今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

犬山城(愛知県犬山市犬山北古券65-2)

2023年06月12日 | 
訪問日 令和4年5月12日

犬山城(国宝)
別名の「白帝城」
天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は姫路城・松本城・彦根城・松江城)



全国唯一の個人所有の城として保存されてきたが、平成16年(2004年)「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となって現在にいたっている
若い女性が所有している国宝の城というのを雑誌か何かで知って訪れたのが最初である



調べてみると6年ぶり4回目の訪問になる
自分の意思で訪れた最初の城ということもあり思いれが深い
犬山駅から木曽川沿いを城を眺めながら徒歩で訪れた時の記憶が今でも鮮明に残っている



最近では緩やかな坂も体重過多と運動不足により辛くなってきている



天文6年(1537年)、織田信長の叔父、織田信康によって築城された
江戸時代に入り、元和3年(1617)尾張徳川家の重臣成瀬正成が拝領
このとき、現在の天守の姿ができたといわれている
以後、成瀬家が幕末まで城主を務めることになる



ここが入場受付になる
国宝犬山城を含むセット券を購入(760円)
犬山城+犬山市文化史料館(城とまちミュージアム+IMASEN 犬山からくりミュージアム)+どんでん館
犬山城+日本庭園有楽苑(国宝茶室如庵)セット券(1,450円)もある



城の外観が記憶していたものと少し違っていた
前回訪れた時に修復中だったことを思い出した



新緑の季節ということもあり樹木の枝葉が多く、城全体を撮れる場所がなかった



城内に入ると狭くて急な階段が待っている
靴袋とカメラで両手が使えずいつも苦労する



鬼瓦






「上段の間」と「武者隠しの間」






最上部の望楼型天守からの眺め
年々高所恐怖症がひどくなっているような気がする
下にある橋を通って道の駅に向かったが、あの高さでも嫌な感じがする






天守の建つ本丸は木曽川に面する標高約85メートルの城山の山頂にある
天守の背後は木曽川まで落ちる断崖



成瀬家初代城主「成瀬正成(犬山藩初代藩主)」~



成瀬家12代城主「成瀬正俊」 周囲のものとは違う写真
写真家 篠山紀信氏が撮影したという
この写真を選んだのが13代城主「成瀬淳子(公益財団法人 犬山城白帝文庫 理事長)」だという



係りの人と話をしながら貴重な時間を過ごすことができた
足を踏み外すことなく下まで降りることができた



今回が最後と思って訪れたのだが次回はあるのだろうか



撮影 令和4年5月12日
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2023 春 放浪の旅(25日目:最終日)兵庫県

2023年06月05日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月5日

2023 春 放浪の旅(25日目:最終日)兵庫県

道の駅「あいおい白龍城」(兵庫県相生市那波南本町)
温泉が併設されているためよく利用している



いつも夜遅く着くこともあり、この港の景色を眺めながら入浴したのは初めてである
宿泊は隣にあるイオンの大駐車場を利用した



斑鳩寺(兵庫県揖保郡太子町鵤)
この近くを通ると必ず立ち寄るのがこの斑鳩寺



重要文化財の三重塔を上手く撮りたいとの思いが強い



鐘楼(兵庫県指定文化財)



参拝者がいなかったのでいつもと違った場所から撮ることができた



聖徳殿後殿(国登録有形文化財)






須濱神社(兵庫県姫路市林田町中構)
旅で声を掛けられた風呂好きの宮司が管理する神社を訪れた



SNSでかなり人気になっているとのことで楽しみにしていた
肉眼ではそれほどでもないが、レンズを通すと雰囲気が一変する



夕暮れ時は幻想的な風景になるらしい
駐車場はなく路上駐車で50mほど歩く



これが社殿になる(普通)



祝田神社(兵庫県姫路市林田町上構)
ここも同じ宮司が管理しているという神社
姫路に行ったら寄らせてもらいますの約束を果たした



ここは約1000年以上の歴史を持つ神社



拝殿






本殿






粟鹿神社(兵庫県朝来市山東町粟鹿)
一の宮を巡るシリーズ 
但馬国一宮。実はこの近くを何度も走っていたが知らずにいた






勅使門(朝来市指定文化財)



神門



随身像(朝来市指定文化財)



狛犬(朝来市指定文化財)



拝殿



本殿



突然ですが
2023 春 放浪の旅は本日で終了します



撮影 令和5年6月5日
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2023 春 放浪の旅(24日目)岡山県

2023年06月04日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月4日

2023 春 放浪の旅(24日目)岡山県

道の駅「山陽道やかげ宿」(岡山県小田郡矢掛町矢掛)
当初この道の駅ではなく「笠岡ベイファーム」というところにいたのだが、爆音を鳴らし道の駅内を走り回る車とバイクが40台程集まりだした
前日もバイクの爆音で寝不足だったので20㎞離れた場所にあるこの道の駅に移動してきた



着いて気付いたのだが3年前にお世話になっている場所だった
30台程の駐車スペースと綺麗なトイレがあるだけで自販機すらない
周囲も静かで7時半まで寝ていた



吉備津彦神社(岡山県岡山市北区一宮)
一の宮を巡る旅。国宝の社殿がある吉備津神社は訪れたことがあるので今回は「彦」のつく神社の方へ
昔は鳥居の近くまで海だったそうだ



拝殿 日曜日ということもあるのか参拝者で賑わっていた



本殿(岡山県指定文化財)
昭和の初期に火災により、本殿を残し焼失したという



その後、修復されたが、その一部である、この欄干よく見ると一本の木からできている
ボランティアガイドと長い時間話をして色々教わった



桃太郎のモデルが吉備津彦命(きびつひこのみこと)
誰が作ったのかもわからないという像が境内の隅に置かれている



西大寺(岡山県岡山市東区西大寺)
日本三大奇祭のひとつとも言われる、会陽(えよう、裸祭り)が有名だという
三重塔があるということだけで訪れたが境内に入り吃驚した

仁王門(登録有形文化財)



高祖堂(登録有形文化財)



三重塔(岡山県指定文化財)






石門(登録有形文化財)



本堂(岡山市指定文化財)



和気神社(岡山県和気郡和気町藤野)
和気氏の発祥の地であり、和気氏の遠祖である鐸石別命(ぬでしわけのみこと)を氏神として祀ったのが起源



和気清麻呂像
この人物に大変興味を持っていて、宇佐八幡宮で神託を確認したという神社まで訪れたことがある



拝殿前には全国的にも珍しい狛猪



参道の先に見える青いもの…



残念ながら、拝殿・本殿が修復中であった



撫で猪



修復中の本殿






閑谷学校(岡山県備前市閑谷)
3年前に一度訪れたことがある
今回はボランティアガイドから詳しい話を聞きながら回った



校門(重要文化財)



その正面には聖廟(重要文化財)



講堂(国宝)



石塀(重要文化財)
300年間草一つ生えないというから驚き






講堂内部 この時期つばめが入り巣をつくる可能性があるということで戸は閉められている






講堂では論語について学ぶが、この丸い敷物の上に正座をする



小斎(重要文化財)



藩主がこの場所から学習の状況を見ていたという



豪華な講堂で学んでいる後ろ姿を、藩主池田光政が質素な建物から見ていたということにガイドは感動するという



椿山の奥に藩主の供養塚がある



椿にぶら下がっている猿(のように見えると話題に)



撮影 令和5年6月4日
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2023 春 放浪の旅(23日目)広島県

2023年06月03日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月3日

2023 春 放浪の旅(23日目)広島県

道の駅「西条 のん太の酒蔵」(広島県東広島市西条町寺家)
台風の影響による雨のため2日間ここに退避していた
昨夜はマナーの悪いバイク乗りの輩により深夜目が覚めた
最高の施設なのに使用者の心無い行為に腹が立った

吉備津神社(広島県福山市新市町宮内)
備後国一宮
全国の一宮を巡る旅を今回から始めてみたが、これが結構面白い



創建は、(伝)大同元年(806年)だという



拝殿(福山市指定文化財)



本殿(重要文化財)









芸術的な屋根と数日ぶりの青空



桃太郎? 何故?



素戔嗚神社(広島県福山市新市町戸手)
吉備津神社から3kmほど離れた場所にある
この神社も備後国一宮 社伝によれば679年の創建



随神門



拝殿



拝殿と本殿



本殿



明王院(広島県福山市草戸町)
昨年に続き二度目の参拝になる



暑すぎてしばらく駐車場の車内で待機、体を冷やして外に出た



本堂(国宝)



秘仏の「十一面観音像」が来年秋に33年ぶりに御開帳されるとのこと
次に観るとしたら違う世界でということになるので、タイミングが合えば拝観したい






五重塔(国宝)
国宝・重要文化財の塔(三重・五重・多宝)を巡る旅を行っている
昨年、この塔を最後に、全国にある国宝の塔をすべて回ったことになる



やはり存在感が違う



草戸稲荷神社(広島県福山市草戸町)
明王院の隣にある神社



少し高いところから撮ると一直線上になっている



稲荷神社だけに賽銭箱に「油揚げ」が置かれていた(笑)



最上階の本殿まで上がった



遠くに広島県第2の都市福山市が見える




撮影 令和5年6月3日
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2023 春 放浪の旅(22日目)広島県

2023年06月02日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月2日

道の駅「西条 のん太の酒蔵」(広島県東広島市西条町寺家)
台風の影響による終日の雨予報で観光ができないのと、万一ということもあるので道の駅で退避することにした
この道の駅は、昨年オープンしたばかりで色々な工夫がなされているので紹介したい
道の駅の紹介は詳しくしたことはなく、知らない方は参考にしてもらえると嬉しい



建物の前の駐車スペースはどこでも見かけるがかなり近い場所にある



身障者用の駐車スペースは5台
ここまで普通だが…



他と違うのは、身障者用の駐車スペースから雨に濡れずにトイレや建物に入ることができることだ
これまで多くの道の駅を利用しているが、これは初めてだ
これを考えた人は利用者のことをよく考えている



次にトイレ。建物の左右に設置されている
このトイレは24時間使用できるようになっている
最近できた建物は入り口に自動ドアがあり、虫などが入らないようにしている



入り口は2か所
男女が左右に分かれている



男性用トイレ
子供用も設置されている






この道の駅には入浴施設はないがコインシャワーが設置されている
10分200円 私も初めて利用してみたが10分以内に洗わなければと急いだ
お湯が出ている時間だけがカウントされるということを洗い終わって知った
トラックの運転手や車中泊者にとってはとても便利な施設だ



24時間ではないが、コンビニもある



屋外なのに夏の暑い日差しや雨などにあたらないように屋根が設置されている
これも考えた人は凄いと思う






畳の休憩所もある



家族や仲間などと楽しめる屋根付きスペースだ









屋内の様子



子供がいたので撮れなかったが子供用の遊戯施設もある
かなり大きなスペースで利用には申し込みが必要だ



道の駅のある西条市は日本酒の有名な生産地だ
売店では10の酒蔵の日本酒が販売されている(2本購入)



ここは広場。奥には芝生もあり子供たちが安心して遊ぶことができる



さらに、白いフェンスの奥にはドッグランの施設もある



まだまだ不安定な天気が続くが、安全に旅を続けたい



撮影 令和5年6月2日
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2023 春 放浪の旅(21日目)山口県・広島県

2023年06月01日 | 旅日記
訪問日 令和5年6月1日

2023 春 放浪の旅(21日目)山口県・広島県

道の駅「ソレーネ周南」(山口県周南市戸田)
交通量の激しい国道2号線沿いにある大きな道の駅で、今回が4回目の利用になる
2018年に大阪府警富田林署から勾留中のH容疑者が逃走した事件があったが
この道の駅で万引をしたとして窃盗容疑で現行犯逮捕(身柄確保は48日ぶり)
富田林署から道の駅に謝礼金200万円も贈られた



この道の駅は大型車両の駐車スペースが多く、昼夜エンジン音が鳴り響いている
車両の出入りも多く、車中泊に慣れていない人にとっては厳しい環境だ



桜尾蒸溜所(広島県廿日市市桜尾)
正式名称は、株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー
宮島駅周辺は平日でも渋滞でなかなか前に進まない



この旅での蒸溜所巡りの4か所目になる
「桜尾」という名前のジンは目にすることはあるが、北海道ではウイスキーのボトルは棚に並ぶことはない



蒸溜所見学は予約制なので、今日はショップに立ち寄った



トイレの近くの壁に掲げられていた70年前のものになる看板



ショップの奥には試飲コーナーもあり、4人の男女が語り合っていた
ショップ内は酒類ごとに分けられていて何故か購入したくなる



この蒸溜所限定のウイスキーとジンを購入
限定と言われると素直に購入してしまうのは何故か…



不動院(広島県広島市東区牛田新町)
ここは二度目になるが車で訪れたのは今回が初めてになる
1945年8月6日、広島市への原子爆弾投下により被爆
ここは爆心地から約3.90kmに位置した
爆風により金堂の屋根の一部が吹き飛び、本堂の柱の1本が中央から折れたものの、全体では倒壊は免れている

楼門(重要文化財)



久しぶりの仁王像
足元からレンズを入れ撮った






金堂(国宝)
霧雨だったのが急に強い雨が降ってきた
振り返ってみると、今日雨に降られたのはこの寺院にいる時だけだった






鐘楼(重要文化財)



不動堂



不動堂からの境内の様子



不動明王像



撮影 令和5年6月1日
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