今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

鷲峰山 興国寺(和歌山県日高郡由良町大字門前)

2015年03月06日 | 神社・仏閣
この日は朝から雨が降っていたため、屋内で仏像を拝観できる道成寺に向かうため車を走らせていた
その途中、道路標識に「興国寺」の案内があったため立ち寄ったみた

鷲峰山 興国寺
安貞元年(1227年)、高野山金剛三昧院の願生(俗名・葛山景倫)の主君、源実朝の菩提を弔うために創建した



山門から緩やかな石畳の坂を上っていく



龍王社
龍王とは仏教の護法神 雨乞いの本尊、農業の神









本堂
葛山景倫は承久元年(1219年)、実朝の暗殺を機に出家
実朝の生母・北条政子は願生の忠誠心に報い、願生を西方寺のある由良荘の地頭に任命



願生は親交のあった心地覚心(法燈国師)が宋から帰国すると、正嘉2年(1258年)に西方寺の住職に迎えて開山とした



後醍醐天皇より寺号の興国寺を賜った



天正13年(1585年)、羽柴秀吉の紀州征伐によって伽藍の大部分を焼失、慶長6年(1601年)に紀州藩主・浅野幸長により再興



鐘楼









この像が印象に残っている






天狗堂



堂内の様子












陸上交通の先駆者「由良守応の墓」






撮影 平成26年11月1日
コメント (2)
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