生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

福島原発と東北地方太平洋沖地震36

2011年03月17日 15時12分06秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-5
福島原発と東北地方太平洋沖地震36


 国の指針に「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)があるそうである。

 毎日新聞の地域ニュース 「福島原発事故「避難指示20キロ」 地域防災計画の想定外 /京都」によると、

  「国の指針では「防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲」(EPZ)は原発の半径8~10キロ以内。
   ……
   EPZを巡っては、これまでにも拡大を求める声があった。中国電力島根原発(松江市)から最短距離で約17キロの鳥取県境港市は国にEPZの拡大を要望。異常時に直接情報提供が受けられることなどを盛り込んだ安全協定の締結を中国電力に求めているが、EPZの範囲外であることを理由に拒否され続けている。」
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110317ddlk26040564000c.html

とある。


福島原発と東北地方太平洋沖地震35

2011年03月17日 13時06分46秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-4
福島原発と東北地方太平洋沖地震35

 関西テレビによれば、仙台市では給水ホースが凍り、給水開始が30分遅れたとのこと。

 寒さは、生活上で様々な困難をもたらす。
 北日本は今日明日でも温暖化すれば、いくらかでも助かるのではないか。

 
 警視庁の高圧放水車を使って放水して、使用済み燃料プールを冷やす作業をやるというが、もっと台数あるいは水量を多くする必要があるのではないか?
 米軍にも頼んで(日本政府からの依頼に備えて、80km内立ち入り禁止の例外を用意しているらしい)、分担し協調して至急全力で対処すべきだと思うのだが。


福島原発と東北地方太平洋沖地震34

2011年03月17日 12時36分44秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震34

 ワシントン時事によると(時事通信 3月17日(木)5時7分配信によると)、
  「ルース駐日米大使は16日、声明を出し、福島第1原発の半径80キロ圏内に在住する米国民に対し、米原子力規制委員会(NRC)の指針に基づく「予防的措置」として避難を勧告
   ……
   福島第1原発の4号機に関し、「使用済み燃料プールに水がなく、放射線量が極めて高くなっている」と警告。3号機の燃料プールも損傷しているなどと分析し、日本の決定よりも広範囲の避難を勧告するに至ったと説明した。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000016-jij-int

とのことである。

  「原子力安全・保安院は17日朝、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第1原子力発電所周辺で実施してきた放射線量の計測場所を、これまでの同発電所正門付近から、西門付近に変更した
  ……
  作業員が年間に浴びてもいい放射線の許容量を、100ミリシーベルトから250ミリシーベルに引き上げたばかり。
  それでも高い放射線量が検出される場所で計測を続けると、必要な作業人員の確保に支障をきたす恐れがある。」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/497031/

らしい。

福島原発と東北地方太平洋沖地震33

2011年03月17日 11時26分05秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震33

 きちんとした議論をする某氏はどんな発言をしているのだろうかと検索していて、つながりからつながりへと繋がった結果、下記のような文書があることがわかった。

  「マスコミ関係者から問い合わせがあったので採録。日本共産党福島県議団2007年7月24日 福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることがすでに明らかになっている・・対策を講じるように求めてきたが東電はこれを拒否。http://bit.ly/hK6DQC 」
http://twitter.com/officematsunaga

 
 「http://bit.ly/hK6DQC」をカチッする clickと、

 福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ(2007年7月24日付け)
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

のhttp場所になるのはどうして?

 
 その文書では2007年7月16日に起きた中越沖地震
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87

のときの東京電力柏崎刈羽原発に触れられている。

  「IAEAは予想より被害は少ないとの報告を行〔な〕っ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8F%E5%B4%8E%E5%88%88%E7%BE%BD%E5%8E%9F%E7%99%BA#IAEA.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E8.AA.BF.E6.9F.BB

たらしいが、中越沖地震から3年余り立っても、

  2009年12月 7号機営業運転再開
  2010年1月 6号機営業運転再開
  2010年8月 1号機営業運転再開
  2011年2月 5号機営業運転再開
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8F%E5%B4%8E%E5%88%88%E7%BE%BD%E5%8E%9F%E7%99%BA#IAEA.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E8.AA.BF.E6.9F.BB

