やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ツバメシジミ(交尾)(常願寺川左岸河川敷/富山市西番)

2024-09-30 08:43:24 | 昆虫類

秋たけなわの常願寺川左岸の河川敷を少し散歩しました。もっと秋の虫の鳴き声がすると思ったのですが、あまり聞こえてきませんでした。

クズの葉に、交尾中のツバメシジミがとまっていました。

この日、河川敷に多かったのがこのツバメシジミと、ウラナミシジミ、キタキチョウ、ほかにはウラギンシジミとツマグロヒョウモンを見かけたくらいでした。


《クズの葉の上で交尾するツバメシジミ 2024/09/29》


《クズの葉の上で交尾するツバメシジミ 2024/09/29》


《常願寺川左岸河川敷の草原(遊歩道があります)2024/09/29》


《土手で咲いていたヒガンバナ 2024/09/29》

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モンスズメバチ(死骸)(富山市)

2024-09-29 04:24:32 | 昆虫類

テラスに小さなスズメバチが死んでいました。ここまできて、力が尽きたのだと思います。

大きさなどから、初めはキイロスズメバチかなと思ったのですが、よく見ると小楯板が茶褐色なのでモンスズメバチです(キイロスズメバチは、小楯板が黄色)。

我が家の庭で初めてモンスズメバチを見ました。


《テラスで死んでいたモンスズメバチ 2024/09/28》


《テラスで死んでいたモンスズメバチ 2024/09/28》


《テラスで死んでいたモンスズメバチ(小楯板が茶褐色) 2024/09/28》

 

※ 富山市立図書館から9月28日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『小中高教科書の新常識ーこんな風に変わった!ー』(現代教育調査班・編)

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錦鯉(産卵)?(妙心寺退蔵院/京都市右京区花園)

2024-09-28 04:09:33 | 魚類

2泊3日の日程で、99歳で亡くなった母の七回忌の法事をしてきました。

日程を1日伸ばして3日にしたので、このブログで紹介できる生きものにいくつかは出会えると想定していましたが(少なくともクマゼミの羽化殻くらいは…)、まったくダメでした。

最終日に訪れた妙心寺退蔵院(国宝「瓢鮎図(ひょうねんず)」(模本)、史跡名勝・枯山水庭園「元信の庭」、四季折々の景色が美しい池泉回遊式庭園「余香苑(よこうえん)」などが有名)で、「余香苑」の池に張り紙がしてありました。

「鯉の産卵により 瓢箪池に 泡が発生しております」

張り紙のとおり、錦鯉の泳ぐ池には泡がたくさん浮かんでいましたが、これが産卵によるものかどうかはよくわかりません。

ちなみに、ウェブサイト『持続可能な農業・養殖ビジネス/錦鯉の養殖方法』によると、錦鯉の産卵期は4月下旬~7月上旬だそうです。今年は異常な暑さで、産卵期が狂ったのでしょうか?


《池泉回遊式庭園「余香苑」瓢箪池の前にしてあった張り紙 2024/09/27》


《泡が浮かぶ「余香苑」瓢箪池 2024/09/27》


《「余香苑」瓢箪池の錦鯉 2024/09/27》


《妙心寺の仏殿・法堂・大方丈 2024/09/27》

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ハラオカメコオロギ♂(富山市)

2024-09-25 03:33:33 | 昆虫類

スズメの砂浴び場に利用している植木鉢の下に、エンマコオロギとハラオカメコオロギが隠れていました(エンマコオロギは素早く逃げたので、写せませんでした)。 

我が家の庭で聞こえてくるコオロギの鳴き声は、3種類です。
 ① 「コロコロリーリー、コロコロリーリー、…」  エンマコオロギ  (26~32mm)
 ② 「リーリーリーリー…」(続けて鳴く)     ツヅレサセコオロギ(13~22mm)
 ③ 「リリリリ、リリリリ、…」(断続的に鳴く)  ハラオカメコオロギ(13~18mm)

オカメコオロギは、「オス成虫の頭部顔面が扁平で、かつ前傾しているのが最大の特徴である。標準和名にある「オカメ」は、この扁平な頭部の輪廓下半分が下膨れ気味で、「おかめ」を連想させることに由来する」そうです(ウェブサイト『ウィキペディア/ハラオカメコオロギ』)


《植木鉢の下に隠れていたハラオカメコオロギ♂ 2024/09/23》


《植木鉢の下に隠れていたハラオカメコオロギ♂ 2024/09/23》

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ヒメシャチホコ(幼虫)(富山市横内)

2024-09-24 03:46:05 | 昆虫類

ススキの穂にシャチホコガの幼虫にそっくりの黒褐色の幼虫が、あの独特のポーズでとまっていました。体長はシャチホコガの幼虫よりだいぶ小さく(2/3ほどか)見えます。

写真で確認すると、
 ① 第1腹脚側面に黒褐色の紋がある(シャチホコガの幼虫には紋がない。)
 ② 第1~3腹節背面の棘は小さく、ほぼ上向き(シャチホコガの幼虫の棘は大きく、後方を向く)
ことから(ウェブサイト『暁の蛾類図鑑/ヒメシャチホコ』参照)、ヒメシャチホコの幼虫だと思います。

