蔵のまち、喜多方から
連休最後の日、午後から曇ってきましたが
街なかは、県内外からのお客様で大変な賑わいでした。
昨日は、「蔵ずまいの日」テレビで何度も放送になってます
本日も 蔵 というお客様が大勢お越しですが、蔵ずまいの日は昨日だけの
特別イベントでした。どうぞ次回にご期待ください。
美蔵紀行 2014 11月23(日)
昨日は、杉山集落の穴沢家と中善寺国重文の木造薬師如来坐像を紹介しました。
本日の画像は太用寺、京都嵯峨の清凉寺釈迦如来像の模造の一つと言われている、福島県内唯一の
清涼寺式釈迦如来立像です。縄目状の髪がうず巻く髪型に大きな特徴がある・螺髪でない、
身体に密着した衲衣・つり上がったアーモンド型の眼・面長な顔立ち異国的な風情・
装飾的に同心円を描く衣のひだが特徴・寄木造り等身立像・光背台座は後補のものです。
福島県重要文化財です。東北地方では仙台市の龍宝寺と山形市の法来寺の三体だけの貴重な像です。
岩月町沼尻へ不動堂・不動滝を見学 飯沼貞吉ゆかりの地碑
杉山の光徳寺の末山で清瀧寺が有った地、眼病に効くという不動滝です。水量が一番少ない時期だと思います。
境内の一角に 蘇生白虎隊士・飯沼貞吉ゆかりの地の碑が建っています。飯沼家御子孫による建立です。
1999年の建立。飯沼貞吉は(16歳)戊辰戦争に白虎隊士として出陣するも、西軍に敗れ、藩校日新館の
教えに従い飯盛山で藩友十九名と共に自刃しが、しかし人々の厚い介護により奇しくも蘇生、塩川、
喜多方を経て当地の不動堂に至る、暫し匿伏し傷を癒す、後に上京して貞雄と改名、逓信省にて
日本全国の電信電話架設に尽力す、父方の叔母に「なよ竹の」読みし千恵子、母方の従兄妹に
山川浩、健次郎、大山捨松あり、昭和六年(一九三一年)二月仙台に没す。・・と刻してあります。