とあるから、まだ2~4号機は運転再開していないらしい。そうであれば、それらには地震によって重大な不具合が生じたということではないのか、と疑いたくなる。

 関西電力の原発の津波対策の高さは、或るテレビによれば、いずれも2mに満たないとのこと。

 2011年3月17日11時22分、大阪は雪、ぱらついている。


福島原発と東北地方太平洋沖地震32

2011年03月17日 10時33分22秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月17日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震32

 被災地では、寒さと雪である。

 
 武田邦彦氏の家頁 home page
 http://takedanet.com/
に、

原発 緊急情報(8) 放射線はどこまで行くか?
http://takedanet.com/2011/03/post_cd3c.html

原発 緊急情報(9) 気象庁:国民の方を向いてくれ!
http://takedanet.com/2011/03/post_02f1.html

原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
http://takedanet.com/2011/03/post_b9fc.html

などの記事がある。
 国立大学法人の教員からの適切な発信はないのだろうか? 法人化以降は国家公務員(一部への奉仕者ではなく、国民全体に奉仕する者)ではないのかもしれないが、国立大学はその収入の大部分は税金であろう。

 さて、むろん、どれほど権威あると言われる人の発言であれ、発言内容は、議論での論理整合性、発言から実際の行動までの一貫性、主張とその根拠立ての妥当性、などに照らして吟味すべきである。要は、いろいろと自分自身の頭と感性で対応しよう。そのためには、日頃からいろいろの面から考え、具体的には、異なる主張や意見についても、あくまでその論理性と根拠性に照らして検討することである。


福島原発と東北地方太平洋沖地震31

2011年03月16日 11時24分27秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月16日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震31

 11:20分頃の、さきほどの枝野官房長官の会見によれば(読売テレビによる)、白煙は、最も高い可能性としては、3号機の格納容器からのものではないか、と言う。また、下がっていた放射線量もミリシーベルトの単位にまで上がったとのこと。
 
 読売テレビでは、

  「格納容器の一部から水蒸気放出の可能性」

と字幕が出ている。


福島原発と東北地方太平洋沖地震30

2011年03月16日 11時13分27秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月16日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震30


 毎日放送テレビによれば、10:00少し前に白い煙が3号機付近であがり、今も漂い、かつ出ている、とのことである。NHKのヘリコプターが撮影したらしい。

 休止している5号機と6号機について、放射線量が少ないうちに、冷却すべきだと、意見している。

 プールにおいては、燃料棒は固定されているらしい(が、被覆管が損傷していたりすると、……、?)。


 使用済み燃料は、プールに置いて3~5年間はそのまま冷えるのを待つらしい。

福島原発と東北地方太平洋沖地震29

2011年03月16日 06時53分22秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月16日-1
福島原発と東北地方太平洋沖地震29


 大手報道からの情報をまとめると少しは全体像がわかるかと思うが、どこか良い網場所web siteはないのだろうか?
 各原子炉の状態と状況推移を表にしてもらえるといいのだが。

 東京電力によると、15時25分頃の計測から、
  「福島第一原発1号機の燃料棒の70%が損傷している可能性がある」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4674738.html
とのこと。

 テレビによると、
検査停止中の4号機では、格納容器の人に使用済み?燃料棒が置いてあり、ヘリコプターから注水する予定だとか。

 さらに1~4号機とは少し離れている(検査停止中の)5号機でも、温度上昇中、とのこと。
http://www.j-cast.com/2011/03/15090577.html

 
 読売テレビの司会者(名前を知らない)が、読売新聞朝刊紙面の、「放射能対策冷静に」と「不要不急の外出を避ける」との整合性を批判?していた。

 まさに現場作業員は命懸けだが、同司会者は、
  <システムつくった人は現場の人ではないですからね>〔このままの発言とは限らない〕(6:18頃)
と。
 
 読売テレビの「朝生ワイド」という番組での画面によれば、朝日新聞紙上に、井野東京大学名誉教授が、
  「「念のため避難して」「直ちに影響はない」
  連日のように学者らがテレビで説明するが、翌日には爆発が起こったり、炉心が露出したり、事態が深刻化することが多い。「想定外」という言葉が、その想定が適切だったのかの判断も反省もなく使われている。同じ学者として情けない」
と、述べたそうである。

 4号機から火花あるいは炎が出たとかで、東京電力による会見が、ついさきほど(6:50頃)始まった。〔<>は、意味的に表現していることを示す〕

 <社員が、建屋の北西部付近で煙が上がっていることを確認した>
 <げんじょう〔現場?〕からは、炎と>

 火災が(再び)起こっているのか、鎮火していなかったのか?


