詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

視えてくるもの

2016年09月18日 13時34分19秒 | Weblog

 すごく蒸し暑く、過ごし難いですね。

 昨夜も寝苦しく不眠状態で朝になりました。台風の影響の雨でしょうか、古傷も痛み

 スカッと気持ちが晴れぬ日が続きますが、気持ちの切り替えをしながら、今日から

 暫く、支部の選句にかかります。

 毎回、難しさを感じながらの選ですが、いつも心掛ける事は、自分に詠めない句の

 詩想を見つけ、余韻を感じる一句を選べればと思います。気持ちを真っ白にして・・・

 頑張ります。

 

   <冠句から広がる想いの色々>  以前に詠んだ冠句です。

 

                              直向に 句歴十年攀じ上がる

               柿青し 逸る闘志がうずうずと

               柿青し 初心は褪せず心(うら)に秘め

               風通る 響く余韻に残り香も

               広がる輪 深める詩心光帯び

               森の声 こんなに優し里の風

               滲ませて 語り継がれし一代記

               良い予感 一気に詠みし句の響き

               眼がうるむ 気丈な姿文字に視え

               叱咤かも 翳りし一句受け止める

               又も雨 句談義弾み長電話

   

 

                    

 

 

  投句の付箋を机に並べ、「 三才、五客、秀、佳 」を、決めていきますが、

  それぞれのお人柄が浮かんでくる句に、色々な場面に隠れる心の動きが見えます。

  人生図を見るような気持ちで、じっくり考え込んだり、感動したり、自分に置き換えて

  みたり、、、今回も一生懸命向き合いたいと思います。

  後日の句会の場に於いて、「披講」をすることになっていますが、かなり緊張!です。

 

           今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。

 


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