やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

モンシロチョウ(吸水)(富山市上新保)

2024-09-15 02:32:02 | 昆虫類

収穫を終えた水田が多くなった農道を自転車で走っていて、4~5匹のモンシロチョウが集まっているのに気づきました。集団で吸水しているようですが、土でなく稲藁に固執しています。写真を拡大すると、どうやら湿った稲藁から水分を吸っているように見えます。

私は、モンシロチョウの吸水を見たことはなかったような気がしますが、ウエブサイトを見ると、それほど珍しいことではないようです。

ウェブサイト『自然となかよしおじさんの"ごった煮記“/モンシロチョウの吸水行動(2018/06/29)』には、田植えが終わった水田での目撃例が紹介されていました。
「…。わたしはこれまで何度かモンシロチョウの吸水を目撃していますが、水田では初めてのことです。
 腐りかけたイネの切り株がバラバラになって水面に浮いたり、地表に突き刺さったり。その一本に取り付いて熱心に吸水中でした。…」


《刈り取りの終わった水田で集団で吸水するモンシロチョウ 2024/09/14》


《刈り取りの終わった水田で集団で吸水するモンシロチョウ 2024/09/14》


《刈り取りの終わった水田で集団で吸水するモンシロチョウ 2024/09/14》


《水田で吸水するモンシロチョウ(稲藁から吸水しているように見えます) 2024/09/14》

 

※ 市立図書館から9月14日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『沖縄自然探検ーゲッチョ先生と行くー』(盛口満・著)
   2 『OSO18を追えー"怪物ヒグマとの闘い560日ー』(藤本靖・著)
   3 『干し芋の丸かじり』(東海林さだお・著)
   4 『考えごとしたい旅ーフィンランドとシナモンロールー』(益田ミリ・著)
   5 『月花美人』(滝沢志郎・著)
   6 『35年目のラブレター』(小倉孝保・著)

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カラスアゲハ(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2024-09-14 11:24:29 | 昆虫類

9月も半ばというのに、35℃を超える猛暑日が続いています。

この日は、それほど暑くならない午前中の2時間ほど、久しぶりに猿倉山森林公園などに出かけてきました。

林間にある小さなキャンプ場は、平日にもかかわらず男性のソロキャンパーが一人。キャンプ場前の斜面に白い花のオトコエシ?が群生し、いろいろなチョウなどが花の蜜を吸いにきています。

なかでもひときわ目立ったのがカラスアゲハ。数匹の翅のあまり傷んでいないカラスアゲハが、緑や青のメタリックに輝く美しい翅をはばたいて蜜を吸っていました。


《オトコエシの花で吸蜜していたカラスアゲハ 2024/09/13》


《オトコエシの花で吸蜜していたカラスアゲハ 2024/09/13》


《オトコエシの花で吸蜜していたカラスアゲハ 2024/09/13》


《オトコエシの花で吸蜜していたカラスアゲハ 2024/09/13》

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ツメクサガ(岩瀬浜/富山市岩瀬)

2024-09-13 06:30:14 | 昆虫類

「オオハサミムシ」「スナガニ」「ヤマトマダラバッタ」と、久しぶりに岩瀬に出かけたついでに立ち寄った岩瀬浜で見かけた浜辺の生きものたちを紹介してきました。

最後は、浜辺と無関係なように思える昼行性の蛾、ツメクサガです。浜辺に生えたまばらな丈の低い草の間をちらちら飛んでいました。

ツメクサガは、その名のとおり、幼虫がシロツメクサ、アカツメクサなどマメ科植物だけを食べるものと思っていましたが、アカザ科やキク科、ゴマノハグサ科(キンギョソウ)、アマ科などいろいろな植物もたべるようです。この砂浜にはゴマノハグサ科のウンランも生育しているので、ウンランを食べているのでしょうか?


《昼間に活動するツメクサガ 2024/09/08》


《昼間に活動するツメクサガ 2024/09/08》


《砂浜に咲くウンランの花 2024/09/08》

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ヤマトマダラバッタ(岩瀬浜/富山市岩瀬)

2024-09-12 15:46:02 | 昆虫類

用事があって、久しぶりに岩瀬に出かけました。

海水浴シーズンが終わり人気の少なくなった岩瀬浜を、生きものの姿を探して歩いていると、まばらにコウボウムギが生えた砂地に2~3cmほどのバッタが数匹いました。色模様が砂地に溶け込んでいるので、眼を放すとどこにいたのかわからなくなります。

砂浜にいたので、ヤマトマダラバッタとしましたが、どうでしょうか?

