
日本の夏は、北海道にしても暑い。日本は、亜熱帯から亜寒帯までの領域になっている。本当は、日本は位置的には砂漠になるはずだが、エベレストの山脈に南からの温かい風がぶつかって、島国の日本に、恵みの雨をもたらせてきた結果だ。
日本ほど、こんなに温度差の大きい所はないだろうと思っていたが、カナダのモントリオ一ルに行って現地の人から聞いてビックリした。そこでの夏は、昼間が40度以上になり、それに反して、冬も、そこでは零下20度近くまでなるとか。とても暑くても、とても寒くても、その気候に応じていろんなスポ一アツがそこで出来るので、そのことに関しては、特に若者は気にしていないないどころか、楽しみにしているとのこと。
モスクワの人は、冬のスポ一ツを楽しむ為に、冬が来るのを楽しみにしているとの内容がテレビで放映されていた。
インドネシアのバリに2年前の夏に1カ月間行った時には、メチャクチャ暑くて、閉口した。現地の人も、こんな暑い時がたまにあると言っていた。
ヨ一ロッパには、ク一ラ一は、ない。それは、暑い夏は、北風が吹いて涼しいし、寒い冬は、南風が吹いて温かいから。それが狂うと、熱中症で亡くなることになる。
日本の場合は、暑い夏は、暑い南風が吹き、寒い冬は、寒い北風が吹く。それに、台風の通り道になっていて、更には、いくつかのプレ一トが交叉していて、地震発生多発地帯になっている。
日本人は、自然の偉大さを小さい時から自然に自然から教わってきている。だから、海に漁師が行く時には、海の神様に祈る感じで拝んでいる。山に猟師が行く時には、山の神様に祈る感じで拝んでいる。
その点、外国では、自然を神様とするよりも、アラ一やキリストやブッダを崇める感じで、一神教になっている。日本人の感覚とは違っている。土地がつながった外国では、人間同士の争いが一番の悩みできている。しかし、海に囲まれた日本では、自然と人間との闘いできている。
家に帰って、母の家で父の写真を見て、いつもおかしな気持ちになる。父の写真の左に、(母が敬虔に信じている)天理教の祭壇があり、右に仏教の仏壇があり、更にその右上に神道の神棚がある。
そんな中の父の遺影の写真の顔を見ていると、まあ、皆、宗教に関係なく仲良くすればいいよと言っている様に思えてならない。