ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ハンゲショウ(半夏生)/カラスビシャク(烏柄杓)」

2023-07-02 07:42:50 | 日記
            「ハンゲショウ(半夏生)」 

       ドクダミ科 ☆7月1日の誕生花☆ 花言葉は… 内に秘めた情熱・内気

             「カラスビシャク(烏柄杓)」 

              サトイモ科  花言葉は… 心落ち着けて


 7月2日(日) 今日の和泉市のお天気は “曇時々晴” の予報です。
 昨日(1日)の予報は “雨時々曇” でした。テレビなどの報道で近畿地方は「大雨に注意」と
 脅されていましたが、ここ和泉市は大した雨は降りませんでした。ありがたいことです。
 しかし、九州や中国・四国地方では被害の出た地域もあるようです。お見舞い申し上げます。
 引き続き最大の注意を払い、被害の無いようにお過ごしください。昨日の最低気温は23.0℃、最高気温は26.5℃でした。
 今日の予報は “曇時々晴” です。朝晩は曇り空ですが、日中は日差しが戻ってくるようです。日差しが戻るのはいいけど、
 一段と蒸し暑くなりそうですね。最低気温は22.8℃、最高気温は31.0℃、湿度70%を予想しています  
 明日・明後日の予報は “晴” です。日差しは有りがたいが、連日の“真夏日(30℃以上)” 。熱中症に注意です
             熱中症対策… “喉が渇く前に給水を” と呼び掛けています。


   今日7月2日は “雑節” の一つ “半夏生” です。
 “二十四節気” は中国から伝わった物なので、日本の気候や季節と多少ずれた
 感じがするのものも有ります。 ですが “雑節” は日本の気候風土に合わせて
 生まれた日本独自のもので、主に農作業と照らし合わせた季節の目安となっているものが多いそうです。
       主な雑節には “節分” “彼岸” “社日” “八十八夜” “入梅” “半夏生” “土用” 
         “二百十日” “二百二十日” …など、お馴染みのものも有りますね。

       で “半夏生” ですが、夏が半分生まれる日?(笑。
【夏至(6月21日頃)から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間を半夏生といいます。 
田植えは夏至の後、半夏生に入る前に終わらせるものとされ、それを過ぎると秋の収穫が減るといわれてきました。
この辺りの田植えは6月中旬に終わりました。 半夏生の5日間は働くことを忌み、天から毒が降るので
井戸にふたをし、この日に採った野菜も食べてはいけないなど、様々な物忌みが行なわれていました。
これは、田植えで疲れた体を休めるための昔の人の知恵だといわれています】 …だそうです。
関西地方ではタコを食べる日としての風習が残っています。今でもスーパーの鮮魚売り場には、
半夏生の日にたくさんのタコが並びます。半夏生にタコを食べる理由はどこからきているのでしょうか?
〖半夏生にタコを食べる理由は、8本足のタコの吸盤が吸い付く様にあやかり「苗がしっかり根を張るように」
という願いを込めて、神様にタコを捧げたからといわれています〗
  ⇦ 本当かいな?



 沖縄コロナ感染、推計週1万人 重点8医療機関でクラスターも
 沖縄県は29日、19~25日に定点医療機関54カ所から報告を受けた新型コロナウイルスの
 患者数が2132人となり、定点1医療機関あたり39.48人となると発表した。
 総数(推計値)は前週比1.37倍の1万人となった。感染拡大が急速に
 進んでいるため、感染対策を呼びかけている。重点医療機関8カ所で
 クラスター(感染者集団)が起きており、県内では病床確保が
 難しくなっている。そのため、救急救命センターがある
 医療機関23カ所のうち6カ所が救急搬送の受け入れなどを制限している。
 また、一般診療を行う医療機関27カ所のうち、5カ所では入院制限や
 緊急性のない手術や検査を延期しているという。  by 琉球新報(30日)



〖昔はこうだった話〗もう何度かアップした事が有るので、またか とお思いでしょうが、新しいブロ友さんも
   出来ましたし、改めて読んでいただき “あぁそうだったそうだった” と懐かしんでいただければ嬉しいです。
 