ヤマトバッタは、『レドデータブックとやま2012』によると、富山県カテゴリー「絶滅危惧Ⅰ類」に該当し、「富山県では、近年の記録がない」とされています。
「これは標本をとっておかないと!」と逸りましたが、でも、よく調べると、『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類(富山県の昆虫シリーズ第2号)には、岩瀬浜(2016/07/31)などの記録が載せられていました。


《まばらにコウボウムギが生えた砂地にいたヤマトマダラバッタ 2024/09/08》


《まばらにコウボウムギが生えた砂地にいたヤマトマダラバッタ(♀?) 2024/09/08》


《まばらにコウボウムギが生えた砂地にいたヤマトマダラバッタ(♀?) 2024/09/08》


《まばらにコウボウムギが生えた砂地にいたヤマトマダラバッタ(♂?) 2024/09/08》

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ハッカハムシ(富山市)

2024-09-12 06:52:20 | 昆虫類

テラスに伸びだしてきたローズマリーのを枝を剪定していると、1cmほどの黒っぽい虫が落ちてきました。ハッカハムシです。

ハッカハムシはシソ科植物(ハッカ、シソ、ローズマリーなど)の葉を食べるハムシです。金銅色の鈍い光沢があり、上翅には円形の黒い紋が列状に並んでいます。


《ローズマリーの枝から落ちてきたハッカハムシ 2024/09/10》


《ローズマリーの枝から落ちてきたハッカハムシ 2024/09/10》

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アゲハ(羽化)(富山市)

2024-09-11 16:36:25 | 昆虫類

今朝(2024/09/11)5時40分ころ、庭に水遣りをしようとして、アゲハが羽化しているのに気づきました。まだ翅が伸びきっていないので、今朝早くに羽化したものと思います。

このアゲハは、2024/09/03の午前7時20分ころに蛹化しているのに気づいたもので、前日(2024/09/02)夜に蛹化したのではないかと思います。

蛹の推定期間は、2024/09/02~2024/09/11の9日です。

前回我が家の庭で観察したアゲハの蛹の推定期間は2024/08/23~2024/08/27の4日でした。


《今朝5時40分ころ羽化していたアゲハ 2024/09/11》


《午前7時20分ころに蛹化しているのに気づいたアゲハ 2024/09/03》


《午前7時20分ころに蛹化しているのに気づいたアゲハ 2024/09/03》

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スナガニ(岩瀬浜/富山市岩瀬)

2024-09-11 06:39:08 | その他動物

用事があって、久しぶりに岩瀬に出かけました。

海水浴シーズンが終わり人気の少なくなった岩瀬浜を、生きものの姿を探して歩いていると、1~2cmほどのものが素早く動き回っています。カニのようですが、動きが素早いのと、色模様が砂地に溶け込んでいるのとで、目を凝らさないとどこに居るのかもわかりません。枯れ枝のそばで動きが少し落ち着いたので、写真に撮りました。

海岸へはほとんど出かけないので、海岸の生きものにはあまり馴染みがありません。とりあえず、あてずっぽうで「スナガニ(砂蟹)」で検索したところ、どうやらそれでよかったようです。

ウェブサイト『スナガニ観察・調査ハンドブック』に詳しく、わかりやすいスナガニの解説がありました。
「スナガニは甲らの幅(甲幅)が成長しても3㎝ほどの小型のカニです。体色は生息地の砂の色とよく似ていて、両眼が大きくて警戒心が非常に強く、人の気配を感じると、砂地に掘った巣穴に素早く逃げ込みます。巣穴の開口部の直径は1~3㎝ほどで、その周辺にはたくさんの砂団子が見られます。夜行性のカニなので、昼間は巣穴に入っていることが多く、おもに夜間に活発に活動します。6月から9月がおもな活動時期で、冬期は砂の中で越冬します。」
「日本沿岸の砂浜海岸には温帯性のスナガニのほかに、スナガニの近縁種である熱帯・亜熱帯性のツノメガニ・ナンヨウスナガニ・ミナミスナガニなどが生息しています。…。
スナガニとツノメガニでは、両種ともに、大きい方のハサミ脚の内側に顆粒列が並びます。成体(大型個体)であれば、ツノメガニだけに、両眼の先端に角状突起が見られるため、スナガニと容易に区別することができます。しかし、ツノメガニの幼体(小型個体)では角状突起が見られないため、スナガニと混同されがちです。見分け方としては、スナガニの背甲の後部には1対の白い斑紋があるのに対して、ツノメガニではその場所に1対の褐色の斑紋があります。…。」


