前回、ぞうきんの「ワイパー拭き」を紹介したが、それに加えて今回の掃除攻略法。
一般的に、掃除は子どもたちの役割や場所を分担するが、みなさんはこの分担をどのようにしているだろうか。
実は、この役割や場所の分担の仕方が、掃除の確実性に大きく影響するのだ。
今回の攻略法はこれだ!
掃除は、役割と場所と量をできるだけ細かく、明確に分担する!
である。
あいまい、広すぎる分担ではだめだ。例えば、教室掃除の場合
「Aくんはほうきです。前が終わったら後ろをお願いします。」
「Bくん、Cくん、Dさん・・・ ぞうきんです。空いている床をどんどん拭いてください。」
これでは掃除ははかどらない。当然掃除のムラも多い。
ひどいときは、場所の取り合いや、掃除をしたのしていないので子どもがもめてしまうこともある。
あいまい、広すぎる分担では、子どもも掃除がしにくいのだ。
役割と場所と量を、もっと細かく、明確に分担しよう。
「Aくんはほうきです。教室の右側(教室を縦に分ける線を引いておき)を掃きます。この線から壁の床をきれいにしましょう。前から後ろに向かって掃きます。」
「Bくんはぞうきんです。(教室を横に分ける線を引いておき)1コースの床をきれいにしましょう。ワイパー拭きで、一往復です。」「Cくんは、2コースです。」・・・
このように、「何を」・「どこを」・そして「どれだけ」を細かく、そして明確に分担するのだ。
こうすることで、子どもたちは掃除がしやすくなる。
教師も指導がしやすくなる。
これらの分担は、子どもたちにしっかりと定着させたいから、一定期間は固定しておいた方がよい。
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