今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

南方熊楠記念館(和歌山県西牟婁郡白浜町)

2015年03月11日 | 博物館・美術館・記念館
雨天時は外での行動が制限されるため、博物館や記念館を訪れることにしている
南方熊楠については息子が好んで読んでいる「美味しんぼ」という漫画で知った

無料の駐車場から坂道、石段を上ると門が見えてくる。ここに至るまで植物に囲まれ爽やかな気持ちになってくる 



昭和天皇陛下御製記念碑
昭和天皇が「神島」に上陸され、南方熊楠の出迎えを受け生物の研究をされた時のことを詠ぜられたもの



「雨にけふる神島を見て紀伊の國の 生みし南方熊楠を思ふ」 



番所旧蹟碑
紀州藩が異国船の来航を見張るために番所を設け異国船の監視に当たっていた



記念館は小高い場所に位置し周辺の海を見張る場所に適している



南方熊楠記念館
南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学の巨星
南方熊楠の遺した偉大な業績と遺徳をしのびその文献、標本類、遭品等を永久保存
一般に公開するとともに博物学の巨星を後世に伝え、学術振興と文化の進展を目的として昭和40年4月に開館



人物と記念館の案内をテレビで視聴してから入ると理解しやすい



展示物の内容は専門的で理解できないが、南方熊楠の生き方には大変興味を持ち多くの人に訪れて欲しいと思った



館内の様子












特に研究者でもあられた昭和天皇への説明の場面については感動した



記念館の屋上は展望台にもなっている。写真中央の左にあるのが「神島」



昔「番所」があった場所だけにここからの眺めは最高だ



前回紹介した観光船(グラスボート)が出港していく



歴史に名を残す人物の実家は酒屋



撮影 平成26年11月1日
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