
もっと教育に国はお金を掛けて欲しい。それが上手くいっていないから、NOVAの様なお金儲けを主とする教育産業が盛んになってくる。もっと医療に国はお金を掛けて欲しい。それが上手くいっていないから、コムスンの様なお金儲けを主とする医療福祉産業が盛んになってくる。
防衛省も、(こんなに肥大して大変なことになっているのに)その長の久間章生防衛相が、「投下されたのは、しょうがなかった」といった感じの誤解を招く様な発言をし、それを擁護するかの発言を総理までが当初していた。辞任の理由が、与党に迷惑を掛けていることがわかったからとのことで、何ともお粗末。この国は、一体どうなっているのだ!どんな時にもあんな大量破壊兵器を使用すべきでないことは自明の理である、しかもそれを2つも予告なしに落とすなんて絶対に容認出来ない!
今、日本の軍事費の高さは世界で5番目。平和日本はどこへ行こうとしているのか?今の政治家に任せて本当に大丈夫なのか?!
そんな(人殺しに使う為の)お金を削って、教育や医療に回して欲しい。日本人だけ平和になっても、この国際社会では、意味がないではないか。
厚生省のしていることでずっとおかしく思っていて、それに付いてマスコミが殆ど取り上げないことを上げたい。それは、医師や看護師の国家試験の問題である。(他の国家試験も、問題があるかも知れないが、私個人がそのことに関して詳しくないので割愛)
昔は、医師国家試験も看護師国家試験も、春と秋にあった。卒業試験さえパスすればいい、後は半年掛けて国試の勉強するから何て感じで、今よりも気楽に(でもないが)学生生活を送っていた。それがいつもまにか、年に1回、これって何故?少なくとも6年間も大学生活を送ってきた医師の場合には、他の道が(歳を取っていることもあったりして)選びにくいのに。
医師の国試の問題が昔と比べて格段に難しくなっている(マスコミは、質が落ちたからと言っているが、とんだ間違いである!!)。地雷の問題まである。それなりに国試の勉強をしていないと、学校の講義だけでは難しい。多くの大学で国家試験対策委員会が学生の間で設立され、いろんな情報が飛び交っている。それにさくエネルギ一は莫大だ。そして、その合格率も、問題の難易度に関係なく、上からの働きで操作されている感じがずっとしている。
看護師の問題に至っては、もっとはっきりとしていて、ある年の問題があまりにも難しくて、受験生の多くが厚生省にその苦情を沢山のメイルで訴えたら、翌年易い問題になったとか。その時の問題、業者により、正解例が10以上の問題で違っていたとか。
ドクタ一もナ一スも、どんなに受験勉強しても、厚生労働省や文部科学省から、合格率をかってに操作されているとしたら、受験生にとってこんな不幸なことはない。疑う価値は充分にあると思うが・・・(100回目の医師国試で、合格率が、ちょうど切りのいい90.0%でしたが)。
とあるサイトの内容には、次の様に説明されている。
出題基準
司法試験のように出題科目が限定されているのではなく、基礎医学・臨床医学・社会医学などすべての医学関連科目が出題範囲である。また、科目ごとの試験ではなく、すべての科目を取り混ぜた総合問題形式である。それぞれの専門分野から選出された医師国家試験委員によって、考案され、出題される。
医師として知っておくべき内容を出題するとして、4年に1度「医師国家試験出題基準」が出され、そこに挙がっている項目、疾患、症候等を基本として出題される。しかし、全科に渡って膨大な項目数であり、試験委員の意向によってはかなりの奇問も出題され、専門の医師ですら解答に困難な問題も少なくない。
世間では「医師なら誰でも解ける内容」と誤解されがちだが、医学関連の全分野から出題され、また、それぞれの専門分野における最新の知見に基づいて出題されるため、出題範囲は極めて広く、専門分野以外の問題については、主要領域等を除いて、ベテランの医師ほど解答に苦慮するとさえ言える。
諸外国の医師国家試験は、医学生~専門医まで何段階かの試験段階制度を施行しているものが多く、徐々に専門領域の試験となっていくものが多いが、日本の場合、国家資格としての試験は「医師国家試験」1回であり(国家試験ではないが共用試験が医学生の時の最初の関門になる)、また日本の「医師」という国家資格は名目上、歯科を除くすべての「診療科」を扱うことが出来る資格であるため、1回の「医師国家試験」で問われる領域は限りなく広くなり、個々の問題の難易よりも、出題範囲の広さから、世界的に見ても難度の高い試験となっている。