     昔はこうだった話… 今日は “ゲタ(下駄)”  です
 浴衣も着物も持っていないひげは、もう50年近く履いた事がありません。
 盆踊りなどでも、浴衣を着ていても足元は靴という子供を見掛けます(笑。
 ひげは子供の頃、学校に下駄を履いて行った事はありませんが、お風呂(銭湯)に
 行く時は下駄でした。 昔は街灯が少なく、舗装された道は太い道だけで、
 一歩路地に入ると土道で、雨上がりなど良く水たまりが出来ていたものです。 
    「光っているところは水たまりだから、黒いところを歩きなさい」とよく親にこう言われたものです(笑。

 ⇦ 写真は《新潟県立歴史博物館》からお借りしました。
 私の子供の頃には(昭和の40年位まででしょうか)、どの町内にも1軒は
 下駄屋さんが有ったものですが、今は全く見掛けなくなりました。
 いや、在るところには有るのでしょうが、ひげの周りでは百貨店などの
 履物屋さんで見かけるくらいです。 話はちょっと脱線しますが…
 小学生のころ、ひげんちの隣りが自転車屋さんで、パンクの修理などを
 飽きずに見ていました。リームとタイヤの間に親指を入れてシュ~と車輪を回すと、チューブが出て来ます。
 子供心に “かっこええ” “名人だ” と憧れの目で見ていました。
 煙管(キセル)でタバコを吸っていたお爺さんは、ここでスポークを貰って煙管のヤニを掃除していました。

 おっと、下駄、下駄(笑。 その隣りが下駄屋さんでした。 
 店には草履、サンダル、運動靴、長靴、地下足袋なども並べてありましたが、主に下駄を売っていました。
 ここでも鼻緒の挿げ替え(すげかえ)を飽きる事無く見ていましたねぇ(こんな職人技が好きなんです・笑。
 そうそう、ちびた下駄の歯を取り換えられる下駄も有ったんですよ。
 下駄の歯が上板にクサビ形にハメ込んで有りました。
 新しい歯をノミで削ってクサビに合わせてハメるんです(隙間なく、きっちり。
 これも子供心に “かっこええ” “名人だ” と思って見ていました。

 雨の日に履く “高下駄” と云うのも有りました。
 下駄の歯が細く、長く、背の高い下駄です。
 そして下駄の鼻緒がよく切れたものです。出先で切れたら惨めですよねぇ。
 片一方の下駄を引きずって…(笑。
 ♪ 下駄を鳴らして奴が来る 腰に手ぬぐいぶら下げて… 手拭いをぶら下げて
 いれば、それを裂いて挿げ替え(すげかえ)られるんですがねぇ(笑。

 そうだ、雨降りに履く下駄には、前半分に雨除けのカバーを付けていました。
 足袋が濡れないように…と言う事でしょうね。
 そして、下駄って、なかなか歯を均等(水平)に減らすのは難しいですよね。
大抵、外側がチビて斜めになってしまいす。ひげは外股歩き(ガニ股)だからなぁ(汗。 

 “雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡” 雪の少ない広島… ちょっとした憧れで、雪が降ると跡を付けに
下駄で外を歩いてみたりしたものです。実際には二の字二の字は歩き始めだけで、すぐに歯の間に雪が挟まって
奇麗な二の字は描けませんよね。       …下駄について、思い付くままに書いてみました。


 今日の花は “半夏生” に因む花2種です。 まずは 「ハンゲショウ(半夏生)」 です。

「半夏生」 は雑節の “半夏生” の季節に咲く花と云う事で名付けられたそうです。


花は目立たなく、花のすぐ下に位置する葉の表面が白く変化し、
花弁の役目を果たすと云われています。




白く変色するのは葉の表面だけで、裏は緑のままです。
なので 「カタシログサ(片白草)」 とも呼ばれます。



また、「半夏生」 を 「半化粧」 と書かれる事もあるそうです。
夏の盛りを過ぎると白い葉の白い部分は色落ちして、普通の緑色に戻ります。
原産地は日本、朝鮮半島、中国や、東アジアの亜熱帯地方です。