《砂浜を素早く動き回っていたスナガニ 2024/09/08》


《砂浜を素早く動き回っていたスナガニ 2024/09/08》


《スナガニの背甲の後部には1対の白い斑紋(赤丸内) 2024/09/08》


《砂浜に掘られていたスナガニの巣穴? 2024/09/08》

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イソヒヨドリ(電線)(富山市)

2024-09-10 15:34:57 | 鳥類

朝、いつものように庭に水遣りを終えテラスで休んでいると、遠くの電柱にあまり見慣れないシルエットの鳥がとまっています。ヒヨドリより大きくキジバトより小くて、細身ではありません。

「ひょっとして」とカメラを覗くと、やはりイソヒヨドリでした。

ここでイソヒヨドリを見るのは、これで2回目です(前回は2022/04/30、同じ場所で囀っていました)。


《電線にとまっていたイソヒヨドリ 2024/09/10》


《電線にとまっていたイソヒヨドリ 2024/09/10》

 

※ 『自宅前の電線にとまる鳥(2024)』
    №1 セグロセキレイ (2024/04/24ブログ)
    №2 ハクセキレイ  (2024/05/05ブログ)
    №3 ハシボソガラス (2024/05/14ブログ)
    №4 ツバメ     (2024/05/16ブログ)
    №5 カワラヒワ   (2024/05/18ブログ)
    №6 カッコウ    (2024/05/18ブログ)
    №7 ハシブトガラス (2024/05/20ブログ)
    №8 ヒヨドリ    (2024/06/20ブログ)
    №9 モズ      (2024/06/30ブログ)
            №10  スズメ     (2024/07/09ブログ)
            №11  イソヒヨドリ  (2024/09/10ブログ)

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オオハサミムシ(岩瀬浜/富山市岩瀬)

2024-09-10 05:25:27 | 昆虫類

用事があって、久しぶりに岩瀬(江戸時代後期から明治時代にかけて北前船の交易で栄え、今なお廻船問屋が立ち並んでいた旧北国街道の町なみの雰囲気が残る港町)に出かけました。

せっかくの機会なので、町なみを散歩する家族とは別に、海水浴シーズンが終わり人気の少なくなった岩瀬浜を、生きものの姿を探して少し歩きました。

大きめの流木の持ちあげると、数匹のハサミムシ。ふだん家で見かけるものとは違い、赤茶色っぽく見えます。すばやく物陰に入り込むので、なかなか写真が撮れません。隠れ場所のない砂浜に追い出すと、砂の中に半分潜りこんだので、なんとか撮れました。

「ハサミムシ」「砂浜」で検索して出てきたハサミムシの一つがオオハサミムシ(それほど大きく感じません。「ハサミ」が大きいのでしょうか?)。

ウェブサイト『虫ナビ/オオハサミムシ』の説明です。「大きなハサミを持つ大型のハサミムシ。体色は赤褐色で胸背は黒色。上翅は大半が黒色で会合部沿いは赤褐色、側縁は黄褐色。
雌雄で尾鋏の形状が異なり、♂では細長く発達し、内側に1短刺がある。♀では短く、内側に微歯が並ぶ。
海岸の砂浜の石や流木の下の他、河原にも生息する。」

アップした写真を見ると、「尾鋏が短く、内側に微歯が並んでいる」ようなので、♀です。


《海水浴客もいなくなり人気の少ない岩瀬浜 2024/09/08》


《砂に半分潜り込んだオオハサミムシ♀ 2024/09/08》


《砂に半分潜り込んだオオハサミムシ♀ 2024/09/08》

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セスジスズメ?(若齢幼虫)(富山市)

