今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

三身山 太山寺 その1(兵庫県神戸市西区伊川谷町前開)

2015年02月17日 | 神社・仏閣
三身山 太山寺(だいさんじ)
元正天皇の勅願寺として716年(霊亀2年)に藤原鎌足の孫の藤原宇合が堂塔伽藍を建立した
開山(初代住職)は藤原鎌足の長男・定恵とされている

仁王門(重要文化財)
この仁王門は他所にあったものを室町時代後期に移築された



仁王像






入母屋造、本瓦葺、八脚門、棟高8m



裏から。左右の様式が異なっている



写真では石畳の車道が広く見えるが実際はかなり狭い、道路沿いに寺の駐車場もあるが大型車は左折が厳しい



石段の上に見えるのが中門



中門
中門をくぐると受付があり入山料を納める



中門から前方に国宝の本堂が見える



手水舎



本堂(国宝)
兵庫県下には国宝建造物が6箇所14棟があるが、太山寺本堂は神戸市内で唯一のもの



鎌倉時代、1300年頃の建立。入母屋造、銅板葺き。桁行(間口)7間、梁間(奥行)6間



人の空間である外陣と仏の空間である内陣を結界(本建物では格子戸)で分ける、中世密教仏堂の典型である



格子から内陣をレンズを通して覗いてみる。本尊の薬師如来像



四天王






胸がときめくほどの美しさというより、神々しさがある



外陣の奥の壁際に置かれている賓頭盧尊者像



自然光を取り入れただけの、この外陣がとても美しかったことは記憶している



外へ出て周辺から本堂を撮ってみる



普段はこのような写真は撮らないのだが、今朝会ったプロカメラマンの影響か



これが、私がいつも撮っている記録写真



撮影 平成26年10月30日

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