2013年7月17日-1
絵画技法/絵画用筆類
図1。左端は地塗り用の筆。その右の白い6本は、玉毛細密画筆。これは猫毛で、毛先近くが玉のように膨らんでいるのか、絵具を含ませると毛先が丸くなるからなのか、玉毛と呼ぶようである。[玉毛(猫の毛)は先が丸いの?
http://www.shodo.co.jp/blog/hidai/2008/08/post-175.html]によれば、後者なのだろう。右端の2本は五連筆と七連筆(膠彩絵画用)。
図2。左側の2本は膠彩絵画用。むろん、これに油絵具やアクリル絵具をつけてもよい。右側5本は墨用。
図3。左端はタタキ筆(小)。その右隣は、シュロだったかシュロチクだったか、京都三条大橋近くの店で入手。手箒らしいが、筆として使うのは自由。左から3番目は馬の尻尾の毛。1mくらいの柄をつけて振り回せば、豪快な生命体ができるかもしれない。真ん中は孔雀の羽根を束ねた筆。未使用だが、飾っておくだけで(実はときたま動かすからだが)折れて本数が少なくなっていく。その右はシリコンゴム製。その右は入れ歯を掃除するためのブラシ。右端は豚毛。豚毛を膠彩絵画に使うもよし。
図4。振出し用には、面相筆(左)や隈取筆(右)が適している。面相筆は曲線でひねりを効かすことが容易である。隈取筆は多くの液を含むことができる。垂らし込みにも重宝。