生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

風間虹樹:本日2013年7月3日の即興絵画または経過絵画(2)

2013年07月03日 23時09分20秒 | 美術/絵画
2013年7月3日-2
風間虹樹:本日2013年7月3日の即興絵画または経過絵画(2)


 水に流す道具の15mホース。片方は蛇口に取り付けてある。


 (地に対しての)絵または図または文が最小主義的絵画 a minimalismic picture。


 【孔開け絵画】または【穴あけ絵画】。裏面も絵画となっているので、【両面絵画】。


 電動ドリルで穴または孔を開けた。絵具を塗布して、向こう側に押し出すと、絵具そのものが屹立する。
 あるいは作ったたくさんの穴の側面に絵具を塗ると、たくさんの小さな小さな【穴側面絵画】ができることになる。
 画布切り裂きと穴開けは、ルチオ・フォンタナが行なった。軽井沢のセゾン現代美術館で、切り裂きと穴開けの多くの製作例を観ることができる。もっとも、穴開け作品はいずれも無惨なほど色も形も汚い。二段構えの切り裂き作品もイマイチである。
 国立国際美術館では、ルチオ・フォンタナの作品が2つ並べて展示されている。一つは青地に四筋の切り裂きで、もう一つは赤地に三筋の切り裂きである。実に潔く美しく、音声解説で言っていたように「センスが良い」。『美の響演』は7月15日まで開催している。


 回転体皺付け法を適用した後に、滴下法を適用した。




 細部拡大像。水を滴下して円形凹みをつくることもできる。

 

 【芽生え絵画】もしくは一部【埋め込み絵画】の三個体。三個体とも振出し法と滴下法を実行した。


 相対的に大きな【芽生え絵画】一個体。


 相対的に小さな【芽生え絵画】一個体。

 



 切り裂きによって表面に色と形の変異をつける。【切り裂き絵画】と呼ぶには、もっとあちこちを切り裂いて、それが絵となるようにすべき。
 ベロ(舌)を出すように、めくって裏面を表に出してその面を彩色するのも一興であろう。




 【芽生え絵画】に額縁にしていた板を立てかけた、立てかけ絵画。つまり、【芽生え絵画】と【立てかけ絵画】の総合的絵画。あるいはまた、光版絵画である。




 覆うことによって、板の地の色を使った。のではなく、実は墨が剥がれた。



風間虹樹:本日2013年7月3日の即興絵画または経過絵画(1)

2013年07月03日 22時59分28秒 | インポート
2013年7月3日-1
風間虹樹:本日2013年7月3日の即興絵画または経過絵画(1)




 たいして面白くないので、消すことにした。








 園芸用水撒きホースには、ストレートだとか、拡散だとか、水流が切り替えられる。


 図または文をすっかり掃除して、きれいになりました。


 水分が表面に残っている状態で、ふたたび振出し法で、散らばり白線を配置した。


 これも、水に流してしまおう。