⇩ もう1つの花は 「カラスビシャク(烏柄杓)」 です。

名前の由来は “水を汲み出すときに使う柄杓のような形をしていますが、
人が使うには小さいため、カラスが使う柄杓と言う意味で名付けられたそうです。
「カラスビシャク」 の根茎を漢方では “はんげ(半夏)” と云い、
鎮嘔、鎮吐、鎮咳、去痰などの薬として用いられるのだとか。
“半夏” と呼ばれる由来は、夏の半夏生のころに採集する薬草であるためだそうです。


別名は 「へそくり」 と言い、ある製薬会社のHPによると、その由来は…
【サトイモの仲間に多い仏炎苞(ぶつえんほう)のある花を咲かせます。
仏炎苞とは仏像の光背にある炎を形どったものに似ていることから名づけられた
植物用語ですが、一般的には “水芭蕉” が仏炎苞のある花としてお馴染でしょうか。
カラスビシャクは別名「ヘソクリ」とも呼ばれますが、その昔農家のご婦人たちが
農作業の合間に雑草として掘り取り、乾燥して薬屋に売って小遣い稼ぎをしていた事から
そのように呼ばれたともいわれています】 昔は農家の臨時収入だったのですね。


【とても繁殖力が旺盛で、種から増えるし、球の周りには小球ができて増えるし、
葉柄の中ほどにできるムカゴからも増える。
一度庭へ植えつければ翌年からはどこからか顔を出してくれるほど丈夫な植物である】
…と書かれていますが、ひげの散歩エリアではそんなに良く見掛ける植物では有りません。
(知っているのは3ヵ所ですが、雑草に紛れて気が付かないだけかも知れません)
しかし、北アメリカの一部では、侵略的外来種として問題視されているのだとか。
日本では北海道から九州まで広く分布し、中国から古くに帰化した史前帰化植物と考えられているそうです。


“和泉市こども絵画展”… 今日の子供の絵は2年生の女の子が描いた「ブレーメンの音楽隊」です。

この絵はどうやって描いているんでしょうね。 
たぶん、動物と建物を除き背景を黄色に塗り、その上を黒のクレパスで塗り潰します。
そしてスクレッパー(コテ)のような物でその黒を剥ぎ取って、下地の黄色で
森の木々、星、月を描き出しているんだと思います。 
動物の絵は、切り絵を張り付けているのかな。 童話の神秘的な雰囲気が良く出ていますね。 


 過去の 「ひげ爺の子供見守り隊」 の紹介です
 2016年11月25日  今日も面談が有り下校時間は1時15分。 1時から見守り、そのまま付近を散歩。
今日も最後は5年生の女の子です。 大きな袋を重そうに持って帰って来ました。
「おかえり~」 「ただいま~。 おっちゃん重い… 親切なおっちゃん、持って」(笑。
「何が入っとるんや」 「体操服、習字道具、裁縫道具、絵の具…」(笑。
袋の持ち手に見守りの警棒を差し、飛脚のようにして持ってやりました。
家の近くまで来ると 「おっちゃん、もうええ」 「何でや?家まで持ったるで」
「お母さんに見られたら叱られる」 「お前…」 (唖然・笑。

 2016年12月02日  5年生の仲良し女の子が連れ立って帰って来ました。 
1人は目を真っ赤に泣き腫らして… 「おかえり~、どうしたんや?」
その子はしゃくり泣きしていて言葉になりません。 すると友達が 「あんなぁ、おっちゃん」 「おう」 
「〇ちゃん(泣いている子)、昨日お腹が痛くて学校を休んでてん」 「おうおう」
「昨日なぁ 〇ちゃんの友達が転校するお別れ会が有ってん」 「ほいじゃ、お別れが言えんかった?」
「そうやねん、すっごく仲が良かった友達やねん」 「わ~、そりゃぁ辛いの~」
聞くと… 前もって言ってくれなかった悔しさと、お別れが出来なかった残念さと、
もう一生会う事が無いと思うと寂しくて… 自然に涙が出るのだそうです。  多感な年ごろです。

