小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

強敵も同居している!

2010-04-20 21:10:48 | 教師の仕事術の攻略法
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新しい職場を快適な職場に。

そう願いながら4月が過ぎようとしています。

おそらく,歓迎会ごろまでは「あぁ~みんなこの学校はいい先生ばっかりだなぁ」と感じることが多いのではないでしょうか。

みんな親切で,仕事もスムーズに進むんじゃないかと思えます。

もちろん,本当に親切で,仕事を進める上で頼もしい仲間もいっぱいいます。

職員室も大人社会です。

そんな人ばかりではないことは,皆が重々承知しているところです。

一癖ある先生もいるし

強烈な先生もいる

付き合いにくい先生もいるし

頼りにならない先生もいる

それは否定できない事実ですが,一方で,そういった同僚も含めていいチームワークをつくり,いい職場を作っていくことが必要だということも事実です。

そして肝心なことは,それをするのは自分であるという認識でしょう。

だれかに,いい職場を作ってもらおうと甘いことを考えるのではなく,自分がどうするか,それが一番だという積極的な気持ちを持ちたいものです。

そこで,こういった「ツワモノ」同僚とのつき合い方について,

年度初めの早いうちに,心を打ち解けさせる!

ということにチャレンジしてみたいです。

なぜ,年度初めがいいのか。

1.年度初めは,どんなツワモノも,心を少し柔らかくほぐし,人当たりもよくなっているものだから。

2.時間が経つと,気持ちも凝り固まってしまい,「ツワモノ」たちも自分の範疇を作ってしまい,それを崩すのは容易でないから。

ということが言えると思います。

では,どうすれば心を打ち解けさせることができるか。

いくつか方法はあるかもしれませんが,一番効果的だと感じられるのはこれです。

「自分からその先生の所へ出向き,いろいろと教えてもらう。」

分かってることでも,わざと「分からなくて困ってます。助けてください」みたいな表情で質問するといいですね。

何でもいいのです。

「この印刷機の使い方,教えてくださいませんか?」

「よくおしゃべりする子がうちのクラスにいるんですけど,どんな指導をしたらいいでしょうか?」

その先生も,気持ちよさそうに教えてくれます。

そもそも,こういった「ツワモノ」先生たちは,あまり周りの人からモノを尋ねられたり,助けを求められたりすることが少ないですから,そういった人助けができるとうれしいものです。

そして,相手に対して「この先生には,よくしてあげよう」と,特別な扱いを心掛けてくれるようになります。

年度初めに一端こういった感触をもってくれたら,しめたものです。

一年間,うまく付き合っていけるでしょう。

うまく付き合っていけるとはいっても,その「ツワモノ」先生の人柄までガラッと変わることはないでしょうが,あくまで,仕事上付き合っていく上で,障害となるトラブルは起きにくくなります。

それが一番のねらいです。

自分が重要な提案を会議などでするときも,そういった先生が味方になってくれると,心強いものですしね。

今の時期,広く先生たちの所へ足を運び,いろいろと教えてもらいましょう!

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今は,謙虚に謙虚に…

2010-04-19 21:06:53 | 教師の仕事術の攻略法
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どの学校も年度初めで,提案事項いっぱいの職員会議も着々と進んでいることでしょう。

そろそろ5月行事についてもスタートですね。

新しく赴任した先生,だけに限らず,この新しい年度に新しい校務に就いた先生は,初めて着手する仕事に,緊張感をもって取り組んでいます。

私もその一人です。

はじめだからこそ,しっかりやりたい。

はじめだからこそ,周りに認められたい。

はじめだからこそ…  

こういった新鮮なやる気は,大事にしていきたいものですよね。

しかし,前回のネタにもありましたが,先生とは,あたかも自分が経験してきたことが王道のようにして,えらそうにしてしまいがちです。

自分の経験や考えをもとに,すべての仕事を進めてしまおうとすることも,できなくはない。

「春の一日遠足実施計画か。きっと7年部の先生も引率してくれるはずだから,名前を入れておこう」

「避難訓練実施計画ね。消防署への手配は前年度のうちにとってあるはずだから,そこは問題ないだろう」

「家庭訪問の計画ができたぞ。保護者へ配布して完了」

「ラミネートの用紙は事務室で見かけたよな。使わせてもらおう」

自分なりの「学校の常識」で,物事を進めようとしていると,痛い目に合うこともあります。

だから

分かっていると思っていることでも,とにかく初めは聞く!