ヒメシャチホコ幼虫の食餌植物はマメ科のハギやカバノキ科なので、ススキの近くに生えていたメドハギ?で発生したのでしょうか。


《ススキの穂についていたヒメシャチホコの幼虫 2024/09/23》


《ススキの穂についていたヒメシャチホコの幼虫 2024/09/23》


《ススキの穂についていたヒメシャチホコの幼虫 2024/09/23》

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キタキチョウ(吸水)(富山市)

2024-09-23 17:45:45 | 昆虫類

5~6匹のキタキチョウが、我が家の庭で飛び回っています。ミモザで羽化したものが多いと思います。

1匹のキタキチョウが、湿り気の残る畑の土で吸水していました(拡大した写真を見ると、土塊の先の方が湿り方が強く、チョウが水分を出して吸い戻しているようにも見えますが…)。


《湿った畑の土から吸水するキタキチョウ 240920》


《湿った畑の土から吸水するキタキチョウ 240920》


《湿った畑の土から吸水するキタキチョウ(土塊の先の方が湿り方が強く見える) 240920》

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オオウンモンクチバ?(呉羽山公園都市緑化植物園/富山市北代)

2024-09-23 05:29:56 | 昆虫類

園路を歩いていると、足元から茶色い蛾が飛び出して、数mほど飛んで草の中にとまりました。近寄って写真を撮ろうとすると、また数mほど飛んで草の中に。これを数回繰り返して息が切れたころ、なんとか撮れたので、よしとしました。

写真をもとに名前を調べると、ヤガ科シタバガ亜科のオオウンモンクチバではないかと思います。ウンモンクチバ、ニセウンモンクチバなど似た種もいて、確かなことはわかりません。


《足元から飛び出してまた草の中にとまるオオウンモンクチバ? 2024/09/16》


《足元から飛び出してまた草の中にとまるオオウンモンクチバ? 2024/09/16》


《足元から飛び出してまた草の中にとまるオオウンモンクチバ? 2024/09/16》

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オオスカシバ(富山市)

2024-09-22 08:19:35 | 昆虫類

いつものようにテラスの椅子に座って庭を眺めていると、どこからかオオスカシバが飛んできました。

あちこち飛び回って、エゴノキにとまりましたが、またすぐに飛んでいってしまいました。


《庭のエゴノキで翅を休めるオオスカシバ 2024/09/12》


《庭のエゴノキで翅を休めるオオスカシバ 2024/09/12》

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フクラスズメ(呉羽山公園都市緑化植物園/富山市北代)

2024-09-21 16:19:30 | 昆虫類

園路を歩いていると、足元から何かが飛び出して、ほぼ直線的に飛んで数10mほど離れた木の幹にとまりました。飛んでいるとき、ほのかに青いものが見えたように思います。

とまったあたりに静かに近寄ると、フクラスズメでした。青く見えたのは、後翅の水色の模様だったようです。


《足元から飛び出して数10m離れた木の幹にとまったフクラスズメ 2024/09/16》


《足元から飛び出して数10m離れた木の幹にとまったフクラスズメ 2024/09/16》

 

※ 市立図書館から9月21日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『里山のいきもの百物語ーそうだったのか!ー』(大島建夫・著)
   2 『虫たちの生き方事典ー虫ってやっぱり面白い!ー』(小松貴・著)
   3 『武器を持たないチョウの戦い方ーライバルの見えない世界でー』(竹内剛・著)
   4 『クマにあったらどうするかーアイヌ民族最後の狩人ー』(姉崎仁・著)
   5 『精進百撰』(水上勉・著)

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ヤモリ(富山市)

2024-09-21 08:44:07 | 爬虫類

勝手口の壁にヤモリが張りついていました。この時に写真は撮れなかったのですが、後で勝手口の横に置いてあった板の後ろに潜んでいるのを見つけました。

勝手口の明かりに集まる虫を目当てにしているのだと思います(どうりで、最近、勝手口の戸に虫がまったくとまっていないはずです…)。


《勝手口の横に置いてある板(後ろにヤモリが潜んでいる)2024/09/18》


《勝手口の横に置いてある板の後ろに潜んでいたヤモリ 2024/09/18》

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キタキチョウ(羽化)(富山市)

2024-09-20 09:43:17 | 昆虫類

2024/09/15に見つけたキタキチョウの蛹のうち1匹は、ミモザに着いた状態でコップに入れて台所の窓のそばに置いて様子を見ていました。

家族は、羽化の前の日の晩、蛹の様子が変わっていた(透明感がなくなっていた?)ことに気づいていたそうです(私は就寝時間が早いので、まったく気づかず)。

2024/09/19の朝、いつもより少し早く目覚め、台所に置いていた蛹の様子が変わっているのに気づきました(02:51)。翅が透けて見えてきているのです。蛹の着いたミモザを入れたコップを居間のテーブルに置いて、いつもの作業をしながら羽化の観察です。

