外壁工事・・・・・仕上げとなる「タイル貼り」の工事の最中です。
(仮称)もてなしの家・和のエスプリを継ぐ家新築工事の現場。
屋内では、一階の床フローリング張りと大工さんによる木工事、造作などの
工事と並行して設備関連の準備工事の真っ最中ですが、
屋外でも着々とその「佇まい」を生み出す為の作業が続いています・・・・・。
今回、タイルを貼るための準備工事。
木造の住宅では、湿式工法と呼ばれる方法と、
乾式工法と呼ばれる工法があります・・・・・・。
今回の化粧となるタイルの下地は・・・・乾式工法で。
湿式工法とは、
コンクリートやモルタルを下地としてタイルを貼っていく工法で、
鉄筋コンクリート造の建物や、
木造でも「モルタル」を下地とした場合に行われている昔からの工法です。
マンションなどで多い、鉄筋コンクリート造では、
コンクリートがそのままタイルの下地となり、
木造や鉄骨造では、一旦モルタルで下地を作った後に、タイルを張り込んでいきます。
※ふつうはセメントと砂を適量混ぜ,水を加えて練り上げたものです。
乾式工法とは、
湿式工法で基本となる「モルタル下地」の代わりに、
タイル専用に作られた「サイディング素材」の下地、
またはメーカー等で販売されている、
その他の外装下地材料に、
直接タイルを貼り付けたり、引っ掛ける工法で、
湿式工法に比べて工期も短くできるメリットがあり、
メンテも比較的容易と言われているものです。
但し、その「コスト」は湿式工法よりも高くなります。
今回は、前後の作業や時期的な事、そして・・・・・・この建物だから「適切」
である選択として「乾式工法」をセレクトしましたよ。
タイル工事・・・・・。
その「仕上がり」・・・・・タイルの雰囲気が「落ち着き」を生み出します。
色も使い分けて「全体の雰囲気」が固くならないように・・・・・和らげる工夫を設計していますよ。
カラーが生み出す心理的効果を思考していますから。
美しさがうまれるように・・・・・・。
タイルの仕上げカラーの貼り分けにも「意味」がありますよ。
スッキリとした「水平ライン」のエスプリが生み出すもの・・・・・それを設計しています。
その印象で生まれる心理的な要素。
デザインと素材、建材のセレクトには理由がありますよ。
「それ」単体だけではなくて、
全体・・・周囲も含めてのデザインですから・・・・・・。
沢山の要素の集合体が建築として出現するわけですからね。
広い視野が大切。
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建て主目線+αの提案・・・「建築と住まい手とその暮らしを豊かに」
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