そんな謙虚な姿勢をもっていたいですね。

痛い目とは

「先生!春の一日遠足の引率は,7年部が行けるとは限らないんですよ!そこは事前に管理職とも交渉しておかないと!」「え!」

「先生!避難訓練に向けて,消防署への連絡は年度明けにすることになってるんですよ!早くしないと!」「え!」

「先生!家庭訪問の計画,まずは兄弟関係がある学級と交換して調整するんですよ!勝手に配っちゃだめ!」「え!」

「先生!この学校はラミネート用紙は学級費から落とすんですよ!勝手に使っちゃだめ!」「え!」

あとになって青ざめて… なんていやですよね。

やっぱり,新しいことをするときは,「たぶんこうだろう」「前はこうだった」なんてことがあっても,分かっているつもりであっても,先輩にじっくりと聞くことですね。

しつこいくらいに聞いていいと思います。

「そんなの当たり前じゃん」って思われるようなことでも,聞いていいでしょう。

聞くことで,仕事が確実になるだけでなく,そうやってのぞむ謙虚な姿勢が,周りの先生には好印象となります。

周りの先生にとっては,そんな先生に聞かれて,簡単なことだけど助けてあげられたという,ちょっぴりうれしい人助けになります。

「先生,困ったときは今みたいに何でも聞いてください。助けますから」

そんな仲間が増えると,新しい環境,立場でも心強くなりますよね。

知ったかぶりして仕事を進めて「あの先生すげぇな」なんて声をねらうよりも,まずは,謙虚に,謙虚に・・・

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新しく赴任した先生は,ブーブー言わない!

2010-04-17 11:01:20 | 教師の仕事術の攻略法
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昨日は転入職員の校内歓迎会でした。

恒例の「入学試験」みごとに不合格をいただきました。(笑)

さて

この時期の職員室は「腹のさぐり合い」

お互いの実力というものをさぐり,自分をアピールしようとみんな意識を高めています。

よくあるトラブルとして,新しくやってきた先生が,自分の意見を通そうとするがあまりに,今の学校のシステムを否定してしまうことです。

「え?この学校って,健康診断書は担任が記入するんですか?私の前の学校では養護教諭の先生が書いていましたよ。絶対にその方がいいと思うんですが。」

「中央公民館までいくのに「出張」で取り扱うんですか?普通「別勤」でしょー」

「掃除の時間に,子どもたちの上着を脱がせるんですか?前の学校ではそんなことはしませんでしたよ。」

こういった感じで口をとがらせてしまう先生もいますね。

「この学校」なんて客観的な言い方もきらいだし,「前の学校では」なんて話も言い出せばきりがありませんよね。

新しく赴任した先生の心構え1

基本的に,始めはその学校のシステムに従う!

まずは認めて,理解することから始めましょう。

学校の先生はえらそうにしてしまいがちです。

自分が経験してきたことがあたかも「王道」のようにとらえてしまい,赴任先の学校でもそれと比較してしまう。

そして,赴任したばかり気を張っていて,なめられたくないと思うのか,頭からその学校を否定するようなことを言ってしまう。

・・・・なんて人は一部かもしれませんが,実際,いますよね。

口にはしなくても,心の中で(え~この学校って…)って感じている先生もいるでしょう。

でも,いきなりきた先生がブーブー言って簡単に変わるものでもないし,変えるべきでもないと思います。

その学校なりに検討を重ねてできてきたシステムなのでしょうし,なによりこれまでその学校でがんばってきた先生方が,気を悪くしてしまいます。

新しく赴任した先生は,まずは従ってみること。

そしてその学校のシステムを十分に理解し,自分も学校のシステムに溶け込むことですね。

批判するべきを批判するのは,そのあとです。

本当に検討が必要であると感じるなら,自分が学校の一員として十分に溶け込んでからです。

そのときの批判には説得力もあるでしょうし,他の先生方も聴く耳をもってくれます。

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この時期,職員室では腹のさぐり合い

2010-04-13 19:19:47 | 教師の仕事術の攻略法
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4月の職員室には,新しく赴任してきた先生方も加えて,雰囲気が一新します。

私も今回,新しい環境でドキドキの一年生です。

(あの先生はどんな先生かな?)

(どれくらい仕事ができるのかな?)

(私の専門の体育,この学校の体育主任はどんな人かな?)

(同じ学年部の学年主任,しっかりした人かな?)

(お酒飲めるかな?)

