「フヨウカタバミ(芙蓉片喰)」 カタバミ科
花言葉は… 輝く心・母親の優しさ・喜び
今朝の最低気温は午前3時の8.0℃。 最高気温は午後2時の11.5℃。
今日は多少の雲は有りましたが、良く晴れました。
しかし北寄りの風が強めに吹き、寒い一日でした。
《朝散歩 緑ヶ丘宅街 7.7㎞ 10,969歩 2時間15分》
散歩に出た9時の気温は9.0℃。 晴れている割に気温が上がりません。
風も強く、手袋をはずす事はありませんでした。
今日の花は 「フヨウカタバミ(芙蓉片喰)」 です。
決して華やかな花では有りませんが、緑の葉と透き通るような純白の花、
中心部が薄い黄色、清楚という言葉がぴったり、清々しく上品で清潔感を感じます。
しかし庭の厄介者とされる “カタバミ” のイメージの悪さから、
最近は学名の 「オキザリス・プルプレア」 の名で呼ばれる事が多くなっています。
“カタバミ” の仲間は少しでも曇っていれば花は開きません。
しかし日が当たっていると白飛びしてしまい、写真を撮るには厄介で気難しい花です。
“オキザリス” はギリシャ語の “酸っぱい” を意味し、葉や茎に蓚酸を含んでいます。
昔は、真鍮で作った仏具などをこの葉で磨いていたそうです。
「芙蓉…」 の名は “芙蓉” に似ているところから付けられた名だそうですが、
そんなに似ているとは思えませんよね。
今日の子供たちの絵は、小学6年生が描いた 「百羽の鶴」 です。
物語を読み聞かせ ⇒ 思い浮かんだ情景を絵にする… そんな授業のようです。
どの絵もお月様の周りを同心円で縁取っていますね。
“酒井式描画指導法” が取り入れられているようです。
その 「百羽の鶴」 とはこんな物語です。
【冷たい月の光で煌々と明るい、夜ふけの広い空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽をひわひわと鳴らしながら、百羽の鶴が飛んで来ました。
百羽の鶴は、みんな同じ速さで、白い羽を、ひわひわと動かしていました。
首をのばしてゆっくりゆっくりと飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての寂しい氷の国から、昼も夜も休みなしに、飛び続けて来たのです。
だが、ここまで来れば、行き先はもうすぐでした。
楽しんで待ちに待っていた、きれいな湖のほとりに着くことが出来るのです。
「下をごらん、山脈だよ」 と、先頭の大きなつるが、嬉しそうに言いました。
みんなは、一斉に下を見ました。 黒々と、一面の大森林です。
雪をかむった高い峰だけが、月の光をはね返して、はがねのように光っていました。
「もう、あとひと息だ。みんな、がんばれよ」 百羽の鶴は、目をきろきろと光らせながら、
疲れた羽に力をこめて、しびれるほど冷たい夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも少しだけ速くなりました。もう、後が知れているからです。
残りの力を出しきって、ちょっとでも早く、湖に着きたいのでした。
すると、その時、一番後を飛んでいた、小さな子供の鶴が、下へ下へと落ち始めました。
子供の鶴は、みんなに内緒にしていましたが、病気だったのです。
ここまで着いて来るのも、やっとでした。 みんなが、少しばかり速くとび始めたので、
子供の鶴は、着いて行こうとして、死に物狂いで飛びました。 それがいけなかったのです。
あっという間に、羽が動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へ落ち始めました。
だが、子供の鶴は、みんなに助けを求めようとは思いませんでした。
もうすぐだと喜んでいるみんなの歓びを、壊したくなかったからです。
黙ってぐいぐいと落ちながら、小さな鶴は、やがて、気を失ってしまいました。
子供の鶴の落ちるのを見つけて、そのすぐ前を飛んでいた鶴が、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変な事が起こりました。
前を飛んでいた九十九羽の鶴が、一斉に、さっと、下へ下へと落ち始めたのです。
子供の鶴よりも、もっと速く、月の光を貫いて飛ぶ銀色の矢のように速く落ちました。
そして、落ちていく子供の鶴を追いぬくと、黒々と続く大森林の真上のあたりで、
九十九羽の鶴は、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
素晴らしい九十九羽の鶴の曲芸は、見事に、網の上に子供の鶴を受け止めると、
そのまま空へ舞上がりました。
気を失った子供の鶴を長い足でかかえた、先頭の鶴は、何事も無かったように、
みんなに言いました。 「さあ、元のように並んで、飛んで行こう。 もうすぐだ。頑張れよ」
煌々と明るい、夜ふけの空を、百羽の鶴は、真っ白な羽を揃えて、ひわひわと、
空のかなたへ、しだいに小さく消えていきました】
今日の歩数 10,969歩 (寒い朝散歩)
今月の歩数 138,837歩= 97.2km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 2627,978歩=1839.6km
