今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

島原城 その2(長崎県島原市城内1丁目1183-1)

2023年08月17日 | 
訪問日 令和5年5月26日

島原城 その2
昭和39年(1964年)に天守が復元され、キリシタン資料・藩政時代の資料を展示する歴史資料館になっている
入館料:550円 写真撮影ができることを確認し入館する






1階 キリシタン展



島原城下絵図



キリスト教が島原へ伝わる
フランシスコ・ザビエルによって日本にもたらされたキリスト教は九州西部や東部に浸透
永禄6年(1563年)には島原半島にも伝わった












石像マリア観音







キリシタン火鉢
花十字模様がデザインされている



隠しマリア聖像
マリア聖像が描かれているというが……






影踏・踏絵
島原藩では「板踏」とともに「箱踏」といって穴を開けた箱に聖画像を入れた道具も利用していた

「箱踏」は島原藩オリジナル



「踏絵(レプリカ)」



鬼子母神に仮託された聖母子像



天草びな



島原の乱大手門の戦い



天草軍記
島原の乱では、天草四郎が3万もの一揆農民をまとめた



2階 郷土資料展
有馬、松倉、高力氏とめまぐるしく領主が変わったが、松平忠房が入国してからは200年近く安定した統治が続いた
領民の人心も安定し、文化や経済が発達する



人体解剖図
シーボルトに学んだ西洋科学の知識を元に、解剖を実行して記録したもの









「山水図」第七代藩主 松平忠馮 筆



島原藩印



3階 民族展
庶民生活上の文物を展示



島原地方の焼き物


















象と京美人



精霊流し
盆前に逝去した人の遺族が故人の霊を弔うために毎年8月15日に行われる伝統行事



5階 天守閣・展望所
天守閣からの眺め






島原半島を訪れたのは遠くに見える「雲仙普賢岳」を見たかったのもある



係の人の話ではここ数日天気が悪く、今日は久し振りに良く見えているとのこと



200mmの望遠レンズで撮ったものを拡大してみた
1991年6月3日に発生した大規模火砕流では43人が死亡
6月3日は犠牲者の追悼と災害の教訓を後世に伝えていくために「いのりの日」を実施している



悲劇のヒーロー・天草四郎がお見送りしてくれる



島原城御馬見所(国登録有形文化財)






撮影 令和5年5月26日
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