2024-09-09 02:17:14 | 昆虫類

今年初めてプランターで育てているサツマイモの葉が、何者かに食べられていました。

よく見ると、裏側に小さなイモムシがついています。尾脚と腹脚で葉の中肋に捉まり、斜め45度ほどに体を真っ直ぐに伸ばしています(枝に擬態したシャクガの幼虫のような感じです)。ただ、腹端に尾角があるので、スズメガの仲間の幼虫だと思います。

スズメガの仲間で幼虫がサツマイモの葉を食べるのは、「セスジスズメ」と「エビガラスズメ」。エビガラスズメ幼虫の尾角は腹側に湾曲しているので、写真の幼虫は、尾角が真っ直ぐなセスジスズメの幼虫ではないかと思います。

セスジスズメの幼虫は、「尾角の先端が白色」で「基部には黄色い紋」があるようですが、まだ小さくてよくわからないので、もう少し大きくなるまで様子を見ようと思います。


《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(赤丸内)(黄丸は食痕) 2024/09/07》


《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(赤丸内)(黄丸は食痕) 2024/09/07》


《サツマイモ葉裏のセスジスズメの若齢幼虫(真っ直ぐな黒い尾角がある) 2024/09/07》

 

※ 市立図書館から9月7日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)
   1 『西表島の自然図鑑ーネイチャーガイドー』(堀井大輝・著)
   2 『「ツトムの虫」を探してー石垣島の自然観察者正木任の残したもの-』(盛口満・著)

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アブラコウモリ?(富山市)

2024-09-08 03:43:14 | 哺乳類

玄関の壁にとまっていたアブラコウモリ?の群れを脅して(2024/06/21)以来、我が家の玄関はコウモリの糞公害から免れてきており、脅しの効果があったと喜んでいました。

ところが、数日前から、玄関にコウモリのものらしい糞が落ち始め(量は以前ほど多くありません)、家族で気にしていました。

昨晩(午後8時ころ)、「コウモリが壁にとまっている」との娘の声に玄関に出ると、コウモリ(アブラコウモリ?)が1頭だけとまっていました。これから仲間も休みにくるのかも知れません。

放水で脅そうと散水用ホースを持っていくと、姿がありませんでした。休まる場所でないと諦めてくれるといいのですが…。


《玄関の壁にとまっていた1頭のアブラコウモリ? 2024/09/07》


《玄関の壁にとまっていた1頭のアブラコウモリ? 2024/09/07》

 

※ 参考のため、2024/06/12のブログを再掲しておきます。

「ここ数年(というより、この家に越してきてからずっと)、夜の間に玄関前に落とされる糞に悩まされてきました。
十分に腑には落ちないものの、状況証拠などからアマガエルの仕業ではないかと結論付け、このブログでも紹介してきました。この犯人とされたアマガエルが冤罪であった(と思われること)が、昨晩わかりました。
昨晩(午後10時過ぎ)、玄関の糞を確かめにいくと、いつものように糞が少し落ちていました。見上げると、これまでには気づかなかった何か20cmほどの黒っぽい塊が壁の上のほうに見えます。急いで懐中電灯(とカメラ)を持ってきて確かめると、コウモリでした。それも、少なくとも6頭が身を寄せ合って一塊になっていたのです。糞の主だと思います。
正確なことはわかりませんが、イエコウモリとも呼ばれるアブラコウモリです。休憩場所にしていたのでしょうか?
コウモリが学習してくれるかどうかわかりませんが、二度と来ないように虫取り網で突っついて追い払いました。」


《玄関の壁にとまっていたアブラコウモリ?の群れ 20240621》

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クワコ(幼虫)(旧いこいの村富山/富山市[婦中町]細谷)

2024-09-07 05:17:37 | 昆虫類

「ねいの里」展示館からの帰途、車道を歩いていると道端にヤマグワ?が生えています。

ヤマグワを見かけると、ついついクワコの幼虫などを探してしまいます。この木には、クワコの小さな幼虫がついていました。


《道路沿いのヤマグワ?の葉にいたクワコの幼虫 2024/08/28》


《道路沿いのヤマグワ?の葉にいたクワコの幼虫 2024/08/28》

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アオスジアゲハ(吸水)(富山県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2024-09-06 08:38:29 | 昆虫類

ギンヤンマの産卵などを期待して行った池は、管理のために水が抜かれて少しの水溜まりもなく、排水口付近などにわずかに湿り気が残っているだけでした。

このわずかに湿り気の残った所で、アオスジアゲハが吸水(?)していました。たっぷり湿り気が残った所がお気に入りなのかというと、そうでもないようで、ときどき場所をかえながら吸水していました。

チョウの吸水行動についてはいろいろな説があるようで、ウェブサイト『ぷてろんワールド/吸水行動』では有力な二つの説が紹介されていました。
「体温調整    …体温の上がりすぎた蝶が体を冷やすために水を飲んでいるという説。…
 栄養成分補給  …オスの体に必要な成分を補給するために行う行動…」


《管理のために水が抜かれた池 2024/09/04》


《水が抜かれた池の湿りの残った所で吸水するアオスジアゲハ 2024/09/04》


《水が抜かれた池の湿りの残った所で吸水するアオスジアゲハ 2024/09/04》


《水が抜かれた池の湿りの残った所で吸水するアオスジアゲハ 2024/09/04》

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ワタヘリクロノメイガ(富山市)

2024-09-05 18:33:05 | 昆虫類

テラスに設置していたゴーヤのカーテンですが、ワタヘリクロノメイガ幼虫による食害と糞害がひどくなったので、2024/09/03に撤去しました。

テラスの窓に小さな蛾がとまっていたので、よく見るとゴーヤのカーテンを撤去させた張本人、ワタヘリクロノメイガの成虫でした。

ワタヘリクロノメイガは、♂♀ともに尾端にボンボンのような毛塊があり、これをくるくる回します。(ウェブサイト『明石の蛾達:生涯生態』参照)


《テラスの窓にとまっていたワタヘリクロノメイガ 2024/09/05》


《テラスの窓にとまっていたワタヘリクロノメイガ(尾端にボンボンのような毛塊) 2024/09/05》


《テラスの窓にとまっていたワタヘリクロノメイガ(尾端にボンボンのような毛塊) 2024/09/05》

 

※ 朝、テラスで椅子に座って庭をみていると、餌台にやってくるスズメのほかにもいろいろな生きものを見かけます(写真には撮れていません)。
   1 クロカナブンが窓にぶつかって、そのまま飛んでいきました。
   2 オニヤンマ?のような大きなトンボが横切っていきました。
   3 コガタスズメバチが獲物を探して飛んでいます(ほぼ毎日)。
   4 風もないのにエゴノキの葉が揺れると思ったらアオドウガネがとまっていました。

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アブラゼミ(求愛?)(富山県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2024-09-05 03:54:44 | 昆虫類

体調のことを考え、遠出や無理はしないよう自制しています。台風10号の影響がおさまり、今日から三日ほど晴天の予報ですが、近くの富山県空港スポーツ緑地へ。久しぶりの公園です。

暑い日差しの中、アブラゼミの鳴き声のするカエデに近寄って、セミを探すと、単独のセミ2匹ほどのほかに、不自然?に並んでいる2匹のセミがいました。アブラゼミの交尾を見られるかも知れないと、少しこちらが興奮。

アブラゼミが交尾に至る様子について、ウェブサイト『愉快な写真館/アブラゼミの交尾』では次のように描写されています。「…二匹のセミが近づいて、まず、少し離れて横に並びます。その後、横に移動をしてぴったり並びますが、その状態でフィーリングが会わないと離れていきます。…」

私が見かけた2匹のセミは、微妙な距離感で横に並んでいますが、5分ほど見ていた間はどちらも動きませんでした。右側の「少し小さく」「翅を少し開いている」方が♂で鳴いていると思います(ほかのセミも鳴いていたので確かなことはわかりません)。

じっと立って見続けるのもたいへんなので、少し別なところを散歩してから続きを見ることにしました(辛抱が足りませんでした…)。2~30分ほどしてから期待して戻ると、2匹ともいませんでした。求愛は、うまくいかなかったようです。残念でした。


《2匹並んで求愛?するアブラゼミ 2024/09/04》


《2匹並んで求愛?するアブラゼミ(右側が鳴いている♂?) 2024/09/04》

 

※ 空港のすぐそばなので、ヘリポートから県警ヘリが飛んできましたが、素早いピント合わせができません。こんな腕前では、飛んででいる鳥や虫を上手く撮ることはできません。

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