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蔵のまち、喜多方から
知らなかった喜多方の魅力に出会える旅
美蔵紀行 2014
~伝説のまち岩月の史跡・文化財と杉山集落の蔵を訪ねて~
時折 小雨の降る、寒い一日でしたが、市内外からバス満席の参加者でした
本日は、豪壮な農家の蔵が立ち並ぶ集落。杉山集落の穴沢家の蔵をご覧ください。
大きな屋根が母屋まで一体になってます。この蔵は主家の内側に観音開きの戸がある
内蔵の形式です。画像の下側にある黒光りの観音開きが母屋の中にあり、この内側が
座敷蔵になっています。市内の多くの蔵座敷と同様、穴沢家の住居蔵として現在も使用されてます。
日頃の生活の場ですので、非公開です。蔵は外側から見た方が、屋根・壁(漆喰)扉・窓・ひさし・
それぞれ変化があって楽しめるそうです。
巨大な屋根は二重屋根の兜屋根です。雪深い集落では家屋・建屋の壁を保護するためには
庇・ひさし・を長く出して、雨や雪から守る必要がありました。建造当時の屋根材は茅葺きも多かったようです
現在はトタン・鉄板ぶきが多くなっていますが、赤瓦・黒瓦の屋根の方が多いようです
防火上の有効性と代々維持してきた所有者の方々の建築当時への強い「想い」なそうです。
杉山集約は約20戸の小さな集落ですが、蔵の数が戸数よりかなり多かったそうです、
近年、数棟が解体されています。
画像にある、石の箱は「金庫」なそうです、石の金庫は初めて拝見しました。
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先日も紹介しましたが、中善寺 国重要文化財の木造薬師如来坐像を拝顔して参りました。
市内に戻り、ふれあい通りを歩くと「蔵ずまいの日」街なかは大勢のお客様で賑わっていました。
こちらも普段非公開の、蔵、蔵屋敷が特別に本日だけの公開です。大勢のお客様が参加して
蔵のまち、喜多方を楽しまれた様です。