖書の真理だけを信じて、それだけを語り、苦難と艱難を受ける人たちです。その故に人気を捨て、評判を捨てて、誤解を受けて、兄弟たちから、親戚から、両親からも裏切られ、友人からも裏切られるような、そのような人々となるんですね。しかし皆さん、そのような人は、永遠の神様からの賞与を受けることが出来る人なのです。
サタンはずるがしこい敵です。どうやって人々を欺き滅ぼすか、絶えず研究しています。今まで多くの宗教改革者たちが、サタンとその霊に支配された人々によって迫害され殉教していったのです。ですが、神様は審判されるんです、終わりの時に、神様は民を審判し、真実の神様の民を保護して仲保されるのですね、私はそのような日が近いことを信じています。その日を信頼しています。19節「あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取るであろう」。私たちは耐え忍ぶことによって救われるのです。マタイにも「最後まで耐え忍ぶ者は救われると」ありますね。
皆さん、真理のために生きる時、率直な真理を語るようになる時、教会で隣に座っていた、一緒に礼拝していた皆さんの回りの人々から、憎しみを受けるようになるのです。兄弟姉妹たちが、親戚や友だちが、皆さんを嫌うようになるのです。まるで大悪人であるかのように、私たちを見るようになるのです。そのように、忌み嫌われるようになってしまうのです。私たちはそのような迫害を受けるのですね。
皆さんは、毎日の生活において、真理のための改革者となることを望んで下さい。真理の光を掲げて下さい。信仰の火を燃やして、まことの福音を伝え、恐れを抱かずに語って下さい。知恵をもって正しい道を選んで下さい。真理から1ミリも離れることがなく、神様のために、真理のために、全力を尽くすのが改革者である私たちの役割です。自分のために生きるのではありません。神様のために生きるのです。その時、迫害を受けるようになります。しかし主のために受ける迫害は、私たちの特権となり、主の栄光となるのです。