日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

お金を貯める方法

2007-07-01 11:54:08 | Weblog
 お金が貯まらないと言う人が多い。お金が貯まる為には、まず、「貯める気」が大切。使う気が強ければ、どんなに入っても、なくなってしまう。
 分かり切ったことだが、収入よりも支出を少なくすればいい。乗り物は、出来れば、自家用車にせずに、自転車やバスにする(日本の様に、沢山の若者が新車を持っている国など、殆どない)。飲みに出たりゴルフする回数を少なくする(男の付き合いは、高く付くことが多い。それよりも、子どもとの遊びの時間を多くするべきでしょう)。アルコ一ルやタバコを控える(家で飲み、タバコは、本数を減らすか止める)。図書館を利用したり、自然に親しんだり、100円ショップを利用する(これで結構まかなえる)。
 私の勤務していた民間の救急病院にバイトに来ていた(とてもよく働く)外科の先生がいた。勤めの病院でも沢山もらっていたらしいのだが、バイトでも、外科系と内科系を掛け持ちでするので、土曜の夕方から来て月曜の朝までの勤務で沢山もらって帰っていた。
 その外科の先生が私に聞いてきた、「どうしたら、お金が貯まる?」、「先生、沢山もらっているでしょう、ここでも、向こうの病院でも」、「いや、それがゼンゼン貯まっていない」、「何故?」、「いろいろ要るんよ」、「何に・・・」、「・・・」
 ある情報だと、その先生、彼女がいて、その人にマンションまで与え、かなりのお金をつぎ込んでいるとか。更には、ゴルフがシングルで、飲みに出るのも、賭け事も大好きとのこと。それじゃ、いくら稼いでも貯まらないでしょう。
 家に、買ったけど、殆ど着らない服がありませんか?パンを作る器械を買って、使っていますか?外食が多くありませんか?電気代を節約していますか?交際費が多くありませんか?反対に、毎月決まって貯金していますか?将来の経済的なプランをしっかりと立てていますか?子どもにアルバイトさせること、大変いいことだと思いますが(私の長女も長男も、高校の時に、積極的にしていましたが)。

 貯める気が強くないと、使わない気が強くないと、節約する気が強くないと、そして、それを維持する気が強くないと、お金は、貯まりませんね!


 いつもすれすれの状態でいるよりも、少しでも貯金をしていて、それを担保に、必要な時には、少し赤字になってもいい感じの経済観念を若い時から持つことが大切ではないでしょうか?
 手元にあると、どうしても使ってしまうので、例えば、(全国どこでも使える)身近な郵便局に貯金するのです。初めは、定期の10万円から。そうしておいて、必要な時に普通が(-)になっても、それなりにちょっとまでは使えるので、人に借りなくて済みます。
 それが上手に自分で出来る様になれば、その金額を20万円、30万円と、上げて行くのです。貯金しただけ、本当に必要な時は、その金額まで使えるので、何となく心にゆとりが出来ます。若くして100万円が貯められると、後は、どんどん貯められるとのことです。
 私は、大学生の時は、郵便局に常に10万円近くを定期に入れていました(金利が高かったですね)。医師になって100万円貯めるのにまる4年間余掛かりましたが、それが出来た時には、その気になれば貯められると思う様になりました。移動の多い多くの勤務医には、退職金は望めません。自治医科大出身の医師の話だと、しばしば勤務先が変わるので、ボ一ナスなど、まともにもらったことがなかったと言われていました。大学の先生が地方の勤務先でいい給料をもらった為に、大学に帰って、その翌年には、住民税を払う為に仕事をしている感じになっていたと言う話をよく聞きます。(今は、ス一パ一ロ一テ一トの研修医よりも安い大学病院勤務医の先生も多くなっています)
 ただ、お金は使う為にあるので、それを生きている時に有効に上手に使い切ることが大切だと思います。子孫に美田を残すべきではないと思います。 
 いつも、給料を使い込んでしまって、頭を下げて親にもらったり、妻にもらったりと言うのは、最低の金銭感覚で、即刻、改めるべきでしょう。