先生たちも,同じ職場の同僚にいろいろと興味津々です。

いわゆる「腹のさぐり合い」です。

そんな時期を経て,みんな馴染んでいくものですよね。

新しいチームになっていきます。

そして,このチームを作っていくのに,やはり最初は肝心です。

初めて同じ職場になった人への,印象というのは大事です。

だから,

忙しい時期だけど,お茶の時間はともにする!

ということを心がけましょう。

この時期は,お茶の休憩をとらなくなりがちです。

1.年度スタートの学級の忙しさで,職員室にいく時間すらもてない

2.新しく赴任した先生は,やはり慣れない場で居づらい

気持ち分かります。

お茶なんて飲んでいられないというのが本音です。

でも,それが続いてしまうと,本当にこれから先も周りの先生と普段の会話をする時間はもてなくなってしまいます。

そして,その先生の印象が「親しみにくい」「付き合いが悪い」もしくは「余裕がない」という感じになってしまいます。

それは,同じチームメイトとしてさびしいですよね。

だから,お茶も仕事上の必要事項だととらえて,できるだけ足を運びましょう。

そして,自分から広く周りの人と交わりましょう。

そうして深められた親睦のおかげで,新天地で分からないことばかりで困ったときに,すぐに手を差し出してくれる仲間が増えるはずです。

やはり,仕事を進めていく上で,身近にいてくれる仲間というのは何よりの財産ですよね。

※ちなみに,私もついこないだまでは,お茶休憩など一切とらない先生でした。

しかし,校務上の立場が変わってきて,そういったコミュニケーションも必要だと感じるようになり,少し苦手でしたが,顔を出すように努めてきました。

教員にも,「社会性」ですね。

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新年度のスタートは先生がやっちゃいましょう

2010-04-12 20:57:21 | 学級生活の攻略法
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新年度のスタートにあたり,私も毎日,実際に感じたことを,今は紹介していきたいと思います。

新しい学級のスタートにあたり,学級のシステムをいろいろと作り上げていくことになります。

・日直の仕方

・一人一役の仕方

・宿題のチェックの仕方

・授業中の発表の仕方

・授業のあいさつの仕方

・ノートの取り方

・掃除の仕方 ・・・

もっともっといっぱいありますよね。

それらを,カードにして示したり,掲示物にしたり,いろいろと工夫しながら先生は子どもたちに教えていきます。

学年段階によっても指導の仕方は変わってきますが,この学級のスタートの時期の指導はとても重要です。

今しっかりとできれば,一年間しっかりとできそう。

今できなければ,一年間があやしくなりそう。

だから,確実にいきたい。

そんなときの,教える先生の基本的な姿勢はやっぱりこうです。

はじめは先生が主役になって,全部やっちゃう!

先生がやっちゃいましょう!

早く子どもたちにさせたくて,早く覚えさせたいから,先生はパッと一回説明して,次は,(本番は)子どもにさせようとしてしまいます。

もちろん,これから先,主役としてやっていくのは子どもですから,「さっそく今日から」といきたい気持ちは分かります。

が,本当に確実な姿をめざすなら,はじめは先生がやるべきです。

・日直も,最初の二週間は,先生がやります。完璧な態度でやり遂げます。

・一人一役の仕事も,最初の日は先生がやります。大変ですが,30個の仕事を口で説明しながら,駆け足でやってみせます。

・宿題のチェックも,子どもにさせたいものでも最初の一週間は先生が全部見ます。チェックのしかたを分かりやすく示しながら。

・授業のあいさつも,最初の一週間は先生が全部します。クラスがピシッとひきしまるほど上手なあいさつで。

・授業の発表も,最初の3時間ぐらいは,全部先生が発表しちゃいます。次から子どもが安心してマネできるほどに。

・ノートも各授業の最初の一時間は先生がとってみせます。(とっておきます。)ノートの手本として,子どもたちにとって保存版となるように。

これらの姿を子どもたちにとくと見せるのです。

学級のスタートで,子どもたちがまだできないから先生がする,ではありません。

今後一年間は子どもが主役になってすべてやっていくために,今は先生が身をもって手本になる,そういう意識です。

はっきり言って,先生は結構な体力がいります。

しかし,この時期のがんばりが,これからの学級運営に大きく左右しますので,ここはふんばりどころですね。

いきなり子どもにさせて,先生が横から口を出してあーだこーだ言うよりも,よっぽど子どもたちにとって分かりやすく,説得力のある指導となります。

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