蛹の腹部も伸びてきて(04:12写真)、羽化間近かなと思いましたがなかなか始まりません。ちょっと席を立って戻ると、もう羽化が始まって、蛹から完全に抜け出していました(04:21)。


《羽化間近で翅が透けて見えてきたキタキチョウの蛹 2024/09/19 02:51》


《羽化間近で腹部も伸びてきたキタキチョウの蛹 2024/09/19 04:12》


《羽化が始まり、蛹から完全に抜け出たキタキチョウ 2024/09/19 04:21》


《羽化して場所を移動しながら翅を伸ばすキタキチョウ 2024/09/19 04:21》


《羽化して翅を開閉して伸ばすキタキチョウ 2024/09/19 04:27》


《羽化して翅がほぼ伸び終わったキタキチョウ 2024/09/19 04:48》


《キタキチョウの羽化殻 2024/09/19》

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ウンモンスズメ(幼虫)(呉羽山公園都市緑化植物園/富山市北代)

2024-09-20 03:45:46 | 昆虫類

小さな池の周りに巡らされた防護柵の上を、尾角のあるスズメガの仲間の幼虫が這っていました。

「尾角がまっすぐに尖っている」「尾角は紫褐色」「体色は緑色」「体表に4本の白い線」「小さな顆粒状の白い突起(顆粒列)が並んでいる」などの特徴(ウェブサイト『趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩/モモスズメ、ウンモンスズメ。スズメガ科の幼虫2種類。』参照)から、ウンモンスズメの幼虫だと思います。

ウンモンスズメ幼虫の食餌植物は、ニレ科のケヤキやアキニレなどです。この防護柵の上にはケヤキの大木が枝を広げているので、幼虫はこのケヤキから落ちてきたのではないでしょうか。


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》


《防護柵の上を這っていたウンモンスズメの幼虫 2024/09/16》

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スズメ(給餌)(富山市)

2024-09-19 05:22:46 | 鳥類

少し前から、「この時期になってもまだ親から餌をもらっているのか?」と思っていた親子のスズメの写真がやっと撮れました。

色や形は幼鳥ですが、大きさは親より大きいくらいに育ったスズメが、9月も中旬のこの時期に、まだおねだりして親から餌をもらっています。3回目の子育てでしょうか?繁殖が遅かったのでしょうか?


《おねだりして親から餌をもらうスズメの幼鳥 2024/09/18》


《おねだりして親から餌をもらうスズメの幼鳥 2024/09/18》


《おねだりして親から餌をもらうスズメの幼鳥 2024/09/18》


《おねだりして親から餌をもらうスズメの幼鳥 2024/09/18》


《おねだりして親から餌をもらうスズメの幼鳥 2024/09/18》

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ウラギンシジミ♂(呉羽山公園都市緑化植物園/富山市北代)

2024-09-18 09:07:14 | 昆虫類

遊歩道の縁の草刈りをされたところに、ウラギンシジミがとまっていました。翅を閉じて、枯れかけた葉から何かを吸っています。

ウラギンシジミの幼虫は、フジやクズの花やつぼみなどを食べます。おもしろい形態をしているので見てみたいのですが、「根気がない」のか、「目が節穴」なのか、いちども見たことがありません。


《遊歩道の縁で枯れかけた葉から何かを吸っているウラギンシジミ♂ 2024/09/16》


《遊歩道の縁で枯れかけた葉から何かを吸っているウラギンシジミ♂ 2024/09/16》


《遊歩道の縁で枯れかけた葉から何かを吸っているウラギンシジミ♂ 2024/09/16》

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アゲハ(追尾行動)(富山市)

2024-09-17 03:53:17 | 昆虫類

我が家の庭には、ミカン科の樹木がかなりあります(ユズ、サンショウ、キンカン、スダチ)。原則として薬散はしないので、アゲハの幼虫に食べられ放題です。大きくなったユズなどはまだいいのですが、昨年植えたスダチの苗は、知らないうちに丸坊主になっており、枯れないか心配です。

そんな庭で、4~5匹のアゲハが食樹の周りなどでさかんに追尾行動をしていました。チョウの追尾行動には「生活圏をめぐる競争」「個体の占有性」「求愛行動」があるそうですが、我が家の庭で繰り広げられていたのは「求愛行動」のようです。

たまたま見かけたウェブサイト『Real Sound/武器を持たないチョウの”縄張り争い”、なぜ成立する?研究者が語る、目からウロコの新説』に『武器を持たないチョウの戦い方』(京都大学学術出版会)が紹介されていたので、さっそく図書館に予約して読んでみようと思っています。


《食樹のユズのまわりでのアゲハの追尾行動 2024/09/15》


《食樹のユズのまわりでのアゲハの追尾行動 2024/09/15》


《食樹のキンカンのまわりでのアゲハの追尾行動 2024/09/15》


《アゲハの追尾行動(樹木は食樹のそばのゲッケイジュ) 2024/09/15》


《アゲハの追尾行動(樹木は食樹のそばのゲッケイジュ) 2024/09/15》

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