今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

瀧雲山 太山寺(愛媛県松山市太山寺町)

2018年02月23日 | 神社・仏閣
瀧雲山 太山寺(たいさんじ)
四国八十八か所52番札所

二王門(重要文化財)
一の門から三の門まであるという。ここは、二の門にあたるが一の門の記録も記憶もない



入母屋造本瓦葺き八脚門。鎌倉時代
扁額には寺名の「太山寺」



金剛力士像
この二王門は正面からレンズが入り比較的楽に撮ることができた






彫刻を撮るのが好きなので有り難い






納経所
寺社巡りを始めた頃、ご朱印をお願いしていたこともある



何処の場所で撮ったか記憶にないが、笑われているような気がする



写真ではわからないがこの場所にくるまで、緩やかな坂道を1Kkm程上がってきた



大好きな石仏がある。疲れもあったので休憩も兼ねて眺めていた









手水舎



その奥に「水向け観音」と「水掛け地蔵」がある



「水掛け地蔵」にたっぷりと水を掛けてきた。「水も滴るいい地蔵」になった






惚れ惚れするほど美しい







この場所で休憩した理由はこの石段が見えたからだ



四天王門
入母屋造楼門、1683年再建。ここが三の門になる



扁額には山号の「瀧雲山」



訪れた時はこの門に「四天王」が安置されているとは知らず、二天だけ撮り通過していった












仏足石



本堂(国宝)
堂内から発見された墨書により嘉元3年(1305年)の建立と判明



桁行7間、梁間9間の入母屋造り本瓦葺き









本尊は十一面観世音菩薩






鐘楼堂
梵鐘は愛媛県指定文化財






大師堂









長者堂



身代わり観音



国宝の本堂にも秋の漂いが



山門を通り帰路につくことにした



裏にも扁額が「観音院」と読むと思うが



目線を下げると仏像が



驚きと同時に喜びも。調べてみると、「四天王門」ということがわかり納得した






顔の部分が無いのも魅力となっている



最後の一枚は国宝の本堂



撮影 平成29年10月14日

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2 コメント

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いろいろな彫像が… (@ OTETSUDAI)
2018-02-23 16:32:38
大きな本堂ですね。これだけ大きくなくてはならない理由が何処にあるのでしょうか。大きなだけなら見栄えもするのでしょうか…
高いだけなら、というとスカイツリー。これは電波の発信等で高くなければならないのでしょうが…無駄に大きく広げた訳ではないと思いつつも「お金の掛かった寺院・メンテに掛かる寺院」と観るのは失礼でしょうかね。
彫像も年期が入っていますね。今流に言えばほぼメタボ。腹がデカいというのはいいことなのでしょうか。確かに貫禄はありますが。観音様のお腹が出ていれば懐妊中ということになるでしょうからスマートな体型を要するでしょうね。
神社も寺院にも必ずと言っていいほど階段があります。大なり小なり=長いのや短いのとか。これは私が思うに、階段を一段ずつ踏みしめていく間に心を整えよということなのかなーと思います。
以前は大倉山のジャンプ台も選手はスキーを担いで登っていました。その間に選手はランディングバーンを見つつ、この地点ではどうだったか、ここではどうだった…と言うことを考えつながら上がって行って次のジャンプに活かしたと聞いたことがあります。今はその「反省」の時間より「1本でも多く飛ぶ」と言う練習に変わりリフトで上がって飛ぶ時間をより多くすると。今はゴンドラか場所によってはエレベーター。ド素人の私に取っては、昔のように選手の登っていく姿が美しく思えました。ジャンプ競技は大好きでしたが、最近は興味が薄れました。ウインドファクターとかケートファクターとか、或いは途中でゲーとを上げたり下げたりして。更には主観的な飛型点(要らないと思うものの一つですが)。要は環境がどうあれ遠くへ飛んだものが勝ちという方が強くあります(乱暴ですが)。環境(風の具合など)は時の運ですので、それもスポーツの面白さと思います。何ならスピードスケートのように「屋内競技」にすべきでしょうと思ったりして…
スポーツ選手や拝観者の心を磨く時間、これが階段でもあると思いつつ、今日もまた余計な事を記してしまいまして失礼しました。
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さすが国宝の本堂 (2014kurumatabi)
2018-02-23 20:42:07
いつもありがとうございます。
国宝の本堂を持つということで訪れた寺ですが、実際に観てみると予想以上のものでした。この寺の本堂は、大師堂の階段を上がると目線の高さでしかも間近でみることができます。このような機会はあまりないので貴重な体験をしました。
事前に調べて訪れているわけではないため、二つの門と仏像には驚きました。自宅でネットを利用して調べているうちに、二天門と四天王門ということがわかり納得しました。
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