福島原発と東北地方太平洋沖地震28

2011年03月15日 23時02分13秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-8
福島原発と東北地方太平洋沖地震28

 毎日放送テレビによると、また、
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E4998DE3E7E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=ALL
などによると、

 さきほど、2011年3月15日22時31分頃、
静岡県東部でM6.0の震源深さの10km(浅い)があり、
富士宮市で震度6強が観測されたとのこと。

 中部電力によると、浜岡原発では異常無いとのこと。緊急停止はしていないとのこと。



福島原発と東北地方太平洋沖地震27

2011年03月15日 22時43分03秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-7
福島原発と東北地方太平洋沖地震27


 武田邦彦氏は、

  「日本の原子力行政は、原子力委員会が推進、原子力安全委員会が抑制ということになっていたが、政府がいつの間にか、原子力安全・保安院というのを作り、「抑制機関無しの原子力行政」を始めた。
  ……
   気象庁はこのような時にこそコンピュータを国民の安全のために使い、何時、どこに放射線物質が移動するのか、ハッキリして欲しい.」
http://takedanet.com/2011/03/post_0cc6.html

と書いている。

 また、

  「仙台、福島、東京などの放射線は上がるが、通常の人に放射線障害が出るところまでは行かないか、あるいは1週間ぐらいはかかると考えられる.
  ……
  (平成23年3月15日10時 執筆)」
http://takedanet.com/2011/03/post_a1c1-1.html

と予想している。



福島原発と東北地方太平洋沖地震26

2011年03月15日 22時23分32秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-6
福島原発と東北地方太平洋沖地震26


 22:00少し前のMBS毎日放送テレビの、「福島市内で放射線量上昇」という字幕があるところ画面での放送によれば、

  通常値は0.05マイクロシーベルト/時で、0.07~0.08だったのが、
  18時?に、20.??マイクロシーベルト/時
      21.72マイクロシーベルト/時
       23.18マイクロシーベルト/時
だったという。
 これらの数値の聞き取りがきちんとできなかったが、23.18マイクロシーベルト/時、については繰り返して聞いたので、間違いない。通常の200から400倍か。むろん、数値は時間変化するだろう。

 中国やロシアでの観測では、異常値は観測していないとのこと。


福島原発と東北地方太平洋沖地震25

2011年03月15日 19時13分01秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-5
福島原発と東北地方太平洋沖地震25

 吉岡斉氏によれば、
  「武谷 三男という偉い物理学者で、原子力資料情報室の初代代表をつとめた人がおりまして、……1957年に、彼は「原水爆実験」(岩波新書)という本を書いているのですが、この中で、よく読めば、今の生半可な予防原則論よりも遙かにクリアーな議論がされています。 」
http://www.takagifund.org/interview/yoshioka/yoshioka.html

と、武谷三男氏による『原水爆実験』に、生半可な予防原則論よりも明瞭な議論が展開されているとのことである。その本質あるいは精髄を、簡単にでも述べてほしかった。


福島原発と東北地方太平洋沖地震24

2011年03月15日 15時57分48秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-4
福島原発と東北地方太平洋沖地震24
 
 原子力安全研究グループの網場所 web siteは、
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

 JanJanBlog:
http://www.janjanblog.com/archives/33619
に、研究者による原発事故情報、2011年3月12日午後、が掲載されている(2011年 3月 13日 23:16)。