 2016年12月08日  5年生の女の子たちが後手に何かを隠して帰って来ました 「おかえり~」 
 「ただいま~、おっちゃんカメラ貸して」 「なにするんや?」 
 「良いから貸して」貸してやると皆んなが取り囲み、
 ひげからは見えないように…(汗。
 「そんな近くを写す時は設定を変えにゃぁ撮れんでぇ。貸してみぃ」
 「カメラの設定をマクロに変えて手渡すと…「おっちゃん。見たらアカン!」
 しばらくして…「おっちゃんハイ」モニターを覗くと奇麗な花が…
 「おっちゃん、花が好きやろう? プレゼント」(笑。可愛い奴らです。
 花の美しさもさることながら、花を持つ手の可愛さにも感動(笑。

 2016年12月09日  5年生の仲良し女の子が帰って来ました。 「おかえり~」 「ただいま~」
3時半ごろ小雨が降りだし、カーポートで雨宿り。 たっぷり話す時間が持てました。
「あんな~おっちゃん、今日なぁ愛彩ランド(道の駅)で料理実習した」
「へ~何時間目にしたんや?」 「1~4時間目までず~っと。 それがお昼ご飯やねん」 
「ほいで何を作ったん?」 「ピザパンと~…串フランクパンと~…???」 すると友達が
「さつま芋サラダやろう」 「なんやお前、今日作ったものをもう忘れたんか?」(笑。


食材のほとんどは道の駅が揃えてくれていますが、あと必要な物を自分たちで
買い揃える(店内で)実習も有るのだそうです。 「ほいで上手に出来たんか?」
「そりゃぁ料理の先生が付いてるんやもん。 給食より美味しかった」(笑。
この頃は道の駅でこんな事もしているんですね。 

 2016年12月13日   5年生の仲良し女の子2人が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「おっちゃんのTシャツ持って行ってくれたか?」 「うん、おっちゃんありがとう」 -----
先週の木曜日の事… 「おっちゃん、今度クラスでコンサートがあんねん。 見に来てや」
「おうおう、行く行く。 で、何のコンサートや?」 「お金集めて学校を良くするねん」
聞くと、コンサート終了後にバザーを開き、そのお金で花を植えたり、カーテンを作ったり…
ついては、バザーに何か出してくれと頼まれたのです。


その夜にこんな回覧が自治会内に回されました。 色々な思いが交錯します。 
学校の花壇の花やカーテンは学校側の予算の問題。
でも子供たちが学校のために、クラスのために何かをしたいという気持ちは尊重したい。
と云う事で、ひげも昔ハワイで買ったTシャツをこの子らに託したと云う訳ですが…。
クラスの父兄が何人? 町内から何人の人がこのコンサートに集まるのでしょうか。
集まっても何か買わないと意味が無い。 この試みは成功するのでしょうか。
他のクラスもこれを真似て、再々こういう事をするようになっても…何か変な気が…
成り行きを注目しています。

 2016年12月15日  クラスでコンサートとバザーを開く5年生の女の子たちが帰って来ました。
「おかえり~」 「ただいま~。 おっちゃん、あんなぁ今日バザーに出す物に値段を付けた」
「ほうか、ほいでバザーに出す物はいっぱい集まったか?」 「い~っぱい集まった」
「そりゃぁ良かった」 この時、町内放送が流れ…
“明日夕方2時40分から5年3組がコンサートを開きます。 皆さんお集まりください” 
そのあとバザーの事も放送で告知されました(笑。
「おっちゃんが出してくれたTシャツ、いくらやったん?」 「高いもんじゃないよ」 と私。
「あんなぁ、売れ残ったら何んにもならんやんかぁ~」 「おう、そりゃそうじゃ」
「でなぁ、おっちゃんのシャツ、安い値段が付いてたらゴメンやでぇ」(笑。
「はっはっは気にするな。 100円でも50円でもええけぇ売ってくれや」
優しい子供たちです。 子供なりに気を遣ってくれました(笑。
※この話題はまだまだ続きます。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする