詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

問いかけて・・・

2016年09月15日 14時17分19秒 | Weblog

台風の今後の進路が心配ですね。

当地は比較的自然災害が少なく、住み良い環境に感謝していますが、福岡や他の被災地の

復興が一日も早く進むことを祈っています。

 

少し前の新聞記事です。

熊本地震への義捐金として、新聞に掲載された 「榊原大世 1000円」。

18歳の少年が新たな一歩を踏み出した証しと両親の願いが込められている。

生後六カ月で国指定難病の小児慢性疾患・ミオクロニーてんかんを発症。

頻繁な発作で脳が損傷を受け、問い掛けにわずかに反応する以外は、

話すことも歩くこともできない。

特別支援学校を卒業。動かせる両腕を使って、福祉施設で週に五日間、

染め物に取り組む。初めての給料が出た。千九百円だった。

その使い道に、両親は悩んだ。 幼児並みの知能の大世さん。

それでも彼が将来、何に使ったかを理解できる形にしたかった。

「募金に充てたいけれど、いいかな」。

「ああ、ああ」 と答える彼。

千円を義捐金に、残りの九百円は、通っていた身障児施設に贈った。

施設代表は 「申し訳ない気もしたが、それ以上にうれしい。大切に使いたい」。

七年前、大病をした母の厚子さんは、家族をはじめ多くの人に救われたと感じている。

だからこそ、息子には「生きている以上、人のために尽くしてほしい」と願う。、

「十年先でも二十年先でも、息子が理解してくれれば、うれしい」

 

この記事を読み、とても、、、とても、、、感動しました。

誰もが、生きている意味を深め、満ちた人生と、感じらればいいなぁ~

と、思います。 

   

   以前詠んだ冠句です。

               待ち遠し 一朶の雲に塔せる思惟

               見え隠れ 秘めし善行人徳に

               心地よく 鎧うこと無く自適の歩

               青田風 案ずるも子は颯爽と

               環状線 逸れずに進む人の道

               戦ぐ葦 生命の連鎖煌かす

               幸祈る 信じ待ってる親心

               眼笑む 信じ待ちたい親ごころ

               暁の空 まほろばの風掌に崇む

               影に添う 行く先々に触れる情

               広がる輪 誠の心音重なれば

 

 

                                    

 

 

痛めた手が中々治らず、治療しています。今は無理をせず、ギターをセーブして

過ごしています。ギターの新しい課題の「楽譜の譜読み」をしながら、気持ちは

焦りますが、もう少し我慢です。

先日の演奏会の様子を友人がDVDにしてくれました。 反省点がよく判り、今後の

励みになりました。こうして残せることは嬉しいですね。 有難うございます。

かなり緊張している私の顔に苦笑!!! 難しい曲に四苦八苦して頑張った結果、

関節炎になって、、、困っています。 中々思うように事は運ばず・・・

 

  こんな思いの中での冠句です。

 

              老い淋し 趣味の一つを片付ける

              無理はせず 素直に甘え気負い捨て

              痩せ我慢 苦労束ねた影が揺れ

              在るがまま 今の私が好きだから

              頑張れる 目標一つ待っている

 

                      

 

 秋の行事が待っています。 健康があっての叶える夢、あちこち老いの弱りを感じる

 歯がゆさも多くありますが、程よい妥協点を決めながら、楽しめればいいなと思います。

 

 日々に浮かぶ一句を、自然な形で、また更新していこうかなと思っています。

 喜怒哀楽、春夏秋冬、沢山詠んできた作品に色々な思いが篭っています。

 今日もお立ち寄り頂き有難うございます。

 

           


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