小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

掃除をより確実にさせる攻略法

2009-08-15 09:56:45 | 学級生活の攻略法

前回、ぞうきんの「ワイパー拭き」を紹介したが、それに加えて今回の掃除攻略法。

一般的に、掃除は子どもたちの役割や場所を分担するが、みなさんはこの分担をどのようにしているだろうか。

実は、この役割や場所の分担の仕方が、掃除の確実性に大きく影響するのだ。

今回の攻略法はこれだ!

掃除は、役割と場所と量をできるだけ細かく、明確に分担する!

である。

あいまい、広すぎる分担ではだめだ。例えば、教室掃除の場合

「Aくんはほうきです。前が終わったら後ろをお願いします。」

「Bくん、Cくん、Dさん・・・ ぞうきんです。空いている床をどんどん拭いてください。」

これでは掃除ははかどらない。当然掃除のムラも多い。

ひどいときは、場所の取り合いや、掃除をしたのしていないので子どもがもめてしまうこともある。

あいまい、広すぎる分担では、子どもも掃除がしにくいのだ。

役割と場所と量を、もっと細かく、明確に分担しよう。

「Aくんはほうきです。教室の右側(教室を縦に分ける線を引いておき)を掃きます。この線から壁の床をきれいにしましょう。前から後ろに向かって掃きます。」

「Bくんはぞうきんです。(教室を横に分ける線を引いておき)1コースの床をきれいにしましょう。ワイパー拭きで、一往復です。」「Cくんは、2コースです。」・・・

このように、「何を」・「どこを」・そして「どれだけ」を細かく、そして明確に分担するのだ。

こうすることで、子どもたちは掃除がしやすくなる。

教師も指導がしやすくなる。

これらの分担は、子どもたちにしっかりと定着させたいから、一定期間は固定しておいた方がよい。

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