  「炉心溶融が進行すると思います。それにしたがって放射能が環境に出てくると思います。」

と述べられているが、15日には、東京などでも通常値の20倍とかの数値が観測されたようである。
 福島県原子力センターの網場所 web siteをさきほど(2011年3月15日15:40頃)見ると、環境放射線一覧表は、
  2011年03月12日 12時00分現在
であった。

 
 さきほどの(15:52分頃)MBS毎日放送テレビによれば、中国電力は、地元への説明を優先するために、上関原発の建設を一時中断する、とのことである。
 すべて廃炉にし、核廃棄物の放射性を(300年などと言わず)中和する技術を入手することが喫緊である。
 
 
 原発災害と地球温暖化問題に関する、小出裕章氏が行なった講演会のレジュメ(pdf形式の書類で)が得られる網場所 web siteは、
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kouen.html

 いくつか挙げると、下記の通り。

[K]
小出裕章.2003.2.日本の原子力政策は破綻した---大事故が起きる前に撤退を!.9pp.[2003.2.15、於:たんぽぽ舎総会]

小出裕章.2005.1.差し迫る原発災害の危機!!-今いったい日本の原発はどうなっているのか-.8pp.[2005年1月8日、原発、核をめぐる社会的不正義]

小出裕章.2007.1.地球温暖化問題の本質.6pp.[2007.1.14、たんぽぽ舎での勉強会]

小出裕章.2008.10.巨大地震が原発を襲うとき - 廃絶すべき浜岡原発 -.24pp.[原発震災を防ぐ風下の会 2008年10月26日]
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/msm081026.pdf

小出裕章.2009.2.原子力の場から視た地球温暖化.14pp.[環境問題研究会2月例会 2009年2月10日]

小出裕章.2009.10.気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告と温暖化二酸化炭素説の問題点.17pp.[第108回 原子力安全問題ゼミ「地球温暖化と二酸化炭素」2009年10月26日]

小出裕章.2010.1.終焉に向かう原子力と温暖化問題.19pp.[pdf][日本カトリック教会・正義と平和協議会・地球環境をまもる会 2010年1月19日]〔前記2009.10の記事と同様〕
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/JCC100119.pdf


福島原発と東北地方太平洋沖地震23

2011年03月15日 14時48分23秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震23

 4号機での火災は、(或るテレビの報道によると)災害応援に入った米軍(など?)によって消化されたらしい。

 或るテレビでは、プリンストン大だったかの教授が、今回の原発事故はスリーマイルを上回る、と(その判断根拠は放送されたかどうか不明)。

 半径20~30km内では屋内退避ということだが、或るテレビは、室内暖房していて一酸化酸素中毒にならないための換気との兼ね合いはどうするか、という疑問が出ていた。

 外国からは、「日本のために祈ろう」とか献花や寄付など、支援の輪が広がっている模様である。


福島原発と東北地方太平洋沖地震22

2011年03月15日 11時42分55秒 | 生命生物生活哲学
2011年3月15日-2
福島原発と東北地方太平洋沖地震22


 菅総理大臣の会見によれば、

  4号機で火災、放射能濃度が高まっている

とのこと。
 2号機のまちがいでは?、とテレビ局(おそらくABC)から疑問が出たが、次の官房長官の会見でも、4号機ということであった。

  使用済み核燃料が4号炉〔のプール〕にあり、〔崩壊〕熱によって……
  2号炉から煙が出ているが、欠損箇所から水蒸気が出ていると推察している

とのこと。水素爆発したらしい。休止していた炉でも、事故が起きたということらしい。
 下記参照。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

  記者からの質問:4号炉の火災は2号炉よりも深刻なのか?(要約)
  枝野官房長官:時系列の関係で4号炉について先に述べた(要約)〔答えになっていない〕。

  枝野官房長官:4号炉での爆発によって、放射能濃度が高くなっている(要約)。

  記者からの質問:格納容器の破損によって、放射能が出ていないのか?
  枝野官房長官:4号炉での爆発によるものと考えている。

  枝野官房長官:4号機では、消火中で、その後〔冷やす〕……

 なお、上記の要約文は正確とは限らない。
 
 3号機付近で最大400ミリシーベルト/時を観測とのこと。(これまでのマイクロシーベルトではなく、その1000倍がミリシーベルト)