花言葉は… 輝く心・母親の優しさ・喜び
今朝の最低気温は午前3時の8.0℃。 最高気温は午後2時の11.5℃。
今日は多少の雲は有りましたが、良く晴れました。
しかし北寄りの風が強めに吹き、寒い一日でした。
《朝散歩 緑ヶ丘宅街 7.7㎞ 10,969歩 2時間15分》
散歩に出た9時の気温は9.0℃。 晴れている割に気温が上がりません。
風も強く、手袋をはずす事はありませんでした。
今日の花は 「フヨウカタバミ(芙蓉片喰)」 です。
決して華やかな花では有りませんが、緑の葉と透き通るような純白の花、
中心部が薄い黄色、清楚という言葉がぴったり、清々しく上品で清潔感を感じます。
しかし庭の厄介者とされる “カタバミ” のイメージの悪さから、
最近は学名の 「オキザリス・プルプレア」 の名で呼ばれる事が多くなっています。
“カタバミ” の仲間は少しでも曇っていれば花は開きません。
しかし日が当たっていると白飛びしてしまい、写真を撮るには厄介で気難しい花です。
“オキザリス” はギリシャ語の “酸っぱい” を意味し、葉や茎に蓚酸を含んでいます。
昔は、真鍮で作った仏具などをこの葉で磨いていたそうです。
「芙蓉…」 の名は “芙蓉” に似ているところから付けられた名だそうですが、
そんなに似ているとは思えませんよね。
今日の子供たちの絵は、小学6年生が描いた 「百羽の鶴」 です。
物語を読み聞かせ ⇒ 思い浮かんだ情景を絵にする… そんな授業のようです。
どの絵もお月様の周りを同心円で縁取っていますね。
“酒井式描画指導法” が取り入れられているようです。
その 「百羽の鶴」 とはこんな物語です。
【冷たい月の光で煌々と明るい、夜ふけの広い空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽をひわひわと鳴らしながら、百羽の鶴が飛んで来ました。
百羽の鶴は、みんな同じ速さで、白い羽を、ひわひわと動かしていました。
首をのばしてゆっくりゆっくりと飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての寂しい氷の国から、昼も夜も休みなしに、飛び続けて来たのです。
だが、ここまで来れば、行き先はもうすぐでした。
楽しんで待ちに待っていた、きれいな湖のほとりに着くことが出来るのです。
「下をごらん、山脈だよ」 と、先頭の大きなつるが、嬉しそうに言いました。
みんなは、一斉に下を見ました。 黒々と、一面の大森林です。
雪をかむった高い峰だけが、月の光をはね返して、はがねのように光っていました。
「もう、あとひと息だ。みんな、がんばれよ」 百羽の鶴は、目をきろきろと光らせながら、
疲れた羽に力をこめて、しびれるほど冷たい夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも少しだけ速くなりました。もう、後が知れているからです。
残りの力を出しきって、ちょっとでも早く、湖に着きたいのでした。
すると、その時、一番後を飛んでいた、小さな子供の鶴が、下へ下へと落ち始めました。
子供の鶴は、みんなに内緒にしていましたが、病気だったのです。
ここまで着いて来るのも、やっとでした。 みんなが、少しばかり速くとび始めたので、
子供の鶴は、着いて行こうとして、死に物狂いで飛びました。 それがいけなかったのです。
あっという間に、羽が動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へ落ち始めました。
だが、子供の鶴は、みんなに助けを求めようとは思いませんでした。
もうすぐだと喜んでいるみんなの歓びを、壊したくなかったからです。
黙ってぐいぐいと落ちながら、小さな鶴は、やがて、気を失ってしまいました。
子供の鶴の落ちるのを見つけて、そのすぐ前を飛んでいた鶴が、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変な事が起こりました。
前を飛んでいた九十九羽の鶴が、一斉に、さっと、下へ下へと落ち始めたのです。
子供の鶴よりも、もっと速く、月の光を貫いて飛ぶ銀色の矢のように速く落ちました。
そして、落ちていく子供の鶴を追いぬくと、黒々と続く大森林の真上のあたりで、
九十九羽の鶴は、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
素晴らしい九十九羽の鶴の曲芸は、見事に、網の上に子供の鶴を受け止めると、
そのまま空へ舞上がりました。
気を失った子供の鶴を長い足でかかえた、先頭の鶴は、何事も無かったように、
みんなに言いました。 「さあ、元のように並んで、飛んで行こう。 もうすぐだ。頑張れよ」
煌々と明るい、夜ふけの空を、百羽の鶴は、真っ白な羽を揃えて、ひわひわと、
空のかなたへ、しだいに小さく消えていきました】
今日の歩数 10,969歩 (寒い朝散歩)
今月の歩数 138,837歩= 97.2km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 2627,978歩=1839.6km