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異性学その3

2007-07-01 08:16:29 | Weblog
  鯨を捕鯨する時、オスでなくメスを先に打つのが常識となっている。何故なら、オスを先に打つとメスは直ぐに逃げてしまう。しかし、メスを先に打つとオスはメスを守ろうとして逃げずにメスの周りにいつまでもいるから。
 カモでも同じで、オスが先頭になって飛んでいる時、メスを銃でしとめると、オスは直ぐに羽音の変化で気が付いて後ろを振り向き、メスが落ちるのに合わせてオスも一緒に落ちる格好で飛ぶことになるので、オスもしとめることが出来る。しかし、オスを先に打つとメスは進行方向と全く反対方向に、しかも自分だけ助かろうとして前よりも倍に近い速さで、一目散に逃げてしまう。
 鳥や動物では、メスよりもオスの方が見栄えがいいのが多いのだが、これは、メスの気を引く為との意見が多かったが、敵に襲われた時、目立つオスの方が犠牲になれるからとの意見がある。
 ヒトでも、男性は、妻子の為に保険に喜んで入るが、女性は、子どもの為に入ることはあっても、男性の為に入ることはない。例え男性よりも年上の女性であったとしても。
 女性にとっては、子どもは、自分と同じもの。女性にとっては、子どもを大切にするのは自分を大切にしているのと同じことなのである。
 現在社会は、男が女を守れなくなった。女が強くなってそうなったのか、男が弱くなってそうなったのか、恐らく、両方であろう。大学進学率にしても、女性の方が高い。教師や医師や弁護士の世界も、女性がどんどん進出している。男性の出来るもので女性が出来ないものって、あるだろうか?
 しかし、しかしである。あるナ一スが子どもが出来てから、次の様に言った、「先生、私ってこんなことでミスすることなかった。子どもが産まれてから、何故か、ミスることが多くなった。どうしてかなあ?」と。神様は、母親に、仕事よりも育児に専念する様にと、遺伝子的に作られたのではないでしょうか?
 母親と仕事と家事、その3つが出来る為には、周りによほどの助っ人がないと出来ないはずです。
 男女平等と言っても、男女の役割は違うと思います。母乳が父親から出ませんから。男女は、大脳生理学的に、元々脳の仕組みから違っているのです。


教訓3:遺伝子学的に、男は女を守ろうとする。

あるアドバイス3:女が自分のことだけしか考えてないと男性は憤ってはいけない。それは、自分の子どもを守る為に、神様がしたこと。自分を守れなければ、子どもが守れなく、人類滅亡につながるから。と言うことは、女を守ろうとしない男は、初めから、女から相手にされません。

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娘が書いてくれたもの。

2007-07-01 07:17:05 | Weblog
 開業時にいつも出版していた「たはら小児科医院月報」に、娘が投稿してくれたものです。

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070630/4

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為になるかも知れない本(その135)

2007-07-01 07:11:59 | Weblog
○昭和52年4月17日(日)雨。
 タクシ一で宮崎神宮に行った。昨年の4月18日(父の誕生日)にここで式を挙げたのだ。雨が降っている。お祈りをした。恵ちゃん、長いこと手を合わせて真剣に祈っている。何を祈っていたのかなあ?帰りは歩いて帰った。途中でうどん食べた。今年はまだ自分の患者は(6人の小児科医の中で自分だけ)一人も死亡していない。コピ一代の分、医大にお金を払わないといけない。本はお金がなくて、殆ど買っていない。
○4月24日(日)曇。
 朝8時に電話があった。腸重積症だった。整復出来なくて、梶原先生がしても駄目で、オペになった。昨晩から嘔吐していたのに、土曜の夜だからということで親が遠慮した為だ。オペの所見では、腸間膜のリンパ節が腫脹し、赤くなっていた。(ここで、腸重積症で5例の開腹術を見たが、すべて腸間膜リンパ節腫脹があった)。
○昭和52年4月29日(金)曇。
 8歳の女の子が18:00に急患で来た。腹痛と嘔吐がひどく、エンスパン5%TZ+生食で様子をみても顔色が良くならないので入院させた。病棟で血圧を測ろうとしても脈診でうまく測れない。脈が触れないのだ!これがショックというのだ。それを外来で自分は見落としていた。しかも安易に「自家中毒」と思っていた。オ一ベンの小野先生が診て、「自家中毒では絶対にない」と言う。梶原部長が、「卵巣腫瘍の茎捻転症かも知れん」と言う。外科の院長も来てくれて、「アッペかなあ?よく分からん。明日の朝までに血圧が上がっていたらオペする」と言って帰った。
○昭和52年4月30日(土)曇。
 どんなにしても血圧が上がらず、ショック状態がとれないまま夜が明ける頃に死んでしまった。ショックだった。手術までこぎつけられると思っていたのに。剖検したら内ヘルニアで、梶原先生が、「腸間膜裂孔ヘルニアで、極めて珍しい」と言われた。そう言われば、今までも、ちょくちょくお腹を痛がることがあったと言われていた。慣れは恐ろしい。よくある病名ばかりを考えてはいけない。兎に角、よく診ることだ。勉強になった。
○昭和52年5月1日(日)曇。
 ダウンの子が亡くなった。先天性白血病もあった。状態がもともと悪かったが、こんなに急に悪くなるとは思わなかった。心腔内に注射をし、心マッサ一ジを長く無意味にしていたら、「先生、もういいです」と言われた(高齢出産で、その後、しばらくして、非常に感謝のこもった礼状を頂いた)。
*今は、心腔内注射は、禁忌になっている。これによるメリットは殆どなく、今は、デメリットの方が多いということがはっきりしている。が、当時は、最後にこれをよくしていた。自分ではなかったが、患者さんの親から、「先生には、最後のとどめをさして頂きまして、本当にありがとうございました」と言われた小児科医がいた。




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