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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・慶徳寺の山門、

2008-08-09 20:46:49 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日の画像は喜多方市慶徳町豊岡に在ります慶徳寺(けいとくじ)です。茅葺の山門です。市内には熱塩温泉がありますが、示現寺です、そして源翁和尚ですが、その源翁心照が熱塩温泉の示現寺へ行く前に一庵を結んだのがこの慶徳村でした。・・・(1368)の頃です、時の領主芦名詮盛が知徳すぐれた源翁に接しその徳を崇徳し、一寺を建立し紫雲山慶徳寺と名づけた、これが慶徳寺の起こりとあります。会津地方に曹洞宗が入った始まりです。

源翁和尚と言えば後に(1375)熱塩温泉の示現寺を開基するわけですが、那須野で金毛九尾の狐の変化した殺生石を打ち砕き民の苦しみを除いたと言う伝承で有名ですが、その砕けた石の一つが、今も示現寺の庭にあります。さらに慶徳の鎮守豊岡稲荷神社のご神体の白狐は那須野の殺生石が砕けたその一つで、源翁の徳を慕って飛来したと言い伝えられています。源翁とは(げんのう)と読みますが、

広辞苑によると、玄能とは玄翁和尚が殺生石を砕いたから名づけたといい、
げん・のう。とは大型の金槌(かなづち)。頭の両端の尖らぬもので、多く石を割るのに用いる。とあります。