東京都心からそう遠くない場所に今なおたくさんの巨木が残る森があるのですが、実はそこって都内でもとっても貴重なかたつむりのパラダイスでもあるのです。
そして、なかなか興味深いのは、かたつむり(例えばミスジマイマイ)の殻の模様が似ている個体同士が、まとまった場所で生息しているんですねー。
例えば、このあたりにはシマシマ模様、あっちにいけばまだら模様、、と森を歩くにつれて、いろんな殻アートを鑑賞することができるのです。
それは、遠くに移動するのが苦手なため、同じ木にずーっと住み着くこともあるというはなしを聞くくらいに、かたつむりってほんのわずかな距離のなかで、一族皆が生涯を終えては生まれることを果てしなく繰り返しているからなんですね。。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、そんな森はずれの一箇所に、なかなか珍しい個体が、数多く生息していることをつい先日気づいたのです。
それが、こちらの貝くんっ👆
なんだか小松菜が相当お気に召しているようですが。。
まだまだ子どものようですが、見れば見るほどこのカタチって、北海道や東北にいるはずの貝に似てるんですよね🤔
後ろ姿👀
そして、まるっちい殻の独特のカタチなどが、エゾマイマイの亜種?いや、左巻きなので、ものすごーくよく似たそっくりさんなのででしょうか。。
たしかに北国の貝が、遠く離れた東京の森に来るのも不思議だし。。
というわけで、今回は、こちらの貝と別種のミスジマイマイのちびっこを同居をさせて、このエゾマイマイによく似たヒダリマキくんとのその暮らしを観察してみたいと思っています。
たぶん続きます。。。🐌
この子、左巻きですよね?
うちにも、昨年秋に多摩地方の公園にこの種の赤ちゃんがいて連れて帰りました笑
春先からめちゃくちゃ大きくなり立派な大人になりましたが、私も東北地方のかたつむりに似てる!ってずっと思っていました。
観察結果、楽しみにしています。
北国は左巻きが多いですが、エゾマイマイ はたしか右巻きなので、やはり亜種かな、、と。
そうですかー多摩にもいるとは‼️
見た目、山や森にいそうなタイプなだけに、都会派なミスジくんと比較が楽しみです。
カタツムリですか?
「そんな森はずれの一箇所に、なかなか珍しい個体が、数多く生息していることをつい先日気づいたのです。」
此方にもたくさんいますね
よく観察しないので詳しくありません
20年近くかたつむり観察していますので、かたつむりアンテナが人より機能するようですね笑
うちの近所 (多摩地域) の緑道沿いのアジサイの葉に 殻径 1cm未満のを去年5月から6月にかけて発見し連れて帰り、その後1年くらいで殻径3cmから4cmくらいにまでなり、相変わらず大食いです。そのほか、そこから5kmほど離れた大きな公園内の一角のアジサイにも同時期にたくさんいました。
それにしても、去年の梅雨時は、その緑道沿いのアジサイやサクラの幹や、近所のコンクリート塀や公園の便所の壁で ときどきカタツムリを見かけましたが、
今年は 去年見かけた場所をチェック続けているものの、全くいません。みんなどこに行ってしまったのでしょうか。
多摩のもりにはたくさんこのかたちの左巻きがいるんですねー!
そこから15kmはかるく離れた東京にも同型のしかもヒダリマキマイマイがたくさん生息しているのなんて、今回ちょっと興味深いな、、と思っています。