生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震64

2011年04月01日 22時13分00秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月1日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震64

 日常生活をするのに、一軒に一台の発電機を備えれば良い、というふうにならないだろうか。
 
 太陽光発電、風力発電、地熱発電、水素燃料電池でもなく、燃料を用いない方向だという、ジーン・マニング氏の言う「新エネルギー」のための発明のうちの数例として、

 「
 ・電磁場を革新的な方法で操作して電力を生み出すエネルギー変換器。
 ・動力部品や電池を使わないで背景エネルギーを電力へと変換する水晶変換器。
 ・水を燃料とし水分子を共振させる発明。使用時に水素が超効率的に放出されて電力が生み出される。
 ・現在では低エネルギー核反応として知られている常温核融合〔冷温核融合 cold fusion〕に関する突破口。
 ・電気回路・材料が宇宙の背景エネルギーと共振する(動力部品のない)固体素子。
 ・音波を用いて、余剰エネルギーを内破させ発生させる微小な泡をつくるソノフュージョン。
 ・自然の運動に逆らうというよりは調和して機能する渦テクノロジー。」
http://sharejapan.org/sinews/200/212/post_299.html

が挙げられている。

 そして、冷温核融合の

  「実験の一部では元素の変換が起こります。それはおそらく放射性廃棄物の除去に応用できます。」
http://sharejapan.org/sinews/200/212/post_299.html

と述べている。


福島原発と東北地方太平洋沖地震63

2011年04月01日 22時00分47秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月1日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震63

 福島第一原発近辺の大気、土、地下水、海は、放射性物質で汚染されてしまった。微量ではあるが、福島第一原発に起因すると考えられる放射性セシウムが、世界各地で検出された。
 原子炉からすでにかなりの量の放射性物質が出てしまったが、これ以上は少しでも外に出ないように、また早急に冷温停止状態になることを祈る。

 危険管理としては、次々と起き得る系列にして場合を分類し、最悪から最も楽観的事態までを考えておき、そして費用と状況に応じて、選択(=意思決定)して対応することになるだろう。

 すでに、最悪事態を想定しての本が出ていたようである。

http://www.stop-hamaoka.com/kaisetsu-4.html
に、
  「1995年、京都大学原子炉実験所助手だった瀬尾健(故人)は、日本のそれぞれの原発ごとに災害予想をおこないました。(『原発事故・そのときあなたは』風媒社)」

とある。そして、「浜岡原発で大事故が起きた」場合の模擬 simulationが示されている。

 瀬尾健氏の著書の一部は、

http://www.scribd.com/doc/50620644/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89?secret_password=quiycdj7rvtoxwk3dee

で見ることができる。


 瀬尾健.2000.1.完全シミュレーション 原発事故の恐怖.121pp.風媒社.

への、「ブックレットへのあとがき??東海村臨界事故の検証」と題した文中に、小出裕章氏は、

  「原子力損害賠償法」には、大事故の原因が「異常に巨大な天災地変又は社会的動乱」である場合には、電力会社はもともと賠償責任を負わないと書かれている。「異常に巨大な地震」によって原子力発電所が大災害を引き起こしたとしても、電力会社は何の責も負わないですむ。まことによくできた法律である。」(120頁)。

と、書いている。

 
[S]
*瀬尾健.2000.1.完全シミュレーション 原発事故の恐怖.121pp.風媒社.