今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

紀三井山 金剛宝寺 護国院<別称:紀三井寺> その1(和歌山県和歌山市紀三井寺)

2015年03月04日 | 神社・仏閣
正式名:紀三井山金剛宝寺護国院
紀三井寺は、奈良朝時代、光仁天皇の宝亀元年(770)、唐僧・為光上人によって開基された
紀三井寺とは、紀州にある、三つの井戸が有るお寺ということで名付けられたといわれている

楼門(重要文化財)
室町時代・永正6年(1509)建立



建立以来たびたびの修理を受けているが、高欄付きの縁をめぐらせた通路や和様三手先腰組など桃山時代の様式を残す






金剛力士像を安置するが、金網が障害となりピントが合わない






さて、これから長く続く石段を上る。両脇の建物を紹介していくが、その名称は定かではない

扁額には「七鈴観音」と書かれている



次の建物は地蔵菩薩と聖徳太子の提灯が



長い石段が続く。この日は雨天で時間も午後4時と参拝者は少ないが安全確保のため右側通行となっている



上から楼門の方を見ると急な階段だということがわかる



「波切不動明王祈祷所」






紀三井寺の三井水
紀三井寺の名の起こりである三井水の一つ「清浄水」の湧水



その昔、開山為光上人が紀三井寺開創の頃、上人の前に忽然として出現した美女が、身を投じて龍に化身したと伝えられるのがこの清浄水の井水



「芭蕉句碑」



「白瀧大明神」



女厄除坂(33段)






「厄除十一面観世音菩薩」



「身代わり大師」



男厄除坂(42段)



堂内に小さな多宝塔が見える






還暦厄坂(60段)



石段を上りきった所にあるのが六角堂



撮影 